
現場での実学教育を重視する畿央大学には、学外実習以外に理学療法の学びを学内で実践する健康教室『KIO元気塾』があります。病院の全面協力のもと、退院後もリハビリが必要な地域の皆さまを募って学内にお招きし、3回生が主体となって運動療法を中心としたプログラムを実施します。実際に困りごとのある利用者の皆さんを目の前にして、教員と臨床で働く卒業生のサポートを受けながら、学んできたことを生かして何ができるのかを企画して、実践。自分に足りないところを実感しながら、状態が良くなる様子を目の当たりにすることで「理学療法士の本質」を体感します。さらなるモチベーション向上はもちろん、判断能力や実践力、コミュニケーション能力を養うことで、その後の長期の臨床実習へとスムーズに移行できる、畿央大学独自の教育です。

実際の反応を見ながら実践することで、これまでの学びを深めることができることが魅力
週2回ペースで1年にわたって実施するKIO元気塾では、利用者ひとりに対し、3回生複数名のグループを配置。担当する方の症状や病歴を把握したうえで、身体機能や日常生活動作・運動機能を評価、現状の動作観察を行いながら一人ひとりにあわせた運動プランを作成して、継続的に実践していきます。最終評価時に考察した内容については症例報告会を開催して共有し、機能評価にズレはなかったのか、運動プランは適切だったのかなどについて意見を交わし、さらに理学療法への理解を深めていきます。

症例報告会で各グループの取り組み内容を共有することで、理学療法士としての考察力の幅を広げる
KIO元気塾の大きなメリットは、理学療法分野で日本の研究をリードする教員複数名から直接、その場で指導を受けられること。そして臨床で活躍する本学卒業生を含む現役理学療法士も立ち会う中、これまでの知識や技術を実際の場面で実践することで日頃の学びが深まるとともに、失敗や試行錯誤を重ねながら大きく成長します。的確なアドバイスを受けて身につく実践力は、その後に実施される長期の臨床実習、さらには卒業後の臨床現場でも活かせます。関西私大初の理学療法士養成校である畿央大学だからできる、先進的な取り組みです。

教員や卒業生のサポートを受けながらも学生が主体となって実践していくことで、行動力と考察力が磨かれる
KIO元気塾は実際に利用者さんと接していく中で、心が動く経験を積むことができるのが大きなメリットです。畿央大学ならではの学びの場で実践力を高めることで、自身の思い描く理学療法士に近づけます。
「KIO元気塾」では、病院を退院された後もリハビリが必要な近隣の方々を対象に、運動相談を通して心身機能や活動レベルの向上を図ります。参加されている方々との交流を通して、障がいへの理解を深めるとともにコミュニケーション能力も養うことができます。3回生後半から約半年にわたる長期の臨床実習を前にして、これまでの学びが臨床でどう活かされるのか、何が足りないのかをキャンパスにいながら学べる実践的な取り組みです。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



