札幌科学技術専門学校／卒業後のキャリア（自然環境学科ネイチャーガイド河本　和那さん）【スタディサプリ進路】

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先輩の仕事紹介

自然も人との会話も好き。両方の能力を活かせるネイチャーガイドの仕事を選びました！

ネイチャーガイド

自然環境学科卒/2022年卒

河本　和那さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

オホーツク海に面した「野付半島ネイチャーセンター」のネイチャーガイドとして、展示物の制作・整備、ツアーガイドや出前授業の講師なども務めています。ここ野付半島はラムサール条約にも認定されるほど多くの野鳥が飛来する場所で、希少な野生生物も生息しています。私たちガイドの仕事は、自然を楽しむための正しい知識や技術を参加者に伝えること。自然環境そのものが常に変わり続けているうえ、新たな科学的発見なども多く、普段からタイムリーな情報を幅広く収集することを常に心がけていますね。ツアー参加者から「楽しかったよ」「また違う季節にも来てみたい」など笑顔で声を掛けてもらえた瞬間に、もっとも仕事のやりがいを感じます。

学校で学んだこと・学生時代

学生時代にもっとも印象に残っているのが野外実習です。自然豊かな北海道各地のフィールドに出て、環境の変化や実態を観察したり、起こっている現象を調査・分析するなど、今の仕事でも日常的に求められるような技術・知識を学ぶことができました。また授業の中で、各分野の最新の情報や現場での体験などを積極的に話してくれる先生が多く、社会に出てからもその際に聞いたことが活かされる場面も多々あるんですよ。どの先生も話しやすい雰囲気で、気軽に質問や雑談をすることができました。

自作の資料で、野付半島の魅力をツアー参加者に紹介！

分野選びの視点・アドバイス

ネイチャーガイドの仕事には、まずコミュニケーション能力が基礎的なスキルとして求められます。そのうえで、正しい知識や技術を適切な場面で活用できる判断力、参加者の安全を確保しつつ野生生物を見逃さないようにする注意力など、幅広い能力が不可欠となります。こういった力を養うためにも、授業や実習においては常に「自分ごと」として課題に取組み、挑戦できることには何でもチャレンジしてみてほしいですね。そうすることで自分の得意・不得意が明確になり、今後の長い人生で続けられる仕事かどうか、あるいはその仕事自体を本当に楽しめるかどうかが分かると思います。

ジオラマなど展示物の制作や管理も大切な仕事です！

河本　和那さん

野付半島ネイチャーセンター勤務/自然環境学科卒/2022年卒/小学生の頃から馴染み深くインターンシップでお世話になったことがきっかけで、野付半島でのガイドの仕事を目指す。学生の頃から誰かに知識を伝えるのが好きだったこともあり、お客さんに自然を楽しめる正しい知識や技術を伝授するガイドの仕事にやりがいを感じていると河本さん。野外活動での知識を身につけるだけでなく、積極的にガイドに赴いたり、お客さんに館内を案内して話し方や技術を自分なりに研究したりと、自身の更なる成長のため学習を続けている。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…