
私の作った家電が色々な人の身近な存在になることが夢
パナソニックに勤務し、数年後に販売予定の掃除機を設計・開発しています。具体的には、こんな掃除機を作りたいと構想を練り、3Dプリンターで試作し、実際に使って性能や強度などを確認。その後、形状を見直し、改善を何度も繰り返して、より良い掃除機を作り上げています。さまざまな使い方をすることで想定外の問題が発生することもあり、ひとつずつ問題を解決し、最終的に売り場に並んだ商品を使っている人を見たときには、とてもやりがいを感じます。今は、私が主設計した家電がテレビやSNSなどで取り上げられ、私が作ったと知らない友達が使っている、そんな光景を目標に、ヒット商品を作るべく、日々設計力やアイデア力を磨いています。
北九州市立大学は、未来の選択肢を狭めることのない大学だと思います。もともと、ぼんやりとものづくりがしたい、楽しそうだなという思いで国際環境工学部を選んだ私ですが、ものづくりの過程を学ぶことで、就活に向けてだんだんとやりたいことが決まっていき、先輩方の進学実績を見て、「何にでもなれる」と安心感を持つことができました。現在の仕事は、私自身、面倒な家事が嫌いで、「めんどくさい家事をなくしたい」と思い、掃除機や洗濯機などの家事をサポートする家電を設計しようと決めました。そして、ものづくりができるメーカーの中から自分が何を作りたいかを考えて会社を選びました。

子どもの頃からものづくりに興味がありました
研究室では、金属の物性や挙動について学んでいました。現在の仕事ではプラスチック樹脂を扱っていますが、その物性の測定方法や数値は金属も樹脂も共通しているため、ダイレクトに役に立っています。さらに、研究の過程で試験を行い、結果をまとめて報告・発表する流れは仕事においても同じですので、その経験も大いに活きています。また、大学時代には軽音サークルにも所属していました。大学から本格的に楽器を始め、次第に上達していく過程がとても楽しかったです。今になって、音楽を好きな人たちが集まってライブを行った空間は、社会人になってからはなかなか経験できない貴重な時間だったと実感しています。

大学時代の学びや経験が仕事に大きく活きています

パナソニック株式会社勤務/国際環境工学部 機械システム工学科 卒/2021年卒/国際環境工学研究科博士前期課程環境工学専攻機械システムコースを2023年3月に卒業し、パナソニック株式会社入社。「パナソニックは家電メーカーとして、掃除機や洗濯機からテレビやカメラまでさまざまな商品をつくっていますが、それだけでなく、電池から住宅設備まで、本当にたくさんの事業に取り組んでいます。研修制度を通して、いろいろなものづくりをしている人と関わることができることも、弊社の魅力だと感じています」と、充実した日々を語ってくれた谷片さん。現在、ランドリー・クリーナー事業部に所属し、掃除機の設計・開発に勤しんでいる。
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