
ロボット技術やデータサイエンス社会の課題を解決する研究に取り組んでいます。これまで300以上の企業と対話を繰り返し、その中でニーズを探りながら、自分に求められている課題を抽出し、それを研究テーマに落とし込んできました。例えば、娯楽の分野でしょうか。学生に、最新のゲームに求めることは何かを聞いたところ、触感などのリアルな感覚が充実してほしいという声が多くありました。私もFPSゲームをプレーしますが、大切なのは自分が欲しいものを形にするというモチベーションでしょう。

学生との対話を通じて課題を設定し、個人に合わせて研究を支援しています
LSI(大規模集積回路)やMEMS(微小電気機械システム)などの最先端技術を応用したシステムをロボットや人に付与することで、感覚を拡張し介護福祉や製造工場、アミューズメント分野などで新たな可能性を拓くことに情熱を注いでいます。触感は、目や耳とは違い体中に分布しているので、システムに落とし込むのがとても難しく、より敏感な触覚センサをたくさんつけて、精度の高いデータを採取する必要があります。それにともなって配線は増え、データ量も膨大になってしまう。その課題を解決するための技術を開発、提案しています。

世の中にどう役立つのかを考えて取り組むことを重視。企業や海外連携なども積極的に行います
自分がやりたいことをとことん突き詰め、自分なりの研究テーマを見つけてください。一生懸命打ち込んだ研究成果が、いつか想像もつかなかった分野で活用されると期待感を持つことが、学びの意欲につながるはずです。
専門:次世代ロボット、触覚センサネットワークシステム、人間拡張技術、 集積回路設計、組込みシステム、社会実装
2008年に九州大学で博士(工学)を取得。2014年~2020年に東北大学マイクロシステム融合研究開発センターでの勤務を経て、2020年から東北工業大学工学部電気電子工学科に。同年には、株式会社レイセンスを創業し、取締役・最高技術責任者に就任している。
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