「ちゃんと頑張っていれば、ときには休むことも大事!」高杉真宙さんから受験生へ応援メッセージ
今月のスペシャルインタビューは、ドラマや映画に引っ張りだこの大人気俳優・高杉真宙さんが登場。
うまくいかなくて落ち込んでしまったときのモチベーションを上げる秘訣や、 高杉さん流のリラックス方法など、参考になるお話が盛りだくさんです!
1996年7月4日生まれ、福岡県出身。
2012年、映画『カルテット!』で初主演を務める。近年では、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』シ リーズ、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』、連続ドラマ『となりのナースエイド』、現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』など、ジャンルに縛られず数々の話題作に出演。
目次
身近なところにきっと頑張れるモチベーションがあるはず!
受験シーズンまっただなかな高校3年生の6月。
なかなか勉強がうまくいかなくて、周りと比べて焦ったり悩んだりしてしまうこともあるかも。
そんな受験に向けて頑張っているみんなに向けて 高杉さんが「大丈夫だよ」と、エールを贈ってくれました!
「もっとこの仕事をやりたい!」そう思えたのが高校3年のころだった
ぼくが高3のときは、もうこの仕事を続けていくことはなんとなく決めていて、学業と両立するのか、仕事一本でいくのかで悩んでいた時期でした。
大学進学も少しは考えていたんですけど、正直もうほぼ、この仕事でいこうと決心していましたね。
きっかけはあんまりなくて、本当に、ただただ「もっとこの仕事をやりたいな」という思いがありました。
そう決意したことで、 さらに仕事に打ち込むことができるようになった気がします。
焦っちゃうこともあるけど、とりあえずやってみることが大事!
今皆さんも受験勉強が忙しくなってくるころだと思いますけど、なかなか目標に近づかないと焦っちゃうし、難しいですよね。
でも、とりあえずやってみることが大事かなと思います!
ぼくが最近決断したことは、「筋力アップのため、30歳までに今の体重プラス10Kgぐらい増やすこと」です。
とりあえずやってみようと思って、少しずつですけど鍛えています。
「あれを買うため」とか「デザート食べたいから」とかそういうのでいい
仕事がうまくいかなかったときや落ち込んだときは、「何のためにやるか」みたいな気持ちを大事にしています。
そういう瞬間って、みんなも学校だけじゃなく、これから仕事でも今後ずっとあると思うんですけど、やっぱり何のためにやるのかを考えていくのは重要だと思いますね。
学業も仕事も、結局は未来のためだったり、生きていくためだったりするわけですけど、身近なところに、 きっと頑張れるモチベーションがあるはずなんです。
例えば、「あれを買うため」とか、「デザート食べたいから」とか、そういうのでいいと思います。
一つひとつの幸せを逃さないようにしていけたらいいのかな〜。
ちゃんと頑張っていればときには休むことも重要
ぼくはどれだけだらけても、まったく自分に罪悪感を抱かないんですよ(笑)。
本当はダメなんですけど、ある意味それがいいことでもあるというか、そういうときも必要だと思っています。
本当にもうぼくは、常日頃からだらけてばかりなんです(笑)。
でも、ちゃんと頑張って頑張って、休むときは休むって決めておけば、大丈夫です。
特にこの受験の時期は、けっこうつめつめで頑張って疲れちゃう人も多いと思うんですけど、休むことも重要だと思います。
周りの人をリスペクトすることで成長できる
最近はいろいろな役に挑戦させていただいていますが、ドラマ『となりのナースエイド』の撮影は、とにかくセリフを覚えるのが大変でした。
医療の専門用語がたくさん出てくるんですけど、きちんと意味をわかっておかないと頭に入ってこないので。
もちろんどの分野もそうですけど、 何かに特化した人たちってやっぱりすごいです。
現場に先生たちがいっぱいいらっしゃったので、 興味本位でお仕事や専門用語についていろいろ聞いたりしていたんですよ。
聞くことによって、「じゃあもうちょっとこう演じてみようかな」って考えたりできて、おもしろかったですね。
目標には遊び心を!
今のぼくがチャレンジしたいことは、興味の範囲内で、おもしろそうな免許を取ることです!
面白そうな免許って何があるのかまだ探している段階です(笑)。
僕はお家にいたい人だから、できれば家で取れるものがいいかな~と、想像を膨らませています。
僕なら仕事以外、高3のみんななら受験勉強以外で、ワクワクできる別の目標を持っておけるといいですね。
8月7日、フォトブック『I/my』が発売!
高杉さんが、俳優15周年のアニバーサリーイヤーとなる2024年夏にフォトブックが発売!
▶高杉真宙 PHOTOBOOK『I/my』(2024年8月7日発売)
2020年からスタートした雑誌『 +act.』の連載「きり、とる。」で届けてきた写真と文章に加え、高杉さんが“今一番行きたい” と願った場所·長崎の街を旅した撮り下ろしカットを収録。
ぜひチェックしてみて!
「何を書こうかな?」「みんなに何を伝 えたらいいんだろう?」と、ものすごく 真剣に手書きメッセージを考えてくれた高杉さん。
わざわざスマホで一度下書きしてから、ていねいにステキなメッセージを書いてくれました!
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Text・Edit / Mariko Konno,
Design / Dai Kayama(ma-h gra),
Photograph / Takuya Sugie(TRON),
Hair&Makeup / Sayaka Tsutsumi,
Styling / Daisuke Araki
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