弊社では、日用品や家電製品、自動車など、日常生活を支えるさまざまなモノの原料である化学製品を作っています。僕の所属は経理部の工場経理グループ。工場が有する設備などの固定資産の管理や、原価計算が主な仕事です。ものづくりの現場において、コストを適切に管理することは会社の収益を上げるためにもとても大事なことなので、日々、現場から頼りにされる経理をめざして業務をこなしています。経理は、どんな企業でも欠かせない仕事ですが、中でも大手の化学系企業で働く道を選んだのは、社会を支えているという実感が大きいから。今後は簿記1級の取得をめざして経理に役立つ知識を広げ、会社を支えることで社会に貢献したいです
簿記やお金の知識は将来さまざまな場面で役立ちそうだと考え、事務や経理職をめざすように。大原ではパソコン関連のスキルを磨き、ファイナンシャルプランナーや簿記2級、電卓検定など、ビジネス系の資格取得に励みました。学びの中で、特に興味を持ったのが会計分野です。企業の会計職を務めていた先生から、一つひとつの会計処理が、企業にどういった影響を与えるかまでをリアルな現場の話を交えて学べたおかげで、より理解が深まりました。「計算して出てきた数字に対して、どういう考えのもとにその数字を導き出したのかまで説明できるように」という先生の教えがずっと心に残っていて、今も仕事を行う上で大切にしています。
ビジネス系の資格の勉強がしたいと考えた時に、まず思い浮かんだのが大原学園でした。就職するなら大手の企業をめざしたかったので、有名企業とのパイプが太いというところに興味を持っていました。無料の送迎バスでオープンキャンパスに参加できたことは、遠方に住んでいた私にとって大変ありがたく、驚きでしたね。わかりやすいオリジナルテキストや会計のプロから直接学べることも魅力でしたが、入学する前からのサポートが手厚いことが印象的で、大原への進学を決めました。一人暮らし用のマンションを紹介してもらったりもできるので、もし地方に住んでいて進学を迷っている人でも安心だと思います。
三井化学株式会社/事務・経理職専攻コース/2022年卒/尾添さんが勤める三井化学株式会社は、国内屈指の総合化学メーカー。自動車、電子・情報、健康・医療、農業、建築・建材など、幅広い分野の製品やサービスを提供し、人々の生活を支えている。「さまざまなモノをつくる会社の経理をしていると、普段目にする身近な商品が何でできているかといったこともわかるので、そういう意味でも楽しいです。数字を通して会社の状況や動きが見えるのも、面白いですよ」と経理の魅力を教えてくれた尾添さんは、現在簿記1級の取得に向けて勉強中。知識を増やして担当できる案件を増やしたいと、意気込みを見せてくれた。