令和JKの靴下は「黒×ハイカット丈」、長さは保護者世代の半分に【靴下トレンド調査2022】

女子高校生にとっての靴下は、制服や校則など制限がかかる中でも、個性を出したりおしゃれができるファッションポイントの一つ。

丈感を工夫したり、ワンポイントにこだわったり、ほんの小さな違いと思うかもしれないけどそこには最新トレンドが濃縮されている。

そう、伸ばせばめちゃくちゃ長くなるルーズソックスのごとくぎゅぎゅっと濃縮されてるのです。

(ちなみにルーズソックスを履いている高校生、最近外で見かけます!)

ということで今回スタサプ編集部は「令和JK・保護者による『靴下トレンド調査』」を実施!

調査対象は現役女子高生とJK時代はルーズソックスを履いていたかもしれない保護者の皆さま。

丈感や素材、色味など「令和のJK&元JKな保護者世代の靴下こだわりポイント」、そしてルーズソックスは再流行しているのかを深掘りしていくよ。

スタサプ編集部(編集長) MIKA

JKなんて呼ばれた記憶もない平成ギャル世代な私の高校時代は、校則が凄まじく厳しく、学校指定の三つ折りのくるぶし丈ソックス(白)×学校指定のローファー(茶)が絶対。

もちろんワンポイントの遊び心すら許されない。

一方、他校の子たちは、白ルーズ派or紺ハイソ派の二派が主流で、思わず羨望のまなざし!(してたと思う) 

余談ですが、初めてスミス160(だったはず…わかる人にはわかる)を見た時の衝撃たるや!今思い出しても色濃い時代。
 スタサプ編集部 SEN

高校生時代、学校ではやや緩めな靴下×ハイカットのスニーカーが流行してた!

基本白ならば何でもOKだったので、やや短めの丈感+絶対下がってくるから制服のポケットに靴下のりを常備してたな~。

そしてお風呂でふくらはぎについた糊を洗い流すあの不思議な感覚が地味に好きでした。懐かしい。
●アンケートに答えてくれたのは…

高校生向けのアンケートに協力してくれたのは、日本全国の高校生エディター&「スタサプ進路公式LINE」の友だちに登録してくれている高校生のみんな。協力ありがとう!

ちなみに高校生エディターLINEへの登録リンクは記事最後に案内あるよ~。

【高校生調査】
回答者属性:指定の制服がある学校に通う高校生(女子)
有効回答数:300人
調査期間:2022年3月3日(木)~3月6日(日)

【保護者調査】
回答者属性:指定の制服がある学校に通っていた保護者(女性)
有効回答数:310人
調査期間:2022年2月25日(金)~2月28日(月)
 

※今回もこんな感じでアンケートしました!協力してくれたみんな、ありがと~ 

靴下は学校指定?自由?

どこまで自由なのかを把握しておくことで、靴下へのこだわり度合いも変わってきそう。

なので、まずは前提としてみんなの学校の靴下ルールを調査!


「今通っている学校で靴下に指定がある」と回答した子は約3割、「​指定はないけど色やワンポイントなどのルールがある」は約4割。

靴下に何かしらの校則がある高校生が約7割を占める結果に。

「いろんな靴下の子がいるな~」と高校生を見るたびに思っていたけど、意外とルールがある中での靴下ライフなのか…。

ちなみに「完全に自由」は約3割でした!

靴下に校則ありは約7割、靴はスニーカー派とローファー派が半々

足元コーデの重要アイテムその2「靴」、みんなはどんな靴を靴下に合わせているのかチェック!

「ローファー」が約5割、「スニーカー」は約4割に。「学校指定の靴がある」と回答した人は全体の約2割だったよ。

では本題、靴下へのこだわりを見ていこう!

靴下にこだわりはある?

続いては今回の本題、みんなの「靴下へのこだわり」を調査。


調査の結果、「こだわりがある」と回答したJKが過半数に。

注目すべきは「学校指定の靴下がある」という子たちも約半数が「こだわりあり!」と回答している点。


制限があっても、自分なりのファッションポイントをみつけて工夫している気配が伝わってきた…!

ちなみに保護者も約半数が「こだわりがあった」と回答しており、今も昔もJKの靴下は重要なファッションアイテムなのかもしれない。

靴下指定でも半数が靴下には「こだわり」あり

では具体的にどんな点にこだわっているのか、見てみると…!


「靴下の色」(46.7%)はルールの有無にかかわらず、一番のこだわりポイント。

視覚的なインパクトが一番大きいところだからこそ、こだわりたくなるのかも。

2位は「ワンポイントの有無」(29.3%)、3位は「素材感」(27.7%)という結果に。


指定の有り無しでみてみると、1位は共通して「色」だけど、2位以下はそれぞれ異なる結果に。

「学校指定靴下があるJK」は「靴下を履く位置」(19.8%)、「指定はないがルールがあるJK」は「ワンポイントの有無」(18.8%)、「ルールなしJK」は「素材感」(18.6%)にこだわりがあるみたい。

自由度によってこだわりたくなるポイントが変わっていて興味深い!

完全に自由なJKの回答を見るとこだわりが行きつく先は素材感なのかも…と思いました。

こだわりの靴下の色は?

ここからは高校生&保護者のこだわりポイントを具体的に深掘りしていくよ!

まずはこだわりランキング1位だった「靴下の色」から調査。

令和JKは引き締めの「黒」

結果、令和のJKが選ぶこだわりの靴下の色は「黒」が約4割でトップ、2位も「ネイビー」が約2.5割とダーク系の色味が過半数に。

一方、定番と思われていた「白」はなんと約2割のみ。少ないー!

\高校生「色へのこだわり」Real Voice/

「白靴下は単なる白ではなく、クリームの少しもこもこしているやつを選んでダサくない、流行を取り入れている」(高3/東京都/ぬーな)

「黒や紺の無地だと、学校とかお父さんぽいから、シンプルだけど、若者っぽいのを選んでる」(高2/北海道/おとあ)

「様々な色があるし、ちょうどいい長さだから無印良品の靴下を履いています!」(高2/兵庫県/ろろん)

「セーターの色が自由だったので、セーターの色と合わせていた!」(高3/新潟県/えくぼ)

保護者はルーズソックスの「白」

黒が主流な令和JKに対して「元JK」な保護者世代のこだわりは圧倒的に「白」(75.0%)。



黒・ネイビーは合わせて約2割と令和JKと逆転する結果にちょっと驚き。

時代が変わるってこういうことなのかも(しんみり)。

\保護者「色へのこだわり」Real Voice/
「ルーズソックスにほかの服の色がついて白くなかったけど逆に可愛くてそれを履いていた」(保護者/36歳/大阪府)

「白のソックスを染めたりしてた」(保護者/39歳/東京都)

「柄にもなく学区内一番の進学校に通っていたので真面目でダサいと思われたくなくて派手な靴下を履いておしゃれしているつもりだった」(保護者/40歳/福岡県)

「ルーズソックスが流行する前で、いろんな色を持っていて、その日の気分によって変えていた。」(保護者/48歳/神奈川県)

「制服の紺とスニーカーの色と合う色を選ぶけど、白のソックスはダサいから、白のソックスだけはワンポイント入りと決めていた」(保護者/52歳/大阪府)

「足が細く見えるようになるべく黒に近い紺色のハイソックスにしていた」(保護者/37歳/東京都)

「髪飾りのリボンと合わせた色物にすること」(保護者/50歳/沖縄県)

靴下を履く位置にこだわりはある?

続いては「靴下を履く位置(とめる場所)や丈感」のこだわり。

下の図を見てもらうとわかるけど、靴下の丈にはいろんな種類があるのです!

\この図は一部!もっと細かくあるよー/



流行に敏感なJKのみんなは、きっとわずかな履く位置・丈感の違いも気にしているはず。

スタサプ編集部SENの肌感覚でいうと、高校生のトレンドってルーズソックス→(紺)ハイソックス→フットカバー→ハイカット丈(今ここ)な流れのイメージなのですが、はてさてみんなのこだわりは?

令和JKは「短め丈」で足細・足長効果をねらう

高校生は「12cm(ハイカット丈/イラスト②)」が約4割、「7cm(スニーカー丈/イラスト①)」が約3割と圧倒的に短めがトレンド。

「32~36cm(ハイソックス丈/イラスト⑥)」は約1割にとどままる結果に。

ハイソックスはもはや少数派なのね…とやっぱりしみじみ。



自由回答でも「短め丈=足の細いところを出して足長効果をねらう」と回答したJKが多数。

「足首を見せたいのでくるぶしより下の長さ」(高3/愛知県/chii)

「ふくらはぎの中間になるダサい丈の靴下は絶対履かない!!!」(高2/静岡県/塩キャラメル)

「くるぶしが出るか出ないかくらいの短さで足の一番細いところを出して足長・足細効果をねらってる」(高2/広島県/りんりん)

など、ひざ下で一番太いふくらはぎをあえて出し、細い足首を靴下で締めることで相対的に足長効果をねらっているとのこと。

靴下選びもこれまた戦略なり…!

\高校生「履く位置・丈感のこだわり」Real Voice/

「くるぶし上が個人的にかわいい!ローファーとの相性がいい気がする」(高2/神奈川県/ui)

「靴下が長いとダボダボして見えるから短くする」(高2/埼玉県/みゆみゆ)

「足が細く見える位置を探してその位置をキープできるものを履く!」(高2/福岡県/ここ)

「微妙に丈が長いと、足が太く見えるので、細く見えやすい長さを選ぶようにしている」(高3/愛知県/ノノ)

「長い靴下が苦手なので絶対くるぶし下の靴下!」(高3/千葉県/ゆゆ)

「校則がくるぶしが隠れるまでの長さだからギリギリを攻めてます!」(高1/広島県/り)

保護者は「長め丈」で美脚効果をねらっていた

高校生ではあまり履いていない「26~28cm(短めハイソックス丈/イラスト⑤)」、保護者世代では約3割が選ぶこだわり1位に。

2位「20cm(クルーソックス丈/イラスト④)」、3位「32~36cm(ハイソックス丈/イラスト⑥)」と、今に比べて長め志向は明らか。


平均値も女子高校生が「14cm」、保護者が「22cm」と保護者世代は約2倍でした!

ちなみに今回アンケートに回答した現役高校生の保護者の46%が40代と、半数近くがまさにルーズソックスが流行した90年代に高校生だったど真ん中の世代。

こだわりの長さTOP3にルーズソックスがランクインしていなくても、全体的に長いものが流行していたことがわかる結果になりました。



ルーズソックスを履いていた元JKな保護者の皆さまも、

「ルーズのボリュームで相対的に足が細く見える」(保護者/43歳/大阪府)

「ルーズソックスはきゃしゃに見えると思う」(保護者/44歳/神奈川県)

など、靴下による「美脚効果」をねらっていた!

色は対照的、長さも高校生は保護者世代の約2分の1という結果ではあるものの、求めるものは共通していたみたい。

\保護者「丈感へのこだわり」Real Voice/

「靴下をどの部分にとめるかにより、足の見え方が変わるとその時は感じていたので、靴下のりは必須で常に持っていっていたと思う」(保護者/45歳/埼玉県)

「くしゅくしゅというより、外側に折って履いていた」(保護者/54歳/埼玉県)

「くしゅくしゅの大きさで足の太さを隠していた。くしゅくしゅが太いほど足が細く長く見えたから」(保護者/38歳/鹿児島県)

「靴下のりがなくてもくしゅくしゅ感が出るくらい長いルーズソックスを履いていた」(保護者/35歳/愛知県)

「ルーズソックスは足が長く見えるのと、体型がカバーできるから。冬でも寒さが少しおさまる」(保護者/43歳/福岡県)

「ルーズソックスがはやる前だったし、学校ではハイソックスも禁止だったので、なかなかかわいく見せるのは難しかったので、とにかく足が太く見えない長さにこだわっていた」(保護者/51歳/福岡県)

「足首の細さとふくらはぎの太さの境界がわからないようにすることで足が太く見えない」(保護者/48歳/神奈川県)

「足が細く見えるようにするのと、それがはやっていたから」(保護者/41歳/兵庫県)

ワンポイント・素材へのこだわりはある?

指定はないけどルールはある学校に通うJKのこだわりポイント2位「ワンポイント」。

なかでも人気だったのが「キャラクターものを選ぶ」という声。

「好きなキャラクターのワンポイントがある靴下にしてる!」(高3/千葉県/ゆゆ)

「ワンポイントのワッペン付き!キャラクターのワンポイントがあるとみんなとの話題になる!」(高1/東京都/めいけん)

好きなキャラクターで気分や通学のモチベUPをしたり、コミュニケーションのきっかけづくりに活用したり。

制服が決まっている高校生にとって、靴下って単なるファッションアイテムではないんだな、と改めて思いました。

\高校生「ワンポイントへのこだわり」Real Voice/

「真っ黒だと味気ないからワンポイント!ラメが付いている靴下や、アンパンマンや食べ物などネタ系も注目されやすくて好き」(高1/東京都/めいけん)

「かわいい靴下を履きたい時はWEGOで靴下を探します。この前買ったわんこのワンポイントの靴下が特にお気に入りです!」(高2/兵庫県/ろろん)

「かわいいワンポイントが入っているものを選んでいる」(高2/宮城県/け~)

「色と長さが指定されているのでかわいいワンポイントがあるのを履いてる!」(高2/群馬県/ももんが)

「EASTBOYのワンポイントがかわいい」(高3/鳥取県/たらちゃん)

「ワンポイントでくるぶしらへんの丈にすると足が細く見えるからその靴下しか履かない!」(高3/秋田県/瑠華)

一方、保護者世代(特に40代)のワンポイントへのこだわりは「ブランドもの」。

「ラルフ ローレン(Ralph Lauren)」「ヴィヴィアンウエストウッド(Vivienne Westwood)」などの靴下を履いていたという人がちらほら。

「バーバリー(Burberry)」のマフラーが女子高校生にはやるなど、若者のブランド志向が強い世代だったのかも。

\保護者「ワンポイントへのこだわり」Real Voice/

「その時はやったヴィヴィアンウエストウッド(Vivienne Westwood)のオーブマークが入った白靴下を真っ先に買って履いた。高かったけど、優越感に浸れた。 ルーズソックスはあまりに品がないルーズすぎるものは避けていたので、自分なりに品よく履けていたような気がする」(保護者/41歳/愛知県)

「ラルフ ローレン(Ralph Lauren)の靴下が気に入っていました」(保護者/43歳/大阪府)

「ワンポイントの刺しゅうが入ったやつ」(保護者/44歳/鳥取県)

「ハイソックスは紺色でどんなワンポイントかでおしゃれ度を競っていた」(保護者/38歳/鹿児島県)

ワンポイントのなかでも「スポーツブランド」に注目!

またワンポイントの中でも「スポーツブランドの靴下を選んでいる」派も多くいました。

「長い時間歩いても疲れない厚手のスポーツ系の靴下を履いてる!」(高3/鹿児島県/まるまる)

「テニス部じゃないけど丈がかわいいからNIKEテニスソックスを履いている。足首にカラフルなブランドのロゴ来るのも履き心地もいい!」(高1/東京都/こめ)

スポーツブランドならではの履き心地の良さを推すコメントも寄せられたよ。

ちなみに保護者世代でもスポーツブランドの流行があった!というご意見も!

「スポーツメーカーのワンポイントがとてもはやった」(保護者/60歳/青森県)

保護者世代ではやってたの知らなかった…!

制服靴下のトレンドも、過去の流行がリバイバルしているのかも。

\高校生「ワンポイント&スポーツブランド」Real Voice/

「黒の靴下で、基本スポーツブランドのを履くようにしています」(高3/熊本県/なぁ)

「絶対にスポーツブランドのワンポイント靴下にする」(高2/広島県/Min)

「スポーティーな服を着ることが多いので、スポーツブランドのロゴが付いているもの」(高2/兵庫県/陸女)

「レース」など素材感で遊ぶ令和JKも

靴下の指定がない学校に通うJKのこだわりポイント1位「素材」。

「レースが付いているものが好きなのでよく履いています」(高3/埼玉県/えんじぇる)

「ローファーを履くので靴下は清楚にキメたいと思いスポーツブランドの靴下は学校ではほぼ履かない。大体黒か白かグレーのワンポイントかリボンとかのガーリーめな靴下にする!」(高2/三重県/にじいろのさかな)

レース生地・リボンなどのガーリー系からふわモコ系まで、制服に合わせる靴下も自分の好きなファッションの系統に合ったものを選んでいるみたい。

自分の個性がガッツリ出せる素材感は、おしゃれJKには大事なポイントになっている!

\高校生「素材感へのこだわり」Real Voice/

「素材感を重視している、天然素材の割合が多いものを購入して使用している」(高3/福岡県/詩音)

「リボンとかがワンポイントに付いているものや、冬はもこもこのものを履く!」(高3/千葉県/かほりん)

「薄くて履き心地が良いもの。ワンポイントがついているもの」(高3/宮城県/くまたん)

「とにかく派手でしっかりとした生地の靴下を履いている! 学校のミスやミスターなどを決めるランキングで『ベスト靴下』部門の1位に選ばれた!!」(高2/沖縄県/まちゅ)

保護者世代は靴下の「魔改造」に全力

保護者世代の自由回答で多かったのが「靴下を改造していた」という声。

電話帳を入れて伸ばす、二枚重ねにする、靴下のゴムを抜く(!?)など、魔改造エピソードがずらり。

そしてルーズソックスにはやっぱり靴下のりが必須アイテムだったみたい。

(なかには「両面テープ」「(文房具の)のりでとめてた」などのつわものもいらっしゃいましたが…!)

また、ルーズソックスならではのこんなエピソードも。

「ルーズソックスは高いので、数を持ってないのに、なんせ乾きにくい! 朝、ドライヤーやヒーターで必死で乾かして履いていった」(保護者/43歳/北海道)

なるほど、たしかに分厚くて乾きにくそう…!

朝頑張ってドライヤーを当てている女子高校生を想像して笑ってしまいました。

\保護者「改造へのこだわり」Real Voice/

「ルーズソックスはスミスのもので、電話帳を2冊入れて一晩伸ばし、あとは手でぐいぐい伸ばしてから履く。 99~2001年ころは、靴下のりをつかわないで下にためて履くのが良かった」(保護者/39歳/京都府)

「ルーズソックスのはしりだったので靴下のりとかもなく落ちてこないように両面テープや水のりでとめていた」(保護者/45歳/東京都)

「ルーズな感じにするために雑誌を入れて、靴下の幅を伸ばしていた」(保護者/38歳/青森県)

「新品のルーズソックスは、硬いから何回か洗濯して白すぎるのを落としたり柔軟剤を入れて柔らかくした」(保護者/35歳/大阪府)


「ルーズにするために、中に物を入れて伸ばしていた」(保護者/38歳/広島県)

「ルーズソックスのソックス部分を切り落としてルーズの部分を縫ってつなげた」(保護者/37歳/奈良県)

「靴下のりは必須で、靴下のゴムを数本抜いていた」(保護者/41歳/青森県)

「くるぶしのところによりボリュームをもたせるため、2枚重ねにしていた」(保護者/38歳/神奈川県)

ルーズソックス、また流行してると思う?

そして最近復権の兆しを見せつつあるとウワサのルーズソックス。

流行は本当に来ているのか、JKに聞いてみたところ…


「流行している」が51%と僅差で「流行していない」(49%)を上回る結果に。

とはいえ、「流行している」と回答した人のうち、「実際に履いたことがある」は7%にとどまる結果に。

ルーズソックス=SNS&非日常アイテムに

履いたことがある人にシチュエーションを聞いてみると

「とてもかわいいと思う!文化祭の時にクラスの女の子全員で履いて平成ギャルになれた!めっちゃかわいかった!」(高2/沖縄県/まちゅ)

「自分自身ルーズソックスを購入して実際に履いた!修学旅行で友達とルーズソックスを履いて写真撮ってかわいかった」(高2/徳島県/らうぴぴ)

など、どちらかというとイベント(非日常)のタイミングで着用したという子が多数。

また「友達と一緒に制服でテーマパークに行くときに履いた!」という子も多かった!

お手頃価格で友達とおそろいにできるというのも、「ルーズソックスを履いてみたい!」と思う理由の一つかも。

また流行しているけど履いたことはないという子からは

「自分の周りで見ることはないけど、SNSで見かけることが増えたと感じるから」(高3/愛媛県/まめ)

「インスタに投稿される制服×テーマパークの写真によく登場するから」(高3/埼玉県/あいこりあん)

「雑誌やSNSでよく見るし、ショッピングモール等に行くと履いている人がいるから」(高3/山口県/R)

「インスタを見るとテーマパークでルーズソックスを履いて写真を撮っている人を沢山見るから」(高2/福岡県/ここ)

など、SNS上で目にする機会が多いと感じているみたい。

\高校生「ルーズソックスは流行している&履いたことがある」Real Voice/

「たまにファッションで使うから」(高2/東京都/えま)

「自分も履く。履いててテンションが上がる」(高3/東京都/ひな)

「テーマパークに行く時に『はやっているから』と友達とルーズソックスでいったら他にも何人もいたから」(高3/東京都/がーすー)

「制服系のコスプレで履いてるとかわいい」(高2/茨城県/M)
\高校生「ルーズソックスは流行している&履いたことはない」Real Voice/

「自分がまだ履いたことはないけど友達とルーズソックスを履いて遊び行こうって話をしてるから」(高2/福島県/ニコ)

「梅田に行ったときにかわいい子達が履いていた!流行りに敏感な友達がルーズソックスを買っていた」(高2/大阪府/んぐゐ丸。)


「学校の人(えげつない陽キャ)が遊び行ってる時に履いてたり、TikTokとかでかわいい女の子たちが履いてるから!」(高2/静岡県/塩キャラメル)

「自分は履いたことはないけど履いているおしゃれな子を駅で見たから」(高1/岐阜県/シュン)

「制服の指定がない学校(他校)でルーズソックスを履いている子をよく見る」(高3/神奈川県/nabemi)

地元では全然履いている人がいない、という声も

一方で「ルーズソックスはほとんど見たことがない」という高校生も。

「私が住む地域では履いている人を見ない」(高3/石川県/ゆゆ)

「熊本だとまったくと言っていいほど見たことないです」(高3/熊本県/なぁ)

平成JKのように、爆発的・全国的にはやっているというよりは、イベントで「ギャル」を楽しむ、手軽でかわいいコスプレ的な位置づけになってきているみたい。

\高校生「ルーズソックスははやっていない」Real Voice/

「地元で履いてる人を見たことがないから」(高2/秋田県/のゃん)

「履いている子を見たことはあるけどたまに見るくらいだからはやってないのかなと思った、」(高3/神奈川県/よる)

「テーマパークとか都会に行かない限り履いている人を見かけないから」(高3/埼玉県/えんじぇる)

「学校でもそれ以外でも見かけることがないから」(高1/滋賀県/さっくさく)
 スタサプ編集部 SEN

編集長MIKAより「編集部JELLYがルーズソックスエピソードをもっている」とのことで、JELLYに当時のエピソードを聞いてきました。
スタサプ編集部 JELLY

2007年前後の高校生時代、さすがに場末の青森(※)でも、コギャルブームとか過ぎ去ってるのになぜかパラパラサークルに所属、『小悪魔Ageha』をバイブルに死ぬほど髪の毛盛ってつけまバッチバチのバチバチギャルの1学年上の先輩がおりました。(※生まれ育った故郷をこよなく愛すJELLYのコメントです)

昼休みになると「パラパラ踊るから見てー!」となぜか私だけが
寵愛を受け、ガラケーからユーロビートを流して一曲踊りきるギャル先輩。


ある日の放課後
愛され後輩なJELLYはギャル先輩に呼び出されました。

いわく「ルーズソックスさすがに売ってなくて作りたいから手伝って」とのこと。

何やらされるんだ…と思ったら、2ℓペットボトルに水をパンパンに入れたものを普通のニーハイソックスの中に入れて、靴下をぶん回し続けるというやたらパワー系な加工を手伝うことに。

靴下がびよんびよんに伸びきるまでたぶん10分ぐらい、粛々とペットボトルをぶん回すJELLY。

それなりに腕はパンパンになったけど、仕上がりに満足そうな先輩が焼き鳥をおごってくれました。


以上です。
この熱い話を「以上です」で締めるところがすごい。

あの時履いていたルーズソックスがコスプレになるなんて…!と若干衝撃な今回の調査。

JELLYのエピソードや「ルーズソックスを買ったばっかりの時はピタッとしていたので、友達みんなで引っ張って伸ばしていた!」(保護者/38歳/鹿児島県)など、大人の皆さまの青春の一ページものぞき見られて楽しかったです。

今後靴下のトレンドはどうなっていくのか、引き続き調査していきたいと思います!

靴下トレンド、みんなのこだわり教えてね!

以上、「令和JK・保護者による『靴下トレンド調査』」でした。

こだわりポイントは違えど、今も昔もJKにとって靴下は重要なおしゃれアイテム。

スタサプ編集部も引き続き靴下のトレンドをリサーチしていきたい所存です!

今後も引き続きいろんな調査をしていくので、LINEフォロワーアンケートなどで教えてね~。

\ランキングまとめ/

from スタサプ編集部(編集長) MIKA


今回はマニアック×だけど流行が表れやすい「靴下」にフォーカス!

注目したいのは「丈感」で、保護者層は「ふくらはぎより上」が68%、一方、現役JKは「くるぶし周辺丈」が68%と真逆トレンド。

さらにおもしろいのは、背景にある想いは共通してる点。

保護者層は当時流行したミニスカートとのバランスも踏まえての美脚効果をねらった丈感を、現役JKは「くるぶしが出るか出ないかくらいの短さで足の一番細いところを出して足長・足細効果をねらってる」(りんりん・高2・広島県)と、乙女の「美脚への想い」は変わらないみたい。

ちなみに保護者層の約3割が履いていた「ルーズソックス」は、再流行と言われつつも実際は「SNS限定」。

文化祭や修学旅行、テーマパーク等のイベントで「平成ギャル気分」を楽しむ一部のJKにはやっているだけなのかも。

今後も高校生のみんなが気になっていることを調査していくよ!

スタサプ進路高校生エディターLINEなどで連絡するから、ぜひぜひ回答してみてね。

 

今回の調査はプレスリリースでも発表しているよ。気になる人はチェックしてみて!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001477.000011414.html
※URLをタップすると外部サイトに移動します。

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