
メディア芸術学科 アニメーション分野では、商業アニメーションの制作工程を軸に、現場で通用する作画力と映像表現力を段階的に身につける教育を行っています。担当する川上 遥先生は、宝塚大学を卒業後、アニメ制作会社に入社し、フリーランスとして独立して原画や作画監督として数多くの作品に携わった経験を持ちます。1年次にはアニメ制作全体の基礎知識を学び、作画の考え方や専門用語、タイムシートの読み方を理解。2・3年次にはグループ制作でショートアニメーションに取り組み、動きと音を組み合わせた表現力を磨きます。
「本学はアニメーション制作を学べる、全国でも珍しい4年制大学。4年間を通して、アニメの制作フローを実践的に学びながら、就職や幅広い進路につながるスキルの習得を目指してほしいです」と川上先生は語ります。

商業アニメーションの制作フローを段階を追って丁寧に学ぶことができます
川上先生の授業では、商業アニメーションの現場で使われる作画工程をそのまま取り入れた実習が行われています。1年次は「ボールが跳ねる」「紙が落ちる」といった基本課題を通して、タイムシートに基づく動きの設計を体得。2・3年次には少人数のグループでショートアニメーション制作に挑み、作画だけでなく音楽や効果音を含めた総合的な映像表現を学びます。使用ソフトは、プロの現場でも活用されているCLIP STUDIO PAINTやAfter Effects。実際の制作現場と近い環境で学ぶことで、卒業後すぐに現場に対応できる力を養っています。

作画とタイムシートを用いた実践的な授業を行います
ゼミでは、アニメ業界への就職を目指す学生を中心に、ポートフォリオ制作の指導を行っています。人物クロッキーやキャラクター模写、オリジナル作品に加え、動物や背景、エフェクト表現まで幅広く制作。今まで就職活動で使用されたポートフォリオ例をもとに、「現場で評価される構成」を意識した添削を重ねていきます。また、業界研究や作品鑑賞を通じて、プロの表現や演出を分析。アニメ業界に限らず、映像や広報分野など多様な進路につながる実践力を育成しています。

現場で求められるスキルをアピールできるポートフォリオづくりを指導
アニメ制作の仕組みや現場の考え方まで学びたい人に向いています。作画力はもちろん、映像編集や表現力はアニメ業界以外でも強みになります。将来の進路を広く考えながら、「好き」を仕事につなげましょう!
【教員紹介】
川上 遥先生
宝塚大学 東京メディア芸術学部メディア芸術学科 アニメーション分野 助教。宝塚大学を卒業後、東京のアニメ制作スタジオに入社し、フリーランスとして独立して原画や作画監督として有名アニメ作品の制作に携わる。現場経験を経て母校に戻り、作画を中心とした実践的なアニメーション教育と就職指導を行っている。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



