夏の勉強の分かれ道、Dotch Dotch?推薦入試で頑張ってるきみへ

もうすぐ夏休み!

受験生だし勉強に集中したいところだけれど、長い&自由すぎて、逆にどうすれば…。

志望校や性格から、自分に合った方法を選び、高パフォーマンスな夏にしよう。

この夏の過ごし方を、4つのパートに分けて紹介していくよ。

一般選抜で頑張ってるきみへ
推薦入試で頑張ってるきみへ
誘惑に負けたくないきみへ
先輩たちの体験談

今回のテーマは、「推薦入試で頑張ってるきみへ」。

小論文と面接はどっちをどうやって対策すればいいの?

具体的に何をするべきか、だれか教えて!

という人はぜひ見てね。
  

あなたはドッチ?小論文対策の読む力or書く力 編

小論文や面接は、ありのままでOK?

ノーノーそんなことはありません。

足りないものを見極めて、魅力を最大限にアピールできる自分へバージョンアップしよう!
 

自分のタイプをチェック!

まずは自分のタイプを知ることから。

きみはどっち派?

試しに過去問を解いてみよう。

チェックが多いのは、緑とピンク、どっちだろう。
☑︎問題文で最も言いたいことがわからない
☑︎自分の考えが何も出てこない
☑︎問題文を読むだけで精一杯
☑︎文字数が多すぎ、もしくは少なすぎ
☑︎時間内に書き終わらない
☑︎自分の文章の良い点、悪い点がわからない
緑のチェックが多かったら、身につけるべきは、「読む力」。

ピンクのチェックが多かったら、「書く力」を意識して対策しよう。


 

「読む力」をつける方法

書き写しで要点をつかむ

アウトプットするには、まず自分の中にストックが必要。

模範となる文章をたくさん読んだり書き写すことで、読む力がアップするよ。
<その他のオススメの方法>
・最新ニュースは、「読む」と「考える」をセットでチェック
・過去問を読みまくる
  

「書く力」をつける方法

人に添削してもらおう

小論文は自分の意見を論理的に説明するもの。

それを念頭に、書く練習と、先生や保護者に見てもらうと、書く力が身についてくる。
<その他のオススメの方法>
・作文と小論文の違いを意識して書く
・新聞のコラムを100字程度に要約
<合格した先輩の小論文対策>


・PROFILE
小宮山七瀬さん
大学4年生人間文化学部共テ利用の一般選抜。二次試験は面接と小論文。

・やったこと
「夕食前と通学中にニュースチェック」

国際系の学部を志望していたので、小論文対策として、海外のニュースチェックを夕食前と通学時間に、しっかりしました。

気になるニュースとそれに対する意見をノートにまとめ、試験直前にもそれを読んでいました。

あなたはドッチ?面接対策の自己分析orコミュ力強化 編

自分のタイプをチェック!

自分のタイプを知ることから始めよう。

きみはどっち派?

試しに模擬面接をしてみよう。

チェックが多いのは、緑とピンク、どっちだろう。
☑︎話すことにインパクトがない気がする
☑︎ネガティブな言い方になりがち
☑︎話すうちにだんだん気弱になってしまう
☑︎質問の要点がイマイチわからない
☑︎答える途中で何を話しているか忘れてしまう
☑︎相手が求める答えを話せたか、自信がない
緑のチェックが多かったら、必要なのは「自己分析」。

ピンクのチェックが多かったら、必要なのは「コミュ力強化」。

  

「自己分析」を深める方法

アピールポイントを整理

インパクトがなかったりネガティブな言い方になるのは、魅力の整理が不十分なだけ。

志望校が求める人材像と自分を照らし合わせて。
<その他のオススメの方法>
・志望校について調べ上げる
・なぜ?を繰り返して動機を深掘りする
  

「コミュ力強化」する方法

1分間スピーチを繰り返そう

面接でも出される「1分で自己紹介」など、短いスピーチで実践を重ねよう。

先生や保護者、いろいろな人にスピーチを聞いてもらって。
<その他のオススメの方法>
・面接ノートを作って問答をまとめる
・あらゆる角度から質問をしてもらう
<合格した先輩の小論文対策>


・PROFILE
M・Fさん
専門学校1年生看護学部学校推薦型選抜で小論文と面接を受験。

・やったこと
「上がり性なのでいろいろな先生と面接練習」

人前で話すのが大の苦手!

積極的に面接練習をしました。

同じ先生に練習してもらっていると慣れてくるので、いろいろな先生にお願いしたり。

リングメモに質問と答えを書いた付箋を貼り、いつも持ち歩いていました。

学校はないし、友達の志望校はバラバラだしで、孤独になりがちな夏の受験勉強。

これを読んで、「みんな頑張ってる!」と前向きな気持ちになってくれたらうれしいな。

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Text•Edit / Kokoro Maeda
Illustration / Keiko Sootome
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※記事内のデータとコメントは2024年4月5日〜4月6日に実施した大学生、専門学校生300名が回答したアンケート((株)アイブリッジ調べ)および電話(オンライン)取材によるものです。