システムエンジニアとして、業務の効率化や自動化、データを活用するDX関連の業務に携わっています。システム開発と向き合うだけではなく、クライアントの方との打ち合わせも多いので、物事をわかりやすく説明する力やコミュニケーション能力も大切だと思っています。システム業界は日々さまざまな技術が登場するので、常に新しい分野の勉強が必要です。苦労はありますが、これまでできなかったことができるようになったり、お客さまに喜んでいただけたりすると、「やってよかったな」と達成感で胸がいっぱいになります。
高校で受けた技術系の授業の中でパソコンを触る機会があり、「IT系の勉強をしてみたい」と考えるようになりました。安定した職業に就きたいという希望もあったので、システムエンジニア(SE)の道を選択。SEはシステム関係全般のスペシャリストです。SEに対して、「一人で黙々と作業をする」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実際はチームプレーも多いんです。設計書や資料の作成やプレゼンを分担することもあり、開発以外にほかの人と協力して取り組まなければいけないこともたくさんあります。そういった業務もしっかりとこなすことで、「長くこの業界で活躍できる人材になりたい」と思っています。
オープンキャンパスに足を運んだ際に、在学中の先輩方からリアルな授業の様子を教えてもらい、入学を決めました。情報技術者コースでは、主にC言語を使ったプログラム開発を勉強しました。国家資格である「基本情報技術者」を取得するための授業では、時間をかけて重点的にフォローしていただいたおかげで、無事に合格することができ、感謝しています。基礎的な技術だけではなく、社会に出てから必要なビジネススキルも両立して学ぶことができ、卒業してからも不安になることが少なかったです。充実した毎日を送っていますが、「学生のうちにあれをやっておけばよかった」とふと思うことも…。なんでも挑戦することが大事ですね。
株式会社 エヌ・メルクス 勤務/ITビジネス学科(情報技術者コース)/2015年卒/ITビジネス学科情報技術者コースを2015年に卒業し、現在は(株)エヌ・メルクスでシステムエンジニアとして働く古池さん。プロジェクトの一員として「ほかのメンバーのケアに気を配りながらも納期をしっかり守る」がモットー。在学中は人見知りで内向的な性格だったそうだが、専門学校での学びや会社での業務を通じ、新しいことに挑戦する楽しさに目覚めたそう。まとまった休みが取れたタイミングで旅行に出かけるなど、オンとオフのメリハリもばっちり。「SEはどんなことにも挑戦できる仕事。自分の好きを大事にしてほしいです」と、進路に悩む後輩たちにエールを送る。