
土木事業は、人々が安全で快適に暮らせる生活基盤を整えると同時に、災害から人命や財産を守る重要な役割を担っています。一方で、大規模な工事は自然環境や地域社会にさまざまな影響を与えるため、土木技術者には高度な専門性だけでなく、環境への深い配慮や倫理観が求められます。川端先生の土木と環境をテーマとした授業では、民間企業や研究機関で活躍する経験豊富な有識者による講義を通じて、実際の現場で直面する課題やその解決事例を学びます。教科書や座学だけでは得られない実社会での実践に触れることで、土木分野の役割や責任を理解し、将来のキャリアについて具体的に考えることを目的としています。

私たちの何気ない毎日を支える、土木と環境の学びにふれる時間
環境総論、自然との共生、地域との調和、防災と環境など、土木分野に欠かせないテーマを軸に授業を展開しています。各回の講義は、民間企業や研究機関で活躍する経験豊富な有識者が担当し、自身の実体験や現場での具体事例を交えながら解説します。週替わりで講師が変わることで、多角的な視点に触れられる点が特長です。毎回の講義後にはレポートを提出し、学生がどこに関心を持ったのかを把握しながら学びを深めていきます。

見えにくいインフラの大切さを、身近な視点から考える講義
最終講義では、これまで十数回にわたり学んできた各テーマを総括する形で、グループワークを実施します。討論を通じて意見をまとめ、発表まで行うことで、実際の業務に近いプロセスを体験します。発表後には講師からのフィードバックがあり、自身の考えを客観的に見直す機会にもなります。教材は各講師が用意した資料を学内ポータルで共有し、PCを活用した学習環境を整備しています。講義はすべて対面で行い、現場のリアルな声に直接触れることを大切にしています。

未来を見据えたまちづくりで人や環境・地域に貢献できるエンジニアを育成
理科科目が好きな人はもちろん、地理や歴史など社会科目に興味がある人にも向いています。科学的な視点と俯瞰で捉える力を活かし、インフラやまちづくりを通して人々の暮らしを支えたい人におすすめの分野です。
1年生後期を対象とした専門教育科目です。土木と環境をテーマに、多様な立場や考え方に触れながら物事を多角的に捉え、異なる意見を理解する力を養います。また、講義や演習を通じて専門的な知識・技能を修得し、それを実社会で活かすための実践力を身につけることを目的としています。基礎段階から土木技術者としての視野を広げ、次の学びや将来の進路につなげる位置づけの授業です。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



