「高校生活を彩った思い出のアーティスト」を高3約540人に大調査!みんなの思い出曲は?
こんにちは、スタサプ編集部です。春だね~花粉飛んでるね~。
テレビやラジオ、TikTokから流れ始める卒おめソングの数々とともに、高校生活をしみじみと振り返ってしまったりするこの季節。
高3のみんなは入学直後からコロナで自粛ムードだったりと、この3年間本当にいろんなことがあったね…。
そこで今回の調査では今年高校を卒業する3年生536人に「高校生活を彩った思い出のアーティスト」を大調査!
通学途中で聴いたあの曲や、好きな人からおすすめされたこの曲など、みんなの思い出を深堀りしていくよ。
目次
- スタサプ編集部の「高校生活ソング」エピソードは…
- 高校生活を彩った思い出のアーティストは?
- 1位「Official髭男dism」は頑張りたいときにパワーをくれる
- 2位「優里」は失恋の時の共感度MAX
- 3位「back number」はつらいときの心の支えに
- 4位「YOASOBI」はリラックス効果あり?
- 5位「Saucy Dog」は友達との思い出ソング傾向
- 高校生活の思い出ソングは?
- 1位はMrs.GREEN APPLE『青と夏』は文化祭・体育祭のキラキラした思い出にマッチ
- 2位back number『水平線』はコロナで何もできなかったときの支えに
- 3位YOASOBI『群青』は気持ちを高めたいときに
- 曲を使った動画制作の思い出も!
- 【おまけ】「今年卒業のJKDKはバンド系が好き」っぽい? byスタサプ編集部
- 高3のみんな、卒業おめでとうー!
スタサプ編集部の「高校生活ソング」エピソードは…
高校時代は、Britney Spearsの見た目の可愛さから洋楽に目覚めて、その後のオーストラリアへの語学研修を経て、どっぷり洋楽漬けでした。
語学研修先のスクールバスでみんなが大熱唱してたSixpence None The Richerを歌いたくて練習したり(けなげw)、ボーイズグループ全盛期だったので'N Syncやa1、westlifeにはまって、授業後は同じ洋楽好きな友だちと三人でMV見て踊ったり、歌詞を意訳しあったり、めっちゃ楽しかったです(だけど英語の成績はわるいという不思議)。
そういえば、当時毎号買っていた洋楽誌『INROCK』の本社が愛知県瀬戸市にあったり、大好きだった洋楽誌『COOKIE SCENE』の創刊者が愛知県出身だったり、東京の人じゃなくても、地元の大人が自分の好きな世界に携わる仕事をしてるのだと知って、めちゃテンション上がったのを覚えてます。
高校時代はスピッツやらビヨンセやらジャニーズやら割と雑食気味にいろんな曲を聴いていたんですけど、今でも印象に残っている曲が『想い出がいっぱい』(H2O)。
卒業間近のころだったと思うんですが、家族に車で学校まで送ってもらっている途中、たまたまラジオから流れてきてなんかいい曲だな、と心にじわっと刺さったのを今でも覚えています。
※調べたら私が生まれる前の1983年3月にリリースされている40年前の曲でした!みんなもよかったら聴いてみてね♡
スタサプ編集部の頼もしき味方、「スタサプ進路高校生エディターLINE」と「スタサプ進路公式LINE」の友だちに登録してくれている高校3年生のみんな。協力ありがとう!
回答者属性:「スタサプ進路高校生エディターLINE」と「スタサプ進路公式LINE」の友だちに登録してくれている高校3年生
調査期間:2023年1月26日~1月29日
有効回答数:536人(男子:127人、女子:382人、回答しない:27人)
高校生活を彩った思い出のアーティストは?
ではさっそく、高3のみんなの高校生活を彩った思い出のアーティストを発表していきましょう!
今年卒業する高校3年生の高校生活は2020年4月、まさにコロナ禍からスタート。
休校やリモート授業、学校でのマスク生活と、通常とは異なる様子で高校生活を過ごしてきたみんなが選んだTOP3は1位「Official髭男dism」、2位「優里」、3位「back number」という結果に。
1位「Official髭男dism」は頑張りたいときにパワーをくれる
高3生が選んだ1位は「髭男(ひげだん)」こと「Official髭男dism」。
数々の人気ドラマの主題歌を飾ったほか、今の高3が1年生だった2019年の夏には『宿命』が『熱闘甲子園』テーマソングになるなど、高校生の大事な時に寄り添う曲を世に送り出してきたグループです。
高校3年生からもOfficial髭男dismの曲が頑張りたいときにパワーをくれた・奮い立たせてくれたというコメントがたくさん…!
「頑張りたいとき、コロナに負けそうになったときいつも聴いていました。なんか頑張れる気がした」(底辺ぽたく・高3女子・島根県)
「片思いしているときによく髭男の曲を聴いていた。『宿命』という曲があって、その曲は元気がないときとかに聴いて頑張ろうと思っていた」(ライム・高3女子・高知県)
コロナまっただなかで高校に入学し学校行事も制限されていた中で、やっと開催された体育祭や文化祭で聞いたという声もあり、貴重な学校行事の思い出とともに印象に残っているという声も寄せられたよ。
「高2の時のダンスフェスタで自分のクラスが使った曲のアーティストで、その曲を聴くたびに、数少ない行事の中で楽しかったなと思い出す。また、合唱部での3年生を送る会で歌った曲もとても思い入れが深い」(takkeishi・高3男子・広島県)
■学校行事が盛り上がる!
「体育祭や文化祭の前などチームで一丸となって何かを行う時にOfficial髭男dismを聴いていた。みんなやる気が上がり結束力が高まった」( ・高3男子・神奈川県)
「文化祭がオンライン開催になってしまった時にBGMとして使った。文化祭(オンライン)での個人企画でライブみたいになっていたのが青春そのものだった。コロナ禍でも元気づけられた」(みま・高3女子・京都府)
2位「優里」は失恋の時の共感度MAX
シンガーソングライター「優里」さんは昨年3位から1ランクアップして2位に。
人気のポイントは何といっても「恋愛」ソングの共感度の高さ!
男女ともに恋愛(特に失恋)していた時に、優里さんの切ないメロディーや歌詞が刺さっていた模様です。
「ドライフラワーを失恋したときに聴いていた!」(あくん・高3男子・福井県)
「失恋の時、恋をしている時、勉強している時などに聴きました!」(ゆいv・高3女子・京都府)
ほかにも自粛期間中に「TikTokなどのSNSでよく聴いた」「カラオケで歌った」という声もあったよ。
「高校生活が始まったころがちょうどパンデミックでTik TokなどのSNSを見る機会が多かったので、毎日どこかで聴いていて頭に残っていた感じだった」(Ella ;) ・高3女子・奈良県)
■恋愛ソングの共感度高し!
「いつでも聴いてた!元気もらえる曲もあるし、恋愛系もあるしで大好き!」(fff・高3男子・滋賀県)
「Tani Yuukiと優里は受験勉強のやる気が出ない時とかに聴いてやる気だしてた!」(ラーメン・高3女子・大阪府)
■カラオケで歌いたくなる!
「カラオケでやっぱりみんなはここら辺を歌うから頭にずっと残ってて、楽しかった大切な思い出になる曲だと思う」(nnn・高3女子・茨城県)
「優里→カラオケに行ったら絶対1人は歌ってた!癖強めの友達がシャッター落としまくってた笑」(みぃもりこ・高3女子・福岡県)
3位「back number」はつらいときの心の支えに
第3位には来年で結成20周年を迎える3ピースバンドの「back number」がランクイン。
1位のOfficial髭男dismが「頑張りたいときにパワーをくれる」というコメント多数なのに対し、back numberは高校生にとって「つらいときに励ましてくれる」アーティストだと思われているみたい。
「共テで失敗したあと気分をあげるために聴いていた。励まされた気がして切り替えることができた」(ゆう・高3女子・滋賀県)
「高校で制限が多くて苦しいことを代弁してくれた気持ち」(りんご・高3女子・埼玉県)
「行き詰まった時back numberの『水平線』を聴いて、めちゃくちゃ共感して、少し前を向けた」(ひーー・高3女子・北海道)
「コロナウイルスが流行した影響でコンクールが中止になってしまったときに前に進むきっかけをもらった」(めろちゃん・高3女子・神奈川県)
イレギュラー続きな高校3年間、しんどい気持ちに寄り添ってくれた音楽の存在はすごく大きいよね…!
■好きな人関連の思い出ソング
「中夜祭で好きな人がいるバンドが演奏してた。みんな盛り上がってて、迫力がありカッコよかった」(あー・高3女子・千葉県)
「遠距離中の彼氏と一緒にカラオケに行ったとき、『この曲良い曲なんだよ』と言ってback numberの『日曜日』を歌ってくれて、『もし一緒に暮らすようになったら…』と思わず考えてしまってドキドキしました…!寂しくなったときに聴いてあのときのことを思い出しています」(SUM・高3女子・岡山県)
■冬のイメージがあるJKも
「テレビで水平線を聞いたり、クリスマスにクリスマスソングを聴いたりしました」(たけのこの山・高3女子・広島県)
「冬の通学路によく聴いていた。冬が来た感じ恋が始まる感じ!」(さり・高3女子・兵庫県)
4位「YOASOBI」はリラックス効果あり?
4位はコンポーザーのAyaseさん、ボーカルのikuraさんからなる2人組ユニットの「YOASOBI」。
昨年の2位に引き続き上位をキープする人気っぷりです。
イベントで使われていたというコメントも多かったけど、注目したいのは「リラックスできる」という男子からのコメント。
「通学の時にずっと聴いていた。忙しい毎日に聴くと、リラックスできる」(はると・高3男子・岡山県)
「YOASOBIの声が落ち着く」(ともや・高3男子・三重県)
ikuraさんの透き通った声が、受験勉強や部活で忙しいDKの耳に癒しを届けてくれていたのかも。
■行事などで流れていたのが印象に残ってる
「文化祭の時に教室で流れていたのが特に印象に残っています。受験勉強で苦しくなった時、音楽を聴いて気持ちを落ち着かせていました」(ぱんだ・高3女子・東京都)
「生徒会で仕事をしながら流していた。みんなで好きな曲を流しあって、いろいろな曲が知れて楽しかったし、仕事も捗った」(ららら・高3女子・神奈川県)
■奮い立たせたいときに聴く
「登校中(電車の中など)に聴いて、気分を高めていた」(ホイップくりーむぱん・高3男子・福岡県)
「受験の前に、『ハルカ』を聴いて、パワーをもらってました」(夜桜・高3女子・岩手県)
「試験前や試合前、部活前など自分を奮い立たせたいときに聴き、とても勇気が出た」(ノダタク・高3男子・愛知県)
5位「Saucy Dog」は友達との思い出ソング傾向
5位は3ピースバンドの「Saucy Dog」がランクイン!
Saucy Dogを選んだ人に共通するキーワードの一つが「友達」。
「失恋した時とかにSaucy Dogを友達に聴かせてもらった」(ガッキー・高3男子・神奈川県)
「学校からの帰り道に友達ときいてて、歌詞と自分たちが重なって感じられて青春だなって感じた」(にゃんちゅー・高3女子・鹿児島県)
「落ち込んだ時に聴いたり、テンション上げたいときに聴いたり、友達を思い出しながら聴いた」(いちご・高3女子・宮城県)
友達から勧められたり、一緒に聴いたり、思い出したり…。
切ない恋愛ソングが刺さるだけじゃなくて、その曲を聴いた時の友情エピソードも大変エモでしたねえ。
■ちょっと切ない恋の歌詞が刺さる
「学校の行事で流したり、個人的には、作業中に聴いてた。Saucy Dogがはやっていて恋愛ソングが心に刺さり実感できる歌詞で声も好き!」(マックス・高3女子・沖縄県)
「みんながカラオケで歌っていて自然に覚えた。報われない恋の歌でちょっと切なくなった」(ろろん・高3女子・兵庫県)
■お散歩との相性GOOD?
「夕方散歩してるときに聴いてエモかった」(りんご・高3女子・鳥取県)
「夜、散歩に行くときにSaucy Dogの『いつか』を聴いてました。しんみりできるのでめちゃめちゃいいです」(椛・高3女子・大阪府)
高校生活の思い出ソングは?
続いては「思い出ソング」も紹介していくよ。
こちらは自由回答でみんなに聞いたので楽曲がばらけた&エピソードが思い出とパッションあふれすぎてて全部紹介したい…。
のですが、まずはランキング上位を紹介しますね。
Mrs.GREEN APPLEとYOASOBIが強い!
1位はMrs.GREEN APPLE『青と夏』は文化祭・体育祭のキラキラした思い出にマッチ
思い出ソング1位はMrs.GREEN APPLEの『青と夏』(2019年)。
この曲は学校行事で流れていた、踊ったなどのコメントがたくさん!
「文化祭や体育祭で流れて、この一瞬の学生生活を楽しまなきゃいけないな、と実感した!」(えむ。・高3女子・京都府)
「まだ1年めのコロナでいろいろできなかった時に、初めての高校の学校祭で流れて盛り上がった」(ぽん・高3男子・秋田県)
「文化祭のメイン曲だったのがMrs. GREEN APPLEの青と夏だった。コロナで制限が多い中でもやっとできた文化祭だったので青春色全開の青と夏がメイン曲ですごくテンションが上がった」(ただのファン・高3女子・三重県)
「青と夏:体育祭にて聴いていた。気分が高揚した」(たこやきらいす・高3男子・東京都)
やっとできた文化祭・体育祭の感動はひとしお。
なによりみんなの思い出エピソードがキラキラしすぎててさ…曲を脳内再生するだけで涙腺に来るようになってしまっている気がする。
「今年の文化祭では青と夏がよく使われてた!公式のMVもそうだけど、イントロから夏のキラキラ感とか、学生特有の瑞々しさがよく出てて文化祭も盛り上がった!(文化祭は秋でした)」(えむ。・高3女子・京都府)
「体育祭で、ハチマキ交換誘いに行く前にちょうど流れて、高校生の青春は今しかできないと思って勇気をだして声掛けに行きました!」(もか・高3女子・滋賀県)
青春だー!
「体育祭のフォークダンスをMrs. GREEN APPLEさんの曲で踊りました!すごくアップテンポで楽しい曲でした!」(かのん・高3男子・岡山県)
「真夏の部活の帰り道に聴いていた」(みかん・高3男子・東京都)
「大っ嫌いな夏もMrs. GREEN APPLEの『青と夏』を聞くと大好きになります」(Starlight・高3女子・岐阜県)
「Mrs. GREEN APPLEの青と夏:文化祭の準備期間や終わったあとに聴いて、みんなで高校生最高!!となっていました」(ふっか・高3女子・東京都)
2位back number『水平線』はコロナで何もできなかったときの支えに
思い出ソング2位はback numberの『水平線』(2020年)。
この曲はコロナの影響で中止となった2020年インターハイの運営を担当していた群馬県の高校生がグループ(ヴォーカルの清水依与吏さんは群馬出身)へ宛てた手紙をきっかけに制作された曲なんだそう。
突然これまで頑張ってきたゴールがなくなってしまった高校生に向けて贈られた曲は、エディターのみんなにもしっかりと届いていたみたいです…!
「コロナとかで辛くて辛くて死にそうな時にずぅっとエンドレスで聴いてた。大人に話してもわかってない思いをそのまんま曲になってたから救われた」(ひーー・高3女子・北海道)
「ちょうどYouTubeにMVがあがったのが部活ができなかった時で、私が思っていたことがそのまま歌詞になっていて号泣しながら聴いた」(あると・高3女子・東京都)
みんなのコメントと楽曲制作時のエピソードも相まって、大人もなんかちょっとうるっと来てしまう…。
「この曲は、清水さんが新型コロナウイルスで開催中止になったインターハイを目指していた高校生に向けて作られた曲で、辛い時に聴いて元気をもらっていた」(のゃん・高3女子・秋田県)
「コロナとも繋がるし部活など頑張ろって時に聴くと元気、やる気が出る」(マックス・高3女子・沖縄県)
「気分を上げたい時」(shoei3231・高3男子・京都府)
「部活の大会前に聴いて頑張ろうと思えた。新聞紙に歌詞が掲載されたことがあるのですが私の部屋に飾ってあります笑」(りんご・高3女子・埼玉県)
「コロナで何もかもできなくなったことを思い出した」(モリパンマン・高3女子・福岡県)
「学校がなかったとき励まされた」(ぼぶまる・高3女子・東京都)
3位YOASOBI『群青』は気持ちを高めたいときに
思い出ソング3位はYOASOBIの『群青』(2020年)。
この曲を選んだDKからは「気持ちを高めたいときに聴いていた」という声がちらほら。
「通学中、勉強中気持ちを上げたい時、テスト前などに聴いていた」(ミカン・高3男子・神奈川県)
「体育祭とか学校の行事ごとに聴いてた。自分に自信が出てくる」(そちゃ・高3男子・神奈川県)
合唱パートの手拍子で熱く盛り上がっていく感じが、気分を高めたいという心の動きにマッチしているのかも!
「the青春!っていう曲。CMで流れていたのはもちろん、友達とも歌ったりした」(MM・高3女子・埼玉県)
「3年間で最初で最後の文化祭で流れていてあぁちゃんと高校生してるんだなぁって思った」(あちゃん・高3女子・神奈川県)
「落ち込んでいるときに聴いて、気分が上がった」(ホイップくりーむぱん・高3男子・福岡県)
「リラックス」(いっくん・高3男子・静岡県)
「気持ちを高める」(りょう・高3男子・沖縄県)
曲を使った動画制作の思い出も!
上位3曲を含めて思い出の曲ランキングのREAL VOICEで多かったのが「動画で曲を使った!」という声。
「KALMA『夏の奇跡』:コロナ禍での最後の学校祭のエンディング曲として生徒会にいる友達がこの曲を使って動画を作ってくれました。その学校祭期間が一番楽しく青春のような時間で、感動と楽しい思い出がこの曲を聴いただけで思い出せます」(しふぉん・高3回答しない・北海道)
「Mrs. GREEN APPLE 『青と夏』:この曲を、文化祭のMV撮影の時に使ったのですが、映像はクラスメイトで水鉄砲や、頑張ってMV用の撮影準備をしている様子を撮ったので、ほんとに青春!って感じの雰囲気を感じられるし、楽しかったことをたくさん思い出します!」(あやか・高3女子・滋賀県)
「Snow Man『This is Love』:友達との思い出の写真とか動画とかのまとめを作る時に歌詞動画として曲を使った!」(おすず・高3女子・大分県)
文化祭やSNSでの投稿用に動画を作った経験がある人が多くてびっくり!
大事なイベントも、日常のワンカットも、動画の形であればよりリアルな一生の思い出として残せるのかも。
「Mrs. GREEN APPLE『青と夏』『点描の唄』:1年生の文化祭で青と夏でミュージックビデオ風の動画を撮ってて、毎日のように聴いてた。今でも聞くと当時の練習とか準備期間を思い出す」(ほーぷ・高3女子・島根県)
「Mrs.GREEN APPLE『青と夏』:オンライン文化祭でバカッコイイ動画を撮った時に使って、コロナ禍でもキラキラした青春があった」(みま・高3女子・京都府)
「HIPPI『君に捧げる応援歌』:部活の顧問の先生が、夏の最後の大会前に作ってくれたモチベーションムービーに使われていた。泣いた。:中学からずっとやってきた部活を最後までやりきろうって思えたし、先生や仲間が大好きだと改めて感じた。泣いた!」(さくらんぼ・高3回答しない・神奈川県)
「SEKAI NO OWARI『habit』:文化祭でMVを真似た動画を撮ってくれておもしろかったです」(Starlight・高3女子・岐阜県)
「YOASOBI『ハルカ』:先輩が部活を引退する時に作った動画に使ったり、自分たちが引退する時にも聴いて友達の大切さを改めて考えさせられた」(むーらん・高3女子・大分県)
「YOASOBI『ハルカ』:アルバム用の動画を2年生のとき先生に渡した。その時にバックミュージックとして使った」(リンゴ・高3女子・千葉県)
【おまけ】「今年卒業のJKDKはバンド系が好き」っぽい? byスタサプ編集部
今年のランキング、傾向をひとことでいうと「バンド」が多かった!
1位の髭男を筆頭に「back number」(3位)、「Saucy Dog」(5位)、「Mrs.GREEN APPLE」(6位)、「SEKAI NO OWARI」(7位)、「マカロニえんぴつ」(8位)とトップ10の半数以上がバンド系のグループという結果に。
この結果、編集部的にはけっこうびっくり。
というのも昨年(2022年卒業生)の調査では、バンド系は「Mrs.GREEN APPLE」(昨年5位)、「Official髭男dism」(昨年6位)の2組だけだったのです。
代わりに「BTS」(昨年1位)のほか、「NiziU」(昨年8位)、「TWICE」(昨年9位)などK-POP(系)のアイドルグループがトップ10にランクインしていたんだよね~。
単一回答→複数回答と条件が若干違うので厳密に比較はできないんだけど、この傾向、何でじゃろうか?という雑談をスタサプ編集部の音楽好きメンバーとしてみたので、最後に裏話的な感じでお届けします!
何となくだけど、印象に残った音楽の入り口が去年と変わっている感じがする…。
去年の3年生のランキングで上位に入っていたK-POP系のグループの曲はTikTokなどのSNSで流れてきたり、 YouTubeなどオンラインでよく聴かれていた感じじゃない?
去年卒業したみんなは、高校生活の中盤〜後半でコロナがはやって自粛生活やオンラインになったから、その時に聴いていた曲の印象が強いのかも。
たしかに、巣篭もり時代は自分もよくSNSで動画見てた!
ストーリーズとかTikTok見てると時間が一瞬で過ぎ去っていく…。
今年の高3は入学直後が自粛期間で、中盤〜後半で少しずつ学校生活や行事が戻ってきた世代だよね。
アンケートにあったように、文化祭などのリアルイベントで友達と思い出を共有した曲がランクインしてくるのもなんかわかるかも。
特に高3の文化祭が高校生活最初で最後の文化祭だった人だとより鮮烈に印象に残りそう!
あとは授業も再開してリアルで会うようになってからは、休み時間など雑談の時間がオンラインよりも増えたと思うんだけど、その時の話題としてドラマがテーマになったりしたとか?
会話の流れで自然と「主題歌もいいよね!」とか話題に上がったりしてたのかも。
人気バンド系グループのドラマタイアップ多いもんね。
Official髭男dismの『Subtitle』とかはまさにドラマ『silent』の主題歌だったしなあ。
あと、今年のアンケートでは「歌詞に共感した」って声がすごく多かったなー!
頑張りたいときにパワーをもらったり、つらいときの慰めになったりと音楽ってホントすごい。
コロナで先行きが見えない不安定な時代だからこそ、気持ちを代弁したり励ましてくれる歌詞に重きを置く傾向が去年よりも強く出ているのもありそう。
バンド系だと歌詞の内容に力を入れているグループも多いし、単純に言語の関係でK-POPや洋楽よりも歌詞の意味が意識しなくても入ってくるから。
あとは友達とカラオケが復活しつつあるのも一つの大きな要素な気がする!
は!たしかにアンケートでもカラオケで友達と歌ったってコメントちらほらあった。
「Saucy Dogを歌っている人を見て歌詞めっちゃいいじゃんって思った」とか「失恋した時に友達がカラオケで歌ってくれた」とか。
コメント読みながら「カラオケに行く」っていう遊びが復活したんだな、ってしみじみしたわ。
カラオケだと画面に歌詞が出て読めるから、歌詞のストーリーが耳で聴いてるより印象に残りやすそう。
歌詞を目で追いながらみんなで歌う、なんていう青春の思い出もランキングに影響してるのかも!?
「高校生活を彩った思い出のアーティスト」まとめ
from スタサプ編集部(編集長)/MIKA
この3月に卒業する高校3年生は、まさに3年間ずっとコロナ禍にいたんだよね。
そんなみんなに「高校生活を象徴する曲」を聞くと、「動画」がキーワードになっていることが明らかに!
選ばれた上位の楽曲は2019年~2020年にリリースされており、今春の卒業生が高1のころにはやった音楽だったのが印象的。
これは、3年間のイベントや青春の1ページを動画に残し、仲間うちでシェアして何度も繰り返し見る中で定番化&かけがえのない思い出にリンクする存在になったから。
「オンライン文化祭でバカッコイイ動画を撮った時にこの曲を使って、コロナ禍でもキラキラした青春があった」(高3女子/京都府)と、コロナ禍だからこその行事での動画の活用が感じられるコメントや、「文化祭のMV撮影の時に使った映像は、クラスメイトのみんなで、水鉄砲などを使って頑張ってその撮影準備をしている様子を撮ったので、本当に青春!って雰囲気を感じられる。楽しかったことをたくさん思い出します!」(高3女子/滋賀県)など、動画が思い出の1ページのまさに真ん中にいることが分かるコメントも。
戸惑いや変化の多い高校生活でも、自分たちで青春の1シーンを作り上げながら、その不自由さを受け入れて楽しんだ力強さを感じるエピソードがあふれていたよ!
高3のみんな、卒業おめでとうー!
以上、高校3年生約540人に聞いた「高校生活を彩った思い出のアーティスト」調査でしたー!
今後も高校生のみんなが気になっていることを調査していくよ!
スタサプ進路高校生エディターLINEなどで連絡するから、ぜひぜひ回答してね。
そして卒業する高3のみんな、「先輩」として高校生のみんなをお助けする「卒業生サポーター」にもぜひぜひ登録してくれるとうれしいな!
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