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歯科技工士

健康な歯を復元する職人義歯であって義歯ではない本物感を追求
歯科技工士は、歯科医師からの指示書をもとに入れ歯や被せもの、歯の詰めものなどを製作する仕事です。歯科技工士になるには、養成機関を卒業し、歯科技工士国家試験に合格して歯科技工士免許を取得しなければなりません。歯科技工士免許取得者の多くは、歯科技工所や歯科医院に就職します。また、実力を積めば独立開業することも可能な職業です。歯科技工士は、今後の高齢化社会の到来に向けてますますニーズの高まる仕事だと言われています。加えて、就職希望者の減少や離職率の高さなどから、若者層の歯科技工士は売り手市場となっており、努力次第では、広く社会に求められる人材となれる可能性があります。歯科技工作業のデジタル化が急速に加速しているなど、歯科技工士界は大きな変革期を迎えています。
歯科技工士
歯科技工士<国>

歯科技工士

丈夫な歯を再現するなど、歯科医療を陰から支える高精度な技術職
歯科医師の指示のもと、入れ歯(義歯)、さし歯、金冠、矯正装置などの製作、修理などを行う仕事。咀嚼(そしゃく)機能や発声機能の回復などに重要な役割を果たす、歯科医療において欠かせない仕事だ。高齢化によりニーズは高まっているうえ、最近は歯並びや形、色などに対する審美的な要求も多く、そうした要望に応えるためにも新素材や技術に対する研鑽も必要とされている。厚生労働大臣認定の国家資格。
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歯科技工士になるには

歯科技工士になるには

歯科技工士になるには、国家資格である「歯科技工士免許」の取得が必要です。高校を卒業後、歯科技工士教育機関にて必要な知識と技能を習得し、所定の学科を修了すれば歯科技工士国家試験の受験資格が得られます。歯科技工士国家試験は年に1回、全国統一で実施され、平成27年度歯科技工士国家試験の合格率は99.1%でした。養成機関で知識とスキルを積み上げていけば、合格することはさほど難しくはないでしょう。

歯科技工士の学校の選び方

POINT
歯科技工士養成機関は、2000年ごろまでは70校を超えていましたが志願者の減少に伴い、現在では全国に52校となりました(2016年5月現在)。専門学校と4年制大学、2年制の短期大学があり2~4年をかけて、歯科技工士として必要となる知識・技術を学んでいきます。最も一般的なのは、数も多い2年制の専門学校。「より幅広く、高度な歯科技工技術を身につけたい」と考えるなら、3年制の専門学校を選択するのもいいでしょう。4年制大学では、歯科技工技術の習得はもちろん、生体工学や再生医療学などの講義や実習も行われています。もし将来的に歯科技工士以外の道を選択する機会も残しておきたいというのであれば、それほど数は多くはありませんが、4年制大学や2年制の短期大学に進学するほうが無難かもしれません。なお、専門学校の中には夜間過程を設けている学校もあります。最短で歯科技工士となり現場で技術を学んでいきたいのか、もしくは、歯科技工士の分野を幅広く学びたいのかによって選ぶ学校は必然的に決まってくるはずです。学費も学校によって大きく異なってくるため、どんな歯科技工士になりたいのかをじっくり考え、学校を選ぶ必要があるでしょう。

歯科技工士に求められる人物は?適性を知る

POINT
歯科技工士不足を受け労働環境は改善されつつあるものの、製作に時間がかかる新人のうちは長時間労働に見合う給料が得られないなど厳しい面もあるでしょう。ですが、なり手が少ないということは、チャンスが多いということでもあります。“これからの歯科技工士界を背負っていく” という強い気持ちをもった歯科技工士が今、求められています。また、医業技術は常に進歩するものですから、治療のはやりをとらえ、新しい技術を吸収し続ける探究心も必要です。独立開業をして人を雇うのであれば、従業員をまとめていくマネジメント能力や、経営者としての適性も重要になってきます。

歯科技工士の必要な試験と資格は?

POINT
歯科技工士として働くためには、歯科技工士免許が必須。歯科技工士国家試験は筆記試験と実技試験が行われ、年1回2月に実施されます。2014年度までは各都道府県で行われていましたが、平成27年度より全国統一で実施されることになりました。2016年2月28日(日)に実施された平成27年度歯科技工士国家試験は、受験者数1114人、合格者1104人、合格率99.1%という結果でした。学校で知識と技術をしっかり学べば、ほぼ合格できると言えるでしょう。
歯科技工士の仕事内容

歯科技工士の仕事内容

歯科技工士は、歯科医師が作成した指示書をもとに入れ歯、歯の被せもの、歯の詰めもの、矯正装置などの製作・加工、修理を行います。製作する歯科技工物は、大きくは二つに分類されます。一つは、虫歯などを削った部分を回復するための詰めもの(インレー)や被せもの(クラウン)。もう一つは、歯を失った場合に装着する部分義歯(パーシャルデンチャー)や総義歯(フルデンチャーまたはコンプリートデンチャー)です。また、国で金額が設定されている「保険治療」と歯科医院が独自に値段を決めてよい「自由診療」のどちらの技工物かによっても、使う素材などが異なります。近年、スポーツにおける歯科の重要性がますます高まっており、歯を守りパフォーマンスの向上を目的としたマウスガードの製作も増えてきました。失われた顔や体の一部を、人工の材料を使って形態などを補うエピテーゼの製作に携わる歯科技工士もいます。

歯科技工士の気になる?年収・給料・収入

POINT
新卒採用の求人を見てみると、歯科技工士として就職してからもらう給料の目安は、16万円~22万円/月がボリュームゾーンで、平均すると20万円前後となりそうです。以前は17万円前後でしたが、就職率の低下や7割、8割とも言われる離職率の高さなどから人材確保が難しくなっている現在では、初任給はアップ傾向です。しかし、厚生労働省の統計では男女計の平均年収は約426万円と、他の医療系専門職と比べると低水準なことは否めません。また、週休1日の職場も多く、歩合制の技工所では残業しても手当がつかないことがほとんどなど、勤務時間と給料のバランスが整っているとは言い難いのも事実です。それでも、地道に勉強を積み重ね、技術を磨くことでそれに見合った給料をもらっている歯科技工士もいます。事実、年収1000万円を超える歯科技工士も多くいます。一概には言えませんが、年収の差は、技術力の差に大きく影響されているのは間違いなさそうです。また、独立開業した場合には技術力に加え、経営者としてのセンスも年収に大きくかかわってくるでしょう。

歯科技工士の就職先・活躍できる場所は?

POINT
2014年12月31日現在、全国の届け出歯科技工士数は3万4495人で、そのうちの70.8%にあたる2万4425人が歯科技工所で働いています。続いて多いのが、病院・診療所の9630人(全体の27.9%)となっています。そのほかには、歯科器材・材料関連企業、歯科技工士教育機関などがありますが、決して多くはありません。歯科技工士数が3万4495人で、歯科技工所が2万166カ所というデータもありますから、歯科技工所で働く場合、何百人と同僚がいるというケースはあまり多くはないでしょう。歯科技工士を年齢階級別にみると、20代は全体の約12%で、50代以上がおよそ半分を占める高年齢化が進んでいます。若手不足と言われている歯科技工士業界ですから、歯科技工士として働き出す際に就職先がみつけられないということはほとんどないと言えそうです。※数字はすべて厚生労働省「平成 26 年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」より
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  • 病院

歯科技工士のズバリ!将来性は?

POINT
CAD/CAMをはじめとするデジタル化が急速に発展するとともに、新素材の開発も次々に行われています。また、アジアなどで日本の歯科技工物を製作する流れが加速しているなど、歯科技工士界は大きな変革期を迎えています。「歯科医師過剰」のニュースを目にする機会が多くある一方、歯科技工士はなり手が少なく20代の歯科技工士数は全体の12%ほどにまで減少しています。歯科技工士を取り巻く環境は何かと厳しく見られがちですが、高齢化社会である現代、高齢者の健康や自立を支えるうえで歯の健康は不可欠であることが認知され、年齢を問わず自然で美しい歯を求める声も高まっていることから歯科技工士の役割はこれからますます重要になっていくでしょう。若者層が少ないということは、これから歯科技工士になる人にとってはチャンスとも言えます。しっかりと技術を身につけることができれば、引く手あまたな存在となれる可能性は大いにあります。

先輩たちにも聞いてみよう

歯科技工士のやりがいを聞いてみよう

冷たいものを飲んだ時に歯がしみると気になってしまうように、歯の不具合はたとえそれが小さなものでも違和感や不都合を覚える人は多く、食事が食べられないなど、深刻な悩みに発展してしまうものです。歯科技工士という仕事は、日々の生活に直結する「歯」そのものを作る仕事。技術を活かして、健康的な生活に貢献できることが歯科技工士の一番のやりがいでしょう。また、歯科技工士免許は独立開業が可能な医療資格であるため、歯科技工所を開業して独立することができます。技術の腕を上げ、歯科医師に必要とされる存在となればそれだけ多くの仕事がまいこみ、収入も増えます。歯科医療の世界は日々進歩を続けていくものですから、習得すべき技術・知識に終わりがないということも、やりがいにつながります。

歯科技工士の志望動機を教えて!

歯科医師同様、歯科技工士には、“親が歯科技工士”という人が多くいます。独立開業をして近くで働く親の姿を見て、自然とその道に進むケースです。また、「手先の器用さを生かしたい」「好きなものづくりを仕事にしたい」という理由から歯科技工士を目指す人も。また、歯科技工士を志望する人の中には、自身が歯科矯正をしている(していた)、祖父母が義歯を使っているなど、自身や身近な人が歯に不具合を感じている人が多いという特長がありそうです。「不具合を解消してあげたい」という想いや、不具合が解消され、普通の生活ができる喜びが、歯科技工士を目指すきっかけになっているようです。歯科技工士は人の健康をつくることができる仕事です。常に技術の向上が求められたり、納期前は残業が続いたりと、大変な仕事ではありますが、人の役に立てる魅力ある仕事です。
取材協力
ハナキューデンタルラボ 代表 三浦大輔さん
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歯科技工士<国>の就職先

歯科技工士<国>の就職先

歯科診療所、病院歯科、歯科技工所などのほか、歯科器材メーカー、歯科材料関係企業などに勤務する。歯科医師、歯科衛生士などとのチームプレーが求められる。
歯科技工士をとるには

歯科技工士<国>をとるには

歯科技工士<国>の受験資格

歯科技工士試験は毎年、各都道府県単位で学説試験と実地試験が行われている。受験資格は、文部科学大臣指定の歯科技工士学校または厚生労働大臣指定の歯科技工士養成所を卒業した者など。

歯科技工士<国>の合格率・難易度

合格率
99.1%
※2013年実施

資格団体

厚生労働省 各都道府県の衛生主管部局
電話:-
URL:http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/index.html
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