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武蔵野美術大学、「サミットエコバッグデザインプロジェクト」エコバッグ発売開始
2020/2/4
サミット・エコバッグデザインプロジェクトとは、首都圏でスーパーマーケットを営むサミット株式会社と武蔵野美術大学の産学共同プロジェクト。レジ袋の削減を実現するために、芸術文化学科1年生から3年生まで15名によるアーツプロジェクトとして2018年4月からエコバッグのデザインに取り組んだ。はじめに環境問題や消費文化を探り、企業や売り場での調査、お客様のニーズを把握した。環境問題に対する問題提起と実際に使える商品をデザインするため、コンセプトづくりからデザイン、試作品の制作を重ね、2020年1月22日に商品としてサミットストア全店(116店舗)で販売が開始された。



〈リサーチ〉

エコバッグをデザインするにあたり、環境問題への取り組み、エコバッグの事例、生活文化など、幅広いリサーチをもとに取り組むべき課題を確認した。また、サミットストアのさまざまな部署で働くサミットの社員とともに、エコバッグのアイデアやデザインの可能性を探った。そして、お客様へのリサーチにより、どのようなデザインのエコバッグが求められているのかを把握した。



〈デザイン〉

多くのデザイン案を考え、ラフスケッチを描いてはメンバー間で意見交換を行い、ブラッシュアップを重ねていった。デザイン案は、サミット本部の各部署から意見をもらい、色や形、柄やイラストレーションなどのイメージ、また素材による強度、大きさや折りたたみ易さ、携帯性などの使い勝手まで、エコバッグを使う人の視点からデザインを検証した。



〈試作〉

実際に形にすることが可能なのかを検証するために、試作品を制作した。試作品が完成すると、さまざまな大きさや形の物をバッグに入れ、扱いやすさや、持ちやすさなどの使い勝手を確認した。また、バッグなどのデザインを手がけている武蔵野美術大学の卒業生でもあるプロのデザイナーにも意見をもらい、製品としての完成度を高めていった。



〈プレゼンテーション〉

このプロジェクトでは、2018年7月、10月、12月の計3回のプレゼンテーションを行った。毎回のプレゼンテーションでは、同席したサミット各部署の方との意見交換、また多くの社員の方々からの意見を集めて、ブラッシュアップを繰り返した。そして、最終プレゼンテーションの翌年、製品化に向けた工場での試作を経て2020年1月の販売に至った。



■詳細リンク先(http://apm.musabi.ac.jp/project/summitarts/)
武蔵野美術大学(私立大学/東京)
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