2022年度大学入学共通テスト、試験日は1月15・16日、出願期間や時間割は?

大学進学を目指す高校生にとって、突破しなければならない重要な試験「大学入学共通テスト」。

本番で実力を十分に発揮するには、試験対策はもちろんのこと、事前準備を怠らないことが大切だ。

2022年度はどういった流れで行われるのか。

出願日程や試験実施日、当日の持ち物など、大事なポイントをしっかりおさえておこう。

大学入学共通テストとは?


「大学入学共通テスト」とは、2021年度から新たに導入された日本の大学の共通入学試験のこと。2020年度まで行われていた「大学入試センター試験」(センター試験)に替わって創設された。

過去のセンター試験と比べると、「大学入学共通テスト」では主に、知識の理解の質を問う問題、思考力、判断力、表現力等を発揮して解く問題などに重点が置かれている。

また、「小論文」や「面接」を重視したり、各大学が行う試験との組み合せによって、全科目に平均的な学力をもつ学生を選抜できるようになるなど、大学入試の個性化・多様化が進められた。

大学入学共通テスト、2022年度の日程は?

2022年度 大学入学共通テスト、試験日は1月15・16日、出願期間や時間割は?
2022年度の試験実施期日は、
2022年1月15日(土)、16日(日)。
試験は2日間に分けて行われ、以下の教科・科目のなかから、志望する大学が指定するものを選択して受験することになる。
<第1日>
●地理歴史・公民:「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」

●国語:「国語」

●外国語:「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」
<第2日>
●理科1:「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」

●数学1:「数学I」「数学I・数学A」

●数学2:「数学II」「数学II・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」

●理科2:「物理」「化学」「生物」「地学」
「理科1」については、2科目の受験が必須となり、1科目のみの受験は認められない。該当者は注意しよう。

2022年度大学入学共通テスト、出願期間や検定料は?


「大学入学共通テスト」を受験するには、まず出願から始めよう。出願期間や出願方法を確認して、期日を守り正しい方法で出願することが大切だ。

2022年度大学入学共通テストの出願期間は、
2021年9月27日(月)~10月7日(木) ※10月7日消印有効
出願方法は、現在の属性によって異なる。

高等学校または中等教育学校を2022年3月卒業見込みの学生であれば、「志願票」に「検定料受付証明書」を添えて、在籍学校経由で出願できる。

既卒者やほかの出願資格を有する方であれば、「志願票」に「検定料受付証明書」と「出願資格を証明する書類」を添えて、個人で直接出願する。その際は、必ず「簡易書留郵便」で大学入試センターに提出しなければならない。

検定料の払込期間は、
2021年9月1日(水)~10月7日(木)

検定料については、受験科目数によって異なる。
3教科以上の受験:1万8000円(成績通知希望:1万8800円)

2教科以下の受験:1万2000円(成績通知希望:1万2800円)
出願時には受験教科名と科目数等を申請するが、受験教科数を数える際、「地理歴史」と「公民」については、受験する教科数にかかわらず、この2教科を合わせて1教科と数えることになっている。該当者は注意が必要だ。

また、成績通知を希望する方は、併せてその申請もする必要がある。成績通知手数料は800円で、成績通知を希望する志願者は、検定料と併せて納付する。

受験する教科と成績通知の希望有無をあらかじめ決めて、正しい申請と納付を行おう。


2022年度大学入学共通テスト、時間割は?


試験当日の時間割もしっかりチェックしておこう。
<第1日>
●地理歴史・公民:【2科目受験】9:30~11:40、【1科目受験】10:40~11:40

●国語:13:00~14:20

●外国語:【リーディング(英語のみ)】【筆記】15:10~16:30、【リスニング(英語のみ)】17:10~18:10
<第2日>
●理科1:9:30~10:30

●数学1:11:20~12:30

●数学2:13:50~14:50

●理科2:【2科目受験】15:40~17:50、【1科目受験】16:50~17:50
試験室への入室終了時刻については、受験票等が送付される際、同封の「受験上の注意」に明示されているので、しっかりと確認しよう。

試験当日、万が一開始時刻に遅刻した場合でも、開始20分以内の遅刻に限り、受験は認められる。

ただし、「リスニング(英語)」のみ、遅刻は認められない。

試験当日は余裕をもって会場に向かえるよう、あらかじめ交通機関や時間を調べておくことが大切だ。

出願から試験当日までの流れ


出願から試験当日までの流れは以下のとおり。
検定料等払込み(2021年9月1日~10月7日)
出願(2021年9月27日~10月7日)
登録内容の確認(2021年10月27日までに確認はがき到着)
受験票等到着(2021年12月15日までに到着)
受験(2022年1月15日・16日)


登録内容の「確認はがき」が届いた際は、記載内容をしっかり確認!

もし受験教科等の訂正が必要な場合は、大学入試センターに届け出なければならない。

また、万が一「確認はがき」が2021年10月27日(水)までに届かない場合は、必ず志願者本人が大学入試センター事業第1課(電話:03-3465-8600)に問い合わせをしなければならない。

当日の持ち物


試験当日に必要な持ち物は、うっかり忘れると受験できないこともあるので、前もってしっかりと準備しておこう。
<試験当日に必要な持ち物>
●「受験票」と「写真票」
●無地のマスク
●筆記用具
●時計
「受験票」と「写真票」には同じ写真を貼り付け、「成績請求票」とは切り離して、必ず持参すること。また、「写真票」は最初に受験する試験時間に回収されるが、「受験票」は各大学の個別学力検査や入学手続きの際に必要となるので、試験終了後も大切に保管しておこう。

無地のマスクも必ず持参すること!新型コロナウイルス感染症予防のため、試験場内では常にマスクを正しく(鼻と口を確実に覆う)着用することが求められる。フェイスシールドやマウスシールドの着用では受験できない。

試験中に机の上に置けるもの・NGのもの

2022年度 大学入学共通テスト、試験日は1月15・16日、出願期間や時間割は?

試験中は、「受験票」と「写真票」のほかに、机の上に置いていいものがある。一方、置いてはいけないものもあるので、しっかりと確認して万全に準備を整えよう。

「受験票」と「写真票」のほかに、試験中、机の上に置いていいもの(OK)は、
<OK>
●黒鉛筆(H、F、HBに限る。和歌・格言等が印刷されているものは不可。)
●鉛筆キャップ
●シャープペンシル(メモや計算に使用する場合のみ可。黒い芯限定。)
●プラスチック製の消しゴム
●鉛筆削り(電動式・大型のもの・ナイフ類は不可。)
●時計(辞書、電卓、端末等の機能があるものや、秒針音のするもの・キッチンタイマー・大型のものは不可。)
●眼鏡、ハンカチ、目薬、ティッシュペーパー(袋や箱から中身だけ取り出したもの。)
机の上に置いてはいけないもの(NG)は、
<NG>
●定規(定規の機能を備えた鉛筆等を含む。)
●コンパス
●電卓
●そろばん
●グラフ用紙等の補助具
●携帯電話(スマートフォン)
●ウェアラブル端末
●電子辞書、ICレコーダー等の電子機器類
NGのものは、身に付けていたり手に持っていると不正行為と判断されてしまうことがあるのでくれぐれも注意しよう。

試験当日、間違えて持ってきてしまった場合は、かばん等にしまうこと。また、スマートフォンなどの電子機器類は、試験室に入る前に必ずアラームの設定を解除して、電源も切っておこう。

英文字や地図等がプリントされている服等の着用も禁止となっている。制服やシンプルな服装で試験に挑もう。

2022年度大学入学共通テスト、追試・再試験は?


万が一急病など、やむを得ない理由で受験ができなかった場合、どうしたらいいのか?

そのような方を対象に、大学入学共通テストには「追試験」という制度が用意されている。

「追試験」の対象者は、
●疾病(インフルエンザ・ノロウイルス・新型コロナウイルス・風邪等を含む。)・負傷により受験できない方

●試験場に向かう途中の事故により受験できない方

●やむを得ない事由(両親等の危篤・死亡、自宅の火災等)により受験できない方
実施期日(予定)は、
2022年1月29日(土)、30日(日)
また、雪や地震などによる災害、試験実施上の事故などによって、本試験が所定の期日に実施できない、または完了しなかった場合に、「再試験」が行われる。

「再試験」の日程は「追試験」と同じで、2022年1月29日(土)、30日(日)が予定されている。

なお、「再試験」については、原則、所定の期日までに受験希望を申し出た場合に許可される。万が一「再試験」を受験しなければならない場合は、申請を忘れないことが大切だ。

2022年度大学入学共通テスト、結果発表日は?


無事に試験が終わったら、最も気になるのは得点や結果発表だろう。

大学入学共通テストの本試験、追試験・再試験の正解と配点は、各日の全試験終了後に、その日行われた科目分が大学入試センターのホームページで発表される。

平均点等の中間発表は、
2022年1月19日(水) ※予定
最終発表は、
2022年2月7日(月) ※予定
いずれも、大学入試センターのホームページで発表される。

また、本試験において、各科目間で原則として20点以上の平均点差が生じ、これが試験問題の難易差に基づくものと認められた場合は、得点調整が行われる(※受験者数1万人未満の科目は対象外)。

得点調整が行われる可能性のある科目は、
●地理歴史の「世界史B」「日本史B」「地理B」の間
●公民の「現代社会」「倫理」「政治・経済」の間
●理科2の「物理」「化学」「生物」「地学」の間
得点調整の実施有無については、2022年1月21日(金)に発表される予定だ。また、得点調整が行われる場合は、対象となる科目の得点の換算表が大学入試センターのホームページに発表される。

計画的な準備が成功の秘訣

2022年度 大学入学共通テスト、試験日は1月15・16日、出願期間や時間割は?

試験対策以外にも、何かと準備に追われる「大学入学共通テスト」。

試験直前に慌てて余計な雑念が入らないよう、早めの行動と計画的な準備で、目標突破に全力を傾けよう。

※出典元:大学入試センター
※2021年7月時点の情報になります。

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