
本授業は、企業や自治体が抱える「本物の経営課題」にチームで挑み、産学官連携プロジェクトを通してリーダーシップを磨きます。連携先は大手日用品メーカーや人気雑貨ブランドといった有名企業から、行政機関、NPOまで多岐にわたります。取り組むテーマは、現場の「リアルな困り事」です。例えば、製品の販売戦略やサービスの広告戦略、ふるさと納税の返礼品の企画開発など、答えのない課題に対して解決策を提案します。この授業で身につくのは、不確実な社会で必須となる「協働力」と「構想力」です。本授業で重視するリーダーシップとは、仲間と協力して成果を生み出す力のこと。議論と調査を重ねて企画を練り上げるプロセスは、将来どのような業界に進んでも必ず役立つスキルになります。

企業に訪問し、現場のリアルな声を聞きながら、課題解決に向けた取り組みをチームで考えていきます
本授業における最大の魅力は、「教室での理論」と「現場での実践」を行き来しながら学べる点です。現場そのものが、学生にとっての教材になるのです。連携企業の担当者から直接お話を伺い、教室で学んだ知識を現場のリアルと接続させていきます。企業の方と直接やり取りができるのも、この授業ならではの特徴です。学生たちの提案に対して「ここは良いけれど、ここが足りない」といった、プロの視点による率直なフィードバックをすぐに受けられる環境は、学生のみなさんにとって大きな成長の機会となるはずです。

学生自身が自分たちのアイデアを形にするため試行錯誤を重ねることで、気づきと主体性を引き出します
教員はあえて正解を教えず、「伴走役」に徹します。学生に対し「こうしなさい」と指示するのではなく、「なぜそう考えたの?」と問いかけることで、学生自身の気づきと主体性を引き出すよう心がけています。教科書をなぞるのではなく、実際の現場で感じた気づきから考える力を育みます。そのため、ビジネスツールを使ってプロジェクトを進めたり、企業の担当者と対等に議論したりする環境を整えています。1年次で学んだ経営やマーケティングなどの知識を総動員して挑む、まさに知識の実践の場です。

少人数グループ内で企業に対して本気で議論します。
部活動や委員会などで、仲間と何かを成し遂げた経験がある人におすすめです。また、正解を覚えるのではなく、難しい課題に対して自分たちの答えを創り出すことにワクワクできる人に向いています。

課題解決は難しくありません。基礎を学び段階的にステップアップできるので、楽しく社会のリアルを学べます
【授業について】
担当教員は経営組織論を専門とする渡邊泰宏准教授。
本科目は2年次の必修科目であり、1年次の演習で習得したコミュニケーション力やデザイン思考を土台としています。基礎から段階的にステップアップできるカリキュラム編成のため、無理なく「社会のリアル」へ挑戦できるのが特徴です。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



