受験の“ぼっち感”完全攻略SPECIAL!!【day2】勉強&進路“ぼっち”解消編

受験生って、勉強も進路選択も周りは進んでいるように見えて、悩むことあるよね。実は先輩たちも同じように感じていたんです。…けど大丈夫!受験は“ぼっち”で戦うものじゃない。周囲への“巻き込み力”があれば、そのしんどさや寂しさは変えられるよ。その方法を先輩たちの体験談とともに紹介します。

そしてなんと、人気漫画『ぼっち・ざ・ろっく!』とスタサプがスペシャルコラボ!
2日目の今回は、「勉強」「進路」それぞれの“ぼっち感”について、先輩たちが乗り越えた体験談をお届けするよ。
高1・高2のみんなも、来たるべきちょっと先の未来のためにぜひチェックしてみてね。

作品紹介『ぼっち・ざ・ろっく!』

(C)はまじあき/芳文社

後藤ひとりは、中学のころにギターにのめり込み、動画投稿サイトで“ギターヒーロー”と評判を呼ぶほどのギタリストとなる。バンド活動にあこがれを抱きつつも極度の人見知りで、高校に入学しても動きだせないでいた。ある日、ライブに出演するギタリストを探していた虹夏と偶然出会い、半ば強制的にバンドを組むことに―。“陰キャ”×音楽が織りなす共感度MAXの青春コメディ!

【登場人物】
結束バンド…ギター・後藤ひとり、ドラムス・伊地知虹夏、ベース・山田リョウ、ギター/ボーカル・喜多郁代からなる東京・下北沢を中心に活動するガールズバンド。

脱“勉強ぼっち感”は「わからない」を外に出す勇気がカギ

受験勉強をしているだけで“ぼっち感”を味わっている人も多数…。
等身大の自分のまま、わからないことをそのまま言葉にすることが、ぼっち解消につながるんです!

Point! | “勉強ぼっち感”について、心理学のプロに聞いてみた

教えてくれたのは…
晴香葉子先生
早稲田大学オープンカレッジで「心理学」「行動経済学」「メンタルヘルス」の講師を担当。
 

Q. どうして“勉強ぼっち感”を感じやすいの?

人間は本来、協力して生きることで生存率を高めてきたため、一人の時間が長いほど不安を感じる性質があります。受験期は一人で机に向かう時間がどうしても多くなるため、本能的に孤独や恐怖を感じやすくなるのです。

Q. “勉強ぼっち感”を解消するには?

自立心が高まる受験期は抱え込みがちですが、あえて周りの人に頼り、悩みを共有することが大切です。そうすると負担が分散され、「一人じゃない」と実感できます。それが心の安定を生み、学習意欲にも繋がります。


そう、つまりぼっちちゃんたちみたいに、 「わからない」を外に出したほうが勉強は伸びるんです!


「わからない」を外に出したら、勉強が進んだ!〜 先輩たちのリアルな一歩 〜

なかなか人を頼れなかった先輩たちも、「わからない」と口に出したら、思った以上に周りが力を貸してくれたみたい! そんな先輩たちの勇気ある一歩を見てみよう。

友達と一緒に、職員室に聞きに行った

​ ちゃちゃまる さん(専門学校1年・テーマパーク学科)
BEFORE
数学で「何がわからないのかもわからない」状態になり、勉強がいやになっていた。まずは数学の得意な友達に、ひととおり質問して、その中で友達もわからなかった問題について、一緒に先生に聞きに行った。

AFTER
先生が、自分の仕事の手を止めてすぐに教えてくれたのがうれしかった。それをきっかけに職員室を訪ねるハードルが下がり、頻繁に質問に行くようになって、その日のうちに分からないことを解決できるように!

友達に「英単語のいい勉強法ない?」

仮想 さん(大学1年・文学部)
BEFORE
英単語を、どのように勉強すれば良いかわからなかった。そこで教員を目指している友達に「英単語が覚えられないんだけど、いい方法ない?」「単語は覚えても、文の中で使う方法がよくわからなくて」などと質問した。

AFTER
「お風呂の中など、血流が良くなっているときのほうが暗記しやすい」など勉強法を教えてもらった。それから友達みんなで、放課後に勉強会をするように。わからないことが聞けて安心したし、点数も上がった。 ※個人の意見です

 問題集を先生に見せながら質問した

ぴおれ さん(大学1年・国際学部)
BEFORE
英語の長文問題がよくわからなくて「こんな基礎的な問題も解けないなんて…」と自分を責めていた。そこで、英語担当の先生に、問題集を見せながら「ここまではわかるけど、ここから先がわからない」と質問をした。

AFTER
先生から「この文法表現は特殊だから、そこまで気にしなくても良いよ」と言ってもらい、解けないという焦りから解放された。それ以降「どこがわからないのか」を明確にしてから質問をするようにした。

焦りが背中を押して、塾の先生に質問した

ushio. さん(大学1年・薬学部)
BEFORE
数学と理科が苦手で、それでも恥ずかしくて質問をすることができなかった。塾の先生が根気強く「わからないことはない?」と聞いてくれて、「このままじゃまずい」という焦りが勝って、質問をするようになった。

AFTER
聞くことで「今、何がわかっていないのか」を理解することができたので、勉強のしかたを見直した。質問するだけで合格できる可能性が上がるのに、自分でその可能性をつぶすほうが恥ずかしい、と思うようになった。

脱 “進路ぼっち感” は 「やりたいこと」を軸に話すのがカギ

進路選択で迷ったときも、一人で抱え込みがちじゃない?
つたなくても自分の「やりたいこと」を言葉にしてみて。 きっと周囲の人たちが、手を差し伸べてくれるはずだから。

Point! | “進路ぼっち感”について、心理学のプロに聞いてみた

Q. どうして“進路ぼっち感”を感じやすいの?

皆さんの年齢は自分についての考えが不安定で、葛藤が起きやすい時期だからです。将来の目標がみつかっても「失敗するかも」「周囲にどう思われるか」と慎重になり、本音を打ち明ける相手を選んでしまいがちです。

Q. “進路ぼっち感”を解消するには?

目標を宣言する「パブリック・コミットメント」という手法が有効です。人は言葉と行動を一致させたい性質があるため、口に出すことで決心がつきます。応援してくれる人が増えれば、努力も継続しやすくなります。


そう、勇気を出して自分の 「やりたいこと」を 伝えたほうが、周囲は力になってくれるよ!


「やりたいこと」を話したら、進路がみえた!〜 先輩たちのリアル STORY 〜

勇気をもって、自分の「やりたいこと」を保護者や先生に伝えた3人の先輩のストーリーを紹介するよ! 実際に言葉にしてみたら、周りから予想外の応援や反応があったみたい。

親と先生に「進学したい」と伝えた

さくさん(専門学校1年・調理科)
高3・7月上旬 | 一言もしゃべれなかった三者面談
以前から調理系の専門学校に進学したかったが、お金の問題で親から就職を期待されており、なかなか言い出せなかった。三者面談では私が一言もしゃべれずに終わってしまった。
 
高3・7月上旬 | 進学費について親と先生に相談
進学費について、奨学金の利用も含めて計算し、親と先生に見せてから二回目の三者面談に臨んだ。反応は「心配」が強かったけど、ちゃんと考えているならと親も了承してくれた。 

高3・夏休み明け | 先生が指定校推薦を勧めてくれた
先生が「少しでも負担が減るように」と、指定校推薦を薦めてくれて進学が決定。「親御さんを頼らなければいけないときは必ず来るから、そのときは頼って」と言ってもらった。

新たな夢を親に伝えて進路を変更した

ナミさん(大学3年・教育学部)
高2・冬 | 夢が変わるが周りに言えず…
保育士や幼稚園教諭の道に進む予定だったが、「中学の体育教師になりたい」という夢を抱く。ただ目指す学校の偏差値が上がるので、周りの人にはなかなか言い出せず…。 

高3・5月 | 親に自分の気持ちを打ち明けた
「お風呂の中など、血流が良くなっているときのほうが暗記しやすい」など勉強法を教えてもらった。それから友達みんなで、放課後に勉強会をするように。わからないことが聞けて安心したし、点数も上がった。 ※個人の意見です

高3・6月 | 親の応援を受けて志望校を変更
専門学校から国公立大学へと思い切った進路変更だったが、評定がそこまで低くなかったこともあり、先生方も応援してくれた。

 候補の学校を出して親にプレゼンした

モモさん(大学3年・現代社会学部)
高2・1学期 | 専門学校への気持ちが芽生える
大学志望だったが、専門学校に惹かれ始めた。でも、親は大学に行ってほしそうだったので、それを跳ね除けてまで自分の希望を主張するのは難しかった。 

高2・8月 | 進路について親にプレゼン
学費や授業の質、家からの距離といった軸で候補の学校を比較し、チャートを作って、親に「専門学校に行きたい」とプレゼンした。「ちゃんと調べたんだね」と意外と受け入れられた。 

高3になる直前 | 専門学校の受験を決意
親も「あなたが行きたいなら」「気負わず頑張れ!」と応援してくれた。結果的に専門学校卒業後に大学に編入したものの、あの時やりたいことを貫けたので後悔はないです!

まとめ

“勉強ぼっち感”、“進路ぼっち感”、先輩たちが乗り越えたリアルSTORYはどうだった?
次回は進路がみえてきたら“ぼっち”を感じやすい「推薦入試対策」について特集するよ~!お楽しみに!

FROMスタサプ編集部
私が受験生の時 “ぼっち” に感じたときは、友達と希望進路先について共有したりしてたかな。ただ話すだけでも気持ちがラクになったよ!みんな、ひとりじゃない。頑張れ〜!

Text / Chiemi Tsukada , Edit / Rieko Ohki , Yujiro Suga (ma-h gra)
※記事内のコメントは、2026年2月にスタサプ卒業生サポーター238人が回答したアンケートによるものです。

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