
「貯金」から「投資」へ、私たちを取り巻くお金の状況は大きく変わりつつあります。「株式売買や投資信託という言葉は聞いたことがあるけれど、どういうことなのかよく分からない」という高校生の方が多いのではないでしょうか。株を買う、といっても、スーパーでリンゴを買うように目で見たり手で触ったりして、価値を確かめることはできません。金融に大切なのは想像力。金利が上がり下がりすると、お金の価値がどう変わるのか?時間を通じて、どう変化していくのか?経済全体のお金の流れを理解しながら、その中での企業の役割を学び、架空資金を使った株式投資シミュレーションを行っています。金融についての広い視野と資産運用の実践的知識を学びます。どうしてこの株を買うのか?自分自身で納得して選択できる知識を身につけていきましょう。

自分の学びに投資する「人的投資」も大切。お金のことだけでなく、学生時代はたくさんの経験をしてください
2年次のゼミでは、500万円の架空資金を使って投資シミュレーションに挑戦。経営状況が記された財務諸表から企業の体力を読み解く方法を学び、金融資産をどのように組み合わせて運用するかポートフォリオを作って、模擬投資を行います。また3年次には、地方銀行の地域活性化イベントに参加。地域を盛り上げる活動を行う事業者を取材し、銀行の方々とともにイベントの実施や広報に携わりました。銀行が融資だけでなく、地域の課題を解決するためにどのようにお金と手を差し伸べているのか、実体験を通じて銀行の役割を学んでいきます。

2年次のゼミでは、作成したポートフォリオを証券会社NPOのプロに見てもらう機会も。実践的な学びが面白い!
自分の体験が自分を動かす燃料になります。だからこそ多くの体験をしてほしい。ただ、自らの経験だけが真実ではないのです。目に見えないものに触れるために、想像力を持って学ぶことを大事にしてほしいと思います。

もともとは歴史に興味を持っていた長瀬先生。金融史の重鎮・寺西重郎氏との出会いが転機になった
専門/金融論
略歴/一橋大学大学院経済学研究科応用経済学専攻博士課程単位取得退学。一橋大学経済研究所研究員を経て2004年より流通経済大学経済学部専任講師。現在は教授を務める。
バブル時代に大学生活を送り、「お金は怖い」という印象を持っていたというが、恩師の寺西重郎氏の教えを受けたことで視座が一転。「みんなで豊かになるのが経済。お金は歴史を動かす大きな力」という考えに至り、金融研究の道へ。
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