大学入学共通テスト対策!各教科のスタサプ講師が解説!

2021年から始まる大学入学共通テスト(※以後、共通テスト)。

センター試験とはどう違うの?出題傾向や対策は?という疑問を、まずはおさらい!
Q.共通テストの問題は、どんなふうに変わるの?

A.反復練習で徐々に解けるようになるセンター試験とは違い、共通テストは「各教科の知識を用いて、身近な課題の解決を行う」問題などが出題される。

見たことのない問題に戸惑うかもしれないが、「何を問われているのか」を正しく読み解ければ、高校レベルの知識で十分解ける。

Q.共通テストならではのこれまでにない問題は、どう対策を進めたら良い?

A.例えば数学においては「公式の使い方」だけを理解していても新傾向の問題は解けない。

「どんなシチュエーションでその公式が使われるのか」「なぜその公式を使ったのか」など、すべての教科で「説明」ができるようにしよう。

友達同士で同じ問題を解き、自分の解法について説明し合うのも良い対策になる。

Q.センター試験の対策本や過去問は共通テストにも使えるの?

A.新傾向の問題は出てくるものの、あくまで土台はセンター試験。初年度ということもあって新傾向の問題がどの程度入ってくるかは未知数だが、マーク式の部分に関してはセンター試験の形式が引き継がれるので、センター試験の過去問もしっかり見ておこう。

Q.新傾向の問題は、どこでみることができる?
A.大学入試センターのホームページに試行調査の問題が掲載されているので、一度問いてみるのがおすすめ。

解説はホームページに載っていないので、疑問があれば先生に聞いてみるか、市販の問題集で試行調査の解答・解説が掲載されているものを購入し、解説を読み込んでみよう。
全体がおさらいできたところで、今度はもっと詳しく教科ごとに出題傾向や対策のポイントを、スタディサプリの先生たちに教えてもらったよ!

対策のPoint1では、まずは各教科ごとのセンター試験から共通テストの変化ポイントを紹介!

共通テストの特徴とも言える「新傾向の問題」が、どのような形で出題されるのかをチェック!

勉強法Point2では9月からどのような対策をしていけばいいのかをアドバイスしてもらった!

さっそくチェックしていこう

目次

英語は「読む・聞く」を毎日実践し新テストに対応

教えてもらったのは
共通テスト対策!各教科のスタサプ講師がわかりやすく解説!
肘井学先生
スタディサプリ「共通テスト対策講座 英語」「高3 スタンダード/ハイ/トップ レベル英語〈読解編〉」を担当。

【英語】共通テスト対策Point1


★リスニングの比重がアップ!リーディングは長文読解のみ

リーディングとリスニングの配点比率が、「4:1」から「1:1」となり、リスニングの重要度が大幅アップ。

リーディングでは「発音アクセント」「文法」「整序英作文」がなくなり、長文読解のみとなったのも大きな変化です。

★毎日のシャドウイングで聞き取れる耳をつくる

リスニングが苦手でも、毎日英語を聞き、音読を続ければ聞き取れる耳になります。

音源つきのリーディングの参考書で読解に取り組むのと同時に、音源のすぐ後について音読する「シャドウイング」を行うと効率的。

★過去問には触れず新傾向の予想問題で演習

形式も配点も違うので、センターの過去問はおすすめしません。

リーディングは長文読解のみなので、「読むための英文法」の力がついたら、さまざまな長文を読む経験を重ね、試行調査や市販の共通テスト予想問題で演習してください。


英語:勉強法Point2:9月から11月までの勉強法は?

9月
☑︎9月中旬までを目標にSVOC の文型や頻出の構文を理解し、長文を読むための基礎力をつける。

おすすめの参考書は『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本(KADOKAWA)』
10月
☑︎リーディング、リスニング、単語の実力を並行して伸ばすために、読解の参考書に集中して取り組む。

おすすめは「速読英単語 必修編(Z会)」。

CD付きなので聞くだけでなく後について音読するシャドウイングを実践しよう
11月
☑︎共通テストの試行調査や予想問題でひたすら演習。

スタディサプリを受講している生徒は、「共通テスト対策講座(リーディング編・リスニング編)」がおすすめ。

さらに問題演習をしたい方は、『共通テスト実戦模試 英語リーディング・リスニング(Z会)』がおすすめ。

予想問題が、たくさん掲載されています

数学は個人戦から団体戦へ対話による実力養成が肝

教えてもらったのは
共通テスト対策!各教科のスタサプ講師がわかりやすく解説!
山内恵介先生
スタディサプリ「共通テスト対策講座 数学IA」「共通テスト対策講座 数学IIB」を担当。

【数学】共通テスト対策Point1


★「なぜ公式が成立するか」証明のプロセスが問題に

数IA の試行調査では会話スタイルで正弦定理の成り立ちを解きほぐすプロセスが出題されました。

単に公式を使って計算する力だけでは解けず、その場で初めて読む文章や会話・資料の理解力やその出題意図を推し量る力が求められます。

★変化を予測する想像力や課題解決の発想力も必要

グラフ表示ソフトで二次関数をスライドさせたらどうなるかを計算せずに考察するなど、ICTを反映した問題も新傾向。

また階段の路面について三角比で考察するというような、日常的な課題を取り上げる問題も出題の可能性があります。

★解法を説明し合うなど今までにない対策が有効

共通テストはセンター試験とは別物。

自分の解法を人に伝える力、相手の思考プロセスに共感する力が、出題者の意図を理解する力につながっていきます。

ペアやグループで試行調査や予想問題を解き、解法について説明し合う経験が有効でしょう。


【数学】勉強法Point2:9月から11月までの勉強法は?

9月
☑︎基礎固めにセンター試験の過去問に触れ、マーク・誘導形式に慣れる

☑︎試行調査の問題をていねいに解く。

解説を読み、出題意図や、正答に至るまでの流れを理解する
10月
☑︎共通テストの思考プロセスを問う問題に対応するため 、センター試験の過去問題などを利用し、仲間をみつけて解法を説明し合う

☑︎︎︎共通テスト予想問題に取り組む。

問題の解法や出題者の意図について仲間と話し合う。

また、疑問をぶつけ合い 、根拠を交えて説明できるようにする
11月
☑︎予想問題などを制限時間内に終わらせ る 訓 練 を 開 始 。

終わらない場合 、原因は苦手分野であることが多いので、弱みを自覚し、センター試験の過去問題などを繰り返して解くことで時間短縮を目指す

国語(現代文)はどこが変わる?どこが同じ?敵を知れば冷静に準備できる

教えてもらったのは
共通テスト対策!各教科のスタサプ講師がわかりやすく解説!
小柴大輔先生
スタディサプリ「高1・2・3現代文〈読解力・表現力養成編〉」「高3スタンダード/トップ&ハイレベル」を担当。

【国語(現代文)】共通テスト対策Point1


★複数の資料が並んだ問題形式になじんでおく

センター試験では大問1つに評論や小説が各1つ。

ところが共通テストでは評論の場合、メインの文章に加え、関連資料がつきます。

また小説でもメインの作品と関連した文学作品がつきます。

これは大きな変化。

必ず試行調査や予想問題に触れて形式になじんでください。

★著作権、街づくり、部則…身近な社会問題がテーマ

現代文のテーマは今まで多かった芸術・アートだけでなく、著作権、街づくりなどの社会問題のような身近な問題が取り上げられる可能性が高いです。

時事ネタに興味をもち、現代社会の知識を蓄えておきましょう。


★変わらない部分について過去問の活用は有効

「資料のタイトル」→「設問条件(棒線の理解、表現に関する説明)」→「該当箇所を中心に答え探し」の順で読み、正答にたどり着く道筋は変わりません。

また漢字5問、語句の意味3問も変わらないので、過去問が有効です。



【国語(現代文)】勉強法Point2:9月から11月までの勉強法は?

9月
☑制限時間内で解く練習をスタート

☑間違ったら、解説を読みミスの原因を知る

☑「のみ」「すべて」「べき」など、長文読解の誤った選択肢の典型的なパターンを知る

☑漢字・語句の意味は過去問を反復して暗記

☑新聞やニュースで、現代の社会問題を知る
10月
☑過去問・予想問題などを【国語】として大問4つを80分で解く。

☑評論、小説、エッセイ、漢字、慣用句などに切り分け、1日ワンテーマで取り組む

☑理系学部志望なら3日で1時間など、科目の比重に合わせて正しいルーティンを決める
11月
☑マークシート付きの 予想問題集などを購入し、 マークシートでの解答に慣れる

国語(古文・漢文)は基礎固めをしっかりして勝つための戦略を立てよう

教えてもらったのは
2021年度共通テスト対策!各教科のスタサプ講師がわかりやすく解説!
岡本梨奈先生
スタディサプリ「共通テスト対策講座 古文」「高3古文〈文法編〉」その他を担当。

【国語(古文・漢文)】共通テスト対策Point1


★古典以外の資料もからめて複合的に読み解く力が必要

古典の文章の抜粋だけでなく、イラストも含め複数の資料をからめた問題や現代語の会話文を読んで解く問題など、今までにない出題形式があり得ます。

複数の資料を比較したり、解答に必要な箇所を探すなどの判断力が必要です。

★解答に必要な知識はセンター試験とほぼ同じ

素材の多さという新傾向はあるものの、問われる内容は今までと大差なし。

古文は語意、心情や理由、内容解釈、和歌の解釈、修辞の問題、漢文は漢字の読み・意味、返り点や書き下し文、解釈、内容理解などが中心になりそうです。

★過去問+予想問題に当たり時間配分などの戦略を立てる

古文は単語、文法、読解方法、古文常識など、漢文は語順、句法、単語、漢詩など、土台を固めてから実践にトライ。

過去問は解く順番や時間配分などの戦略を立てるのに有効ですが、新傾向の予想問題も必ず解いて参考にしましょう。

【国語(古文・漢文)】勉強法Point2:9月から11月までの勉強法は?

9月
☑︎文法・句法・単語などの土台をマスター

☑︎読解方法、和歌・文学史なども理解する

☑︎実際の過去問に触れていく、大問別でもいいし、時間がいくらかかってもOK
10月
☑︎過去問の文章や選択肢を正確に読み取る〔=精読〕練習をする

☑︎間違えた問題を分析しミスを繰り返さない

☑︎解く順番や時間配分などの戦略を立てる
11月
☑︎制限時間で解けない場合、文法や単語の理解不足が多いので、苦手単元や単語を復習

☑︎共通テストの新傾向〔複数素材文や資料、会話が絡む出題など〕の問題を解く練習を重ねる(オリジナル予想問題なども利用)

世界史は教科書より何より過去問!これが最短&最速の対策

教えてもらったのは
2021年度共通テスト対策!各教科のスタサプ講師がわかりやすく解説!
村山秀太郎先生
スタディサプリ「共通テスト対策講座 世界史B」「高3トップ&ハイレベル 世界史〈通史編〉」を担当。

【世界史】共通テスト対策Point1


★読むべき資料が増えた分、速さ、正確さが一層必要

試行調査で出たトルコの碑文、綿の価格推移表のような今までにない資料を複数組み合せた問題が出るでしょう。

読む要素が増えるので、ざっと目を通して設問を勘違いせず読み取る事務処理能力が今まで以上に必要です。

★素材は目新しくても問われるレベルは大差なし

新傾向に驚くかもしれませんが、出題形式は変わっても、問われている内容はセンター試験と同レベル。

必要な知識はスポーツ界で言えば「メッシ、イチロー、錦織」などの超メジャー級が大半です。心配しすぎないように。


★わからなくても過去問に触れ「ノート」で知識を定着

膨大な世界史の範囲を最短でカバーできるのは、センター試験の過去問で間違いなし。

23年分の本試験と追試験36問×2試験×23年=1656問に接し、解答の根拠となる知識を自分でノートにまとめる、これが一番の対策です。

【世界史】勉強法Point2:9月から11月までの勉強法は?

9月
☑︎「薄く広く」でいいので、ひとまず全体を知るために、センター試験の過去問に目を通す。

わからないなら、答えを同時に見て時間を短縮。正答の根拠を理解する


☑︎問題から得た知識を、「土地の利用」「官吏の登用」などテーマ別にノートに書き留める
10月
☑︎市販の共通テスト予想問題集、塾などの対策講座で新傾向に触れ、複数資料に慣れる

☑︎センター試験の過去問による世界史の理解を続ける。全問終わったら反復も効果的
11月
☑︎過去問と予想問題を繰り返し解いて理解を深める。

正答、誤答の根拠の理解を心がける

日本史は知識のインプットは早期着手・早期完成が基本

教えてもらったのは
2021年度共通テスト対策!各教科のスタサプ講師がわかりやすく解説!
伊藤賀一先生
スタディサプリ「共通テスト対策講座 日本史B」「共通テスト対策講座 倫理」などを担当。

【日本史】共通テスト対策Point1


★テスト形式が変わっても知識のインプットは必須

大学入学共通テストでは、思考力や判断力などを活用して解く問題が増える見通しですが、ほとんどが教科書の知識の習得を前提にした出題。

教科書や一問一答集などを使って、全範囲の知識をインプットする3カ月にしましょう。

★「忘れない」ために毎日取り組むことが重要

知識をインプットする際に意識したいのは、毎日取り組むこと。

週1回、3時間勉強するなら、1日30 分を6日続けるほうが知識は定着します。

一問一答集は3周を目安に、全問解き直すよりも間違えた問題だけを回すほうが効率的です。


★試行調査や問題集に取り組み、新傾向問題に慣れよう

試行調査では、図版・グラフ・史料を利用した設問がふんだんに見られ、「解くのに時間がかかる」ことも注意したいポイント。

過去問を解いても効果は薄いので、試行調査や共通テスト対策問題集を使って出題形式に慣れましょう。

【日本史】勉強法Point2:9月から11月までの勉強法は?

【日本史全体】

☑3カ月で全範囲の知識をインプット
学校の進度が遅い場合は先取り学習

☑用語の周辺情報や因果関係を正しく理解
出来事の原因や背景、結果、影響のつながりを意識

☑図説資料集をこまめに使い、資料から読み取る力を養う

☑一問一答集を使い、覚えられているかどうか確認 (1回め)
間違えた問題のチェックを忘れずに

☑一問一答集を使い、覚えられているかどうか確認 (2回め)
間違えた問題だけを解いて、間違えた問題は再度チェック

☑試行調査の問題形式を確認する
はじめは制限時間を決めずに解いてみる

☑一問一答集を使い、覚えられているかどうか確認 (3回め)
間違えた問題だけを解いて、間違えた問題は再度チェック

☑苦手な「時代」は、教科書を読み直して理解

☑共通テスト対策問題集を使って出題形式に慣れる
多くの問題に触れ、さまざまな問われ方に対応できるように

公民は知識のインプットプラスアルファの対策が有効

教えてもらったのは
2021年度共通テスト対策!各教科のスタサプ講師がわかりやすく解説!
伊藤賀一先生
スタディサプリ「共通テスト対策講座 日本史B」「共通テスト対策講座 倫理」などを担当。

【公民】共通テスト対策Point1


★倫理:共通テスト特有の出題形式に慣れておく

センター試験と同様、5つの分野からまんべんなく出題されるので、まずは全範囲の知識をインプット。

試行調査では、複数の選択肢を選ぶといった設問も見られましたが、センター試験の「大問ごとのリード文読解問題」はなくなりました。

共通テスト対策の問題集で、対策を万全にしておきましょう。

★政治・経済:普段からグラフや表を読み取る訓練を積もう

教科書の細かい知識を問う問題がありました。

時事的な話題も含めて、教科書の隅々まで学習しておかないと高得点は難しいでしょう。

また、グラフや表の読み取り問題もあるので、グラフの作成意図・目的を考察する訓練を。


★現代社会:読解力で解答する問題は時間内に解き切る練習を

試行調査を見る限り、長めの文章を読解する問題が多く見られました。

選択した解答を当てはめて確認する必要があるので、時間のロスにつながることも。

普段から、出題者の主張を探りながら読み解く習慣を身につけましょう。


【公民】勉強法Point2:9月から11月までの勉強法は?

【公民全体】

☑1カ月半で全範囲の知識をインプット
学校の進度が遅い場合は先取り学習

☑一問一答集を駆使し、基礎的な知識を確認
3周を目安に、間違えた問題だけを回すのが効率的

☑共通テスト対策問題集を使って出題形式に慣れる
多くの問題に触れ、さまざまな問われ方に対応できるように
【倫理】

☑教科書の記述量に応じて勉強にかける時間を配分

☑「年代」そのものよりも「前後関係」を押さえる
人物や語句を暗記するだけでなく、背景や歴史的順序をチェックするように
【政治・経済】

☑最新の統計が収録された用語集・図説・資料集を使う
最新の統計をもとにした問題が出題されるので、最新のものを使う

☑インターネットを通じて時事的な話題に慣れ親しむ
【現代社会】

☑現代文の学習と同様に、読解力を身につける

☑インターネットを通じて時事的な話題に慣れ親しむ

地理はじっくり時間をかけて解く!解き方をつかめば点は伸びる

教えてもらったのは
2021年度共通テスト対策!各教科のスタサプ講師がわかりやすく解説!
鈴木達人先生
スタディサプリ「共通テスト対策講座 地理B」「高1・2・3地理〈地誌編〉」を担当。

【地理】共通テスト対策Point1


★統計データから意味を読み取る力がカギ

試行調査では統計データ関連の問題は今まで以上に配点が高く、考えさせる内容になっています。

さまざまなデータに触れ、数字やグラフから意味を読み取る力、A→B→Cと事象が変化する流れをつかむ力を磨きましょう。

★ヒントやトリックをみつける訓練を積む

大筋はセンター試験と変わらないので、過去問は有効。

地理は推理小説のようにヒントやトリックが織り交ぜられた問題が多く、「着眼点はどこか?」「決め手は何か?」を1問ずつ理解していけば解き方のパターンがつかめます。

★得点アップの近道は時間をかけて解くこと

暗記問題は実はわずかで、メインは考えれば解ける思考力問題。

じっくり時間をかけるほど確実に点数がアップします。

ちなみに1題は超難問が出るのがお約束のパターン。

「全部解けなくていい」という気構えでOKです。

【地理】勉強法Point2:9月から11月までの勉強法は?

9月
☑︎基本知識のおさらいは中学校の参考書で十分。最低2冊やり終えれば 、知識面はクリア

☑︎夏から9月にかけてセンター試験の過去問を最低10年分解く

☑︎過去問で出た統計グラフは「データブック オブ・ザ・ワールド」などの資料で確認し補強を
10月
☑︎過去問は解答だけでなく解説もよく読み、根拠を理解する

☑︎模試や予想問題は時間配分の参考程度に活用

対策自体はセンター過去問のみでOK
11月
☑︎10年分の過去問をやり終えたら、主要科目のすき間時間にリフレッシュをかねて復習

物理は基礎から実践へ。まずは教科書の理解が重要

教えてもらったのは
2021年度共通テスト対策!各教科のスタサプ講師がわかりやすく解説!
中野喜充先生
スタディサプリ「共通テスト対策講座 物理」「共通テスト対策講座 物理基礎」を担当。 

【物理】共通テスト対策Point1


★教科書を使って全分野の知識の定着を確認

試行調査では、探究活動の内容や日常生活で起こる現象を題材にした問題が出題されました。

見慣れない問題ですが、前提となるのは教科書の基礎知識。3カ月間で、各分野の重要事項(式・法則)を正確に理解しましょう。

★データやグラフの問題は復習して確実に理解

センター試験よりも、実験データの解析問題や、グラフ読み取り問題の出題が増えると予想されます。

現象を理解していなければかなり手を焼くので、模擬試験や問題集で解けなかった問題は、必ず復習して確実に理解しましょう。

★共通テストの出題形式に慣れるために問題演習を

共通テストの過去問がないからこそ、いかにして問題演習を行うかが対策のカギです。

そこで活用したいのが、市販の共通テスト対策問題集。

正解を見ながらでもいいので、まずは解説をしっかり読んで、出題の形式に慣れましょう。

【物理】勉強法Point2:9月から11月までの勉強法は?

9月
☑︎各分野の式の種類と内容を把握
力学、電磁気学、熱力学、波動、原子の順に学習を進める

☑︎教科書の章末問題を解き、式の使い方を理解

☑︎苦手分野は学校配付の問題集の類似問題に挑戦
10月
☑︎教科書に載っているグラフについてもチェックしておく

☑︎実験結果をグラフで表す練習を行う

☑︎選択問題だった原子についても触れておく
11月
☑︎共通テスト対策問題集を使って出題形式に慣れる
初めは制限時間を決めずにじっくり解くことを意識

☑︎共通テスト対策問題集を使って出題形式に慣れる
制限時間を計って時間内に解く練習を重ねる

☑︎センター試験の過去問のも触れておく

化学は「化学の本質」を追求し、問題演習を積み重ねる

教えてもらったのは
2021年度共通テスト対策!各教科のスタサプ講師がわかりやすく解説!
坂田薫先生
スタディサプリ「共通テスト対策講座 化学」「共通テスト対策講座 化学基礎」を担当。

【化学】共通テスト対策Point1


★「なぜそうなるのか?」と原因を考え理解を深める

初見のデータをもとに考察する問題や、教科書に載っていない物質を扱った問題の出題が予想されます。

知らない物質、法則が出る可能性も考えられるので、常に「なぜそうなるのか?」を考えて理解を深めましょう。

★実験問題は資料集でイメージトレーニング

センター試験よりも、情報を読み取るのに苦労する実験問題が増えると思われます。資料集に掲載されている写真は、実験の内容をイメージするのに役立つので活用したいところ。

プロセスや操作、現象の変化を押さえましょう。

★私大のマーク式入試問題を使った共通テスト対策

センター試験では、大問ごとに分野が分かれていましたが、共通テストでは、大問の中に分野をまたいだ問題が出題される可能性があります。

分野混合の問題に対しては、私大のマーク式入試問題で対策するのが効果的です。

【化学】勉強法Point2:9月から11月までの勉強法は?

【理論化学】

9月

☑︎3カ月かけて、公式や典型的な解き方を理解する

☑︎理解があやふやなテーマは「なぜそうなるのか」原因を追求

10月
☑︎単元ごとに、公式や解法を使って問題を解いて定着

11月
☑︎私大のマーク式入試問題に取り組み、形式に慣れる
【無機化学】

9月

☑︎各化合物の反応について、しくみを1カ月かけて理解

☑︎理解があやふやなテーマは「なぜそうなるのか」原因を追求

10月
☑︎物質の組み合せとその色など、暗記事項を覚える

☑︎分野別マーク式問題集を解いて定着

11月
☑︎私大のマーク式入試問題に取り組み、形式に慣れる
【有機化学】

9月

☑︎つまずきやすい異性体は、構造式を書き出せるように

☑︎理解があやふやなテーマは「なぜそうなるのか」原因を追求

10月
☑︎有機化合物の反応と高分子化合物の合成を理解

☑︎分野別のマーク式問題集を解いて定着

11月
☑︎私大のマーク式入試問題に取り組み、形式に慣れる

生物は正しい知識を得ることが共通テスト対策の第一歩

教えてもらったのは
共通テスト対策生物編
牧島央武先生

スタディサプリ「共通テスト対策講座 生物」「共通テスト対策講座 生物基礎」を担当。

【生物】共通テスト対策Point1


★教科書を使って全分野の知識の定着を確認

共通テストでは、実験データを読み取る問題や、結果を考察する問題が増えると思われますが、基礎知識が土台となることに変わりありません。

まずは教科書で全単元の知識を確認しながら、文章を読むことに慣れましょう。

★3~5年分の過去問を用意し、考察問題に取り組む

共通テスト対策として、センター試験の過去問を使った演習も効果的。試行調査ほどではありませんが、センター試験にも考察問題は収録されています。

3~5年分を目安に、過去に出題された考察問題を通じて、練習しましょう。


★問題集を活用して初見のデータから読み取る練習

共通テストで注意したいのが、教科書に載っていない初見の実験やデータから読み取る問題。

単に教科書を暗記する学習ではてこずります。

共通テスト対策問題集に取り組み、初見のデータから読み取る練習を行いましょう。  

【生物】勉強法Point2:9月から11月までの勉強法は?

9月
☑︎教科書と傍用問題集の基礎問題で全単元の知識を確認

☑︎全単元の授業が終わっていない人は先取り学習

☑︎教科書の生物用語を言葉で説明できるように

☑︎教科書や図説のグラフを見直して、読み取る練習を
10月
☑︎観察・実験の授業があるなら 積極的に参加し考察

☑︎傍用問題集の標準問題を 全単元解く

☑︎「何を問われているか」を意識しながら問題演習
12月(※11月までは上記を行って、12月からはこれらを実施していこう!)
☑︎本番と同じ時間・形式でセンター試験過去問に取り組む

☑︎共通テスト対策問題集を使って出題形式に慣れる

☑︎間違えた問題は、解説の理解にも時間をかける

☑︎教科書を読み直して、単元同士のつながりに気づく
大学入学共通テストが近づいてきて、だんだん不安になっている人もいるはず!

まずは先生たちのアドバイスをしっかり聞いて、不安を自信に変えていこう!

※2020年8月取材時点の情報になります。


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