医療ソーシャルワーカーとして患者さんの通院をサポートしています。日々の業務の中で、授業や実習、海外研修など大学での多様な学びと経験が今、仕事に大いに活きていると感じます。
大学時代に学んだ中で印象に残っていることは、国際福祉論の授業。ボランティアは全てが善行であるとの思い込みが震災時に現地の負担になっていることを教わりました。自分では正解と思った行動も他者からすれば不正解になり得る事例で、患者さんへの支援を考える上で参考になっています。
急な入院や手術に混乱する患者さんやご家族も多いので、そんな時こそ心に余裕をもち、やさしく対応できるソーシャルワーカーでいつづけたいですね。
地方独立行政法人 総合病院国保旭中央病院 医療連携福祉相談室勤務/健康科学部 福祉総合学科ソーシャルワークコース(現:社会福祉コース)/2019年卒