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  • 佐々木 翔平さん(ミュージシャン・作曲ワールド/ドラマー)

東京都認可/専修学校/東京

トウキョウスクールオブミュージックアンドダンスセンモンガッコウ

仕事がある日でも3時間は個人練習をしています

先輩の仕事紹介

ゴールがない仕事。終着点がないから続けられる。それが魅力なんです。

ドラマー
ドラムテクニックコース/2013年3月卒
佐々木 翔平さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

アーティストのサポートメンバーとして、ライブやレコーディング、PV撮影などでドラムを叩きます。バンドマスター的な役割を果たすこともあります。今年からレッスンの講師も始めたので、ありがたいことに1年先までスケジュールをいただいている状態です。今までの仕事で特に印象深かったのは、台湾でのライブですね。1000人を超える規模で、海外のお客様の勢いは凄かったですよ。お客様の声でカウントが聞こえないくらい。しかも出待ちの人達がキレイに一列に並んでいるんです。文化の違いを感じましたね。この仕事の魅力は、ゴールがないこと。僕は目指すものがなくなる感覚が嫌いなんです。終着点がないからこそ続けられる仕事です。

この分野・仕事を選んだきっかけ

僕はTSMを卒業して、すぐにプロになることができました。学校で組んだバンドでPVを作ったのですが、それを見た現在の事務所のマネージャーに声を掛けられたんです。卒業間近のライブに来てくれて、「近々、空いてない?」と。翌日食事に行ったら「キミのマネージメントをさせてくれないか」と突然言われました。一緒にやりたいアーティストを聞かれたから「nanoさん」と答えたら、その場でnanoのディレクターに電話をして、「いいドラマーがいるから使ってくれ」って。しかも「来週レコーディングだから行ってくれ」と言われ、混乱の極みでしたね(笑)。1週間後に参加したら気に入ってもらって、そのまま参加させてもらうことになったんです。

幼稚園の頃からドラムを叩いていました

学校で学んだこと・学生時代

TSMで学んだのは、スキルとともに人間関係ですね。まず、上下関係や人を敬うことの大切さ。僕はスポーツをやっていたのでその点では苦労はしませんでしたが、特に印象的だったのがドラマーとしての人間関係について先生から言われたことです。「ドラマーにとって必要なのはスキルだけじゃない。スタジオに入ると指揮者の立ち位置になるから、いい空気を作っていかなきゃいけない。ちょっとピリついていたら、笑わせて場を和ませるのもドラマーの役割です。そういうドラマーを目指して頑張ってくれ」と。この教えは、今でも現場でしっかり守っています。

場の空気作りもドラマーの役割なんです

佐々木 翔平さん

INTACT RECORDSに所属/ドラムテクニックコース/2013年3月卒/「4歳の時、缶を並べて叩き出したのが、ドラマーとしてのスタートです(笑)」。幼稚園の年長からドラムのレッスンに通うようになる。高校に入って、現実的にドラマーの道を考えるように。「TSMの体験入学に参加し、直感で“あ、ここだ”と感じたんです。先生も学生も明るいし、みんな笑顔で雰囲気が良かった」。TSMで組んだバンドのPVがきっかけで、卒業してすぐプロとして活動をするように。現在、様々なアーティストのサポートとして活躍中。「今からミュージシャンを目指す人、若いうちは、若さを武器に頑張って欲しいと思います」。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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