
私の研究テーマの一つに、グローバル人材に必要なコミュニケーション力の育成があります。コミュニケーション論に関心をもったのは、大学卒業後に就職した外資系企業で、共に働く外国人へのコミュニケーション上の疑問が原点。外国人スタッフから一方的に言われ、それに言い返せない自分を不甲斐なく感じました。その時は英語力不足が原因と考えましたが、実はコミュニケーションスタイルの違いからくるものと理解するようになりました。英語での発話力を向上させるには日本語でも論理的に話す訓練が必要です。また、相手を言い負かすのではなく、その場にいる人たちが気持ちよく発話できる環境を作ることも大切です。そのような「場づくり」の試みとして、体験型英語教育施設「TOKYO GLOBAL GATEWAY」の企画・運営にも携わっています。

外国人講師と打ち合わせることがたびたびあります。英語はコミュニケーションのツールだと実感します。
長尾ゼミでは、多様な人々と協働するために必要な異文化コミュニケーションについての理論を学修します。授業のなかでは、「人に伝える」ことを経験すると共に「チームで働く力」を向上させることを目的として、コミュニケーションに関するテキストを3人一組で発表します。また、聞き手を巻き込むアイスブレイクや参加型手法を取り入れるなど、ビジネスシーンを想定したプレゼンができるように、ゼミの仲間からフィードバックを行います。さらに、社会人と繋がりながら、プロジェクトの企画立案から実行までを経験していきます。

ゼミでの学びの成果を発表する場として、学内および学外の様々な大会に出場しています。
人生100年時代と言われますが、2007年生まれ世代の半分は107歳まで生きると予想するデータがあります。高齢化社会を幸せに生き抜くための学びを、拓大で探してみて。皆さんの成長を全力で応援します。

長尾先生の趣味はB級グルメと海外旅行。最近は学会にあわせてアフリカ東部のタンザニアを訪問したそう。
専門科目:入門ビジネスコミュニケーション、経営学科特殊講義(中小企業経営)など
略歴:関西学院大学文学部卒業後、ドイツ銀行に就職。オハイオ大学コミュニケーション研究科修士課程コミュニケーション論専攻修了。同志社大学アメリカ研究科博士後期課程満期退学。拓殖大学商学部専任講師採用、准教授を経て現職。(株)TOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG)取締役COO、(一社)社会人基礎力協議会代表理事。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



