
精神看護は一見難しそうに見えますが、実はしっかりとしたエビデンス(科学的な根拠)に基づく学問です。心と体は深くつながっていて、心が安定すると病気の回復も早まるという科学的なデータがあります。
10年間の病院での経験、特に正確さが求められる手術室での経験を生かして、「すべての看護には科学的な根拠がある」という考え方を学生に伝えています。体だけでなく心も看ることができる看護師を育てること。そして現場に出た時に「学んだことが自分を支えてくれる」と感じられる教育を大切にしています。
この思いの背景には、私自身が新人の頃に経験した、学校で学んだことと現場とのギャップによる戸惑いがあります。かつての私のような不安を学生たちに感じさせず、学びを現場での自信につなげられるよう、毎日の授業に向き合っています。

学生が興味を持って取り組めるように、常に授業の内容や進め方を工夫しています
安達先生の授業では、アニメーションを使ったスライドを自分で作り、見て分かりやすいように工夫しています。学年ごとの反応を見ながら、資料を常に改良し続けています。
大切にしているのは、先生と学生の距離感。本校は学生数が多いからこそ、支え合える仲間づくりができる環境があります。「私自身も、学生が何でも気軽に相談できる身近な存在でありたいと思っています。覚えることも多く大変な看護の道ですが、笑顔と活気ある雰囲気の中で、しっかりと「看護の土台」を築いていける指導を心がけています」と語ってくれました。

学業だけでなく、様々な悩みも相談してもらえる存在になれるよう心がけています
看護は誰もが自分らしく活躍でき、一生誇れるやりがいのある仕事です。多様な視点が必要とされる現代、この分野の可能性は日々広がっています。まずはオープンキャンパス等で、その意義を直接体感してみてください。

専門:精神看護学
専門:精神看護学
山形大学卒業後、県内病院の手術室や一般病棟で10年間、看護師として勤務。現場で患者のケアをしながら、同大学大学院で学び続け、修士の学位を取得。2021年より本学で精神看護学を教えている。臨床現場で感じた「学校で学んだことと実際の医療のギャップ」を埋めるため、教科書だけに頼らない独自の授業スタイルを作り上げた。科学的な根拠に基づいた看護の大切さを、学生たちに熱意を持って伝えている。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。


