工学院大学、企業の課題に卒業研究でチャレンジするプログラムを創設

工学院大学は、株式会社モール・エスシー開発(東京都千代田区)と株式会社フジタ(東京都渋谷区)が提示する課題に学生が取り組む、「ISDC(アイ・エス・ディー・シー)プログラム」をスタートした。
 
建築学部に在籍する4年生と建築学を専攻する大学院生であれば誰でも任意で応募でき、卒業(修士)論文としてチャレンジすることができる。
 
参画企業から複数の課題が学内公募で提示され、プログラムへの参加を希望する学生は研究計画書を作成し応募する。その後、大学と企業が研究計画書をもとに協議し、コラボ学生を決定する。
 
コラボ学生は、企業からの支援金を有効活用しながら、その成果を論文や設計提案としてまとめ、参画企業の経営陣などが出席する最終発表会の場でプレゼンテーションし、評価を受ける。
 
プログラムが本格的にスタートした今年度は、建築学部の学生11名(10組)が、来年2月の最終発表会に向けて課題研究に取り組んでいるという。
 
すでに次年度以降の参画に興味を示す企業もあり、今後は参画企業の業種を拡大していくとともに、他学部の専門性を生かせるコラボプログラムへと発展させていく計画だ。
 
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