2018年の大学受験生、約6割が勉強にSNSを活用、ライオン調べ

ライオン株式会社は、受験生の実態調査を2015年から継続的に実施している。このたび、大学受験シーズンに先駆け、2018年の受験生を対象に調査を実施し、その結果を発表した。

 

調査期間は2017年11月24日(金)~11月28日(火)。調査方法はインターネット。調査対象は2018年に大学受験を予定している全国の受験生・男女計200人(男性77人、女性123人)。

 

■今年の受験生はチャレンジ精神旺盛
2018年に大学受験を控えている受験生に、「第一志望の学校は自分の実力に対してどのくらいのレベルだと思うか」と聞いたところ、11.5%が「自分の実力では合格が厳しそうな学校」と回答した。これまでの調査結果と比較すると、「自分の実力では合格が厳しそうな学校」と回答した割合は3年連続で増加し(2016年:2.5%、2017年:8.5%)、2016年に比べて2018年は4.6倍になっている。

 

また「一日の受験勉強の時間はどのくらいか」と聞いたところ、「6時間以上」と回答した人の割合は44.0%で、昨年の受験生と比べて約1割上昇。勉強時間を増やし、志望校の合格に向かって懸命に努力している姿がうかがえる。

 

■約6割が受験勉強にSNSを活用
「受験勉強のためのSNS活用」について聞いたところ、58.5%が何らかの形でSNSを勉強に活用していることがわかった。具体的な活用方法としては「受験生同士の交流、情報交換として活用している」(26.0%)、「わからない箇所を質問する」(24.5%)などが挙げられ、受験生の4人に1人が実施しているようだ。

 

■両親からのプレッシャーやストレスを感じると答えた受験生は昨年から15%増加
「受験についてプレッシャーやストレスを感じるのはどんなときか」と聞いたところ、「母親と顔をあわせるたびに感じる」(22.5%)、「父親と顔をあわせるたびに感じる」(16.5%)という回答が挙げられた。昨年の回答率と比べると母親からのプレッシャーやストレスは7.0%、父親からのプレッシャーやストレスは8.0%アップしており、受験生の“親ストレス”が増えているようだ。

 

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