
学生一人ひとりの進路希望に寄り添い、就職や資格試験の時期に合わせて内容を柔軟に設定する実践的な授業です。それまでに学んだ知識や技術を最大限に発揮する場として、大きくは「造園系」と「森林系」に分かれて取り組みます。造園系では、学生自身が庭園をデザインし、施工までを実際に行う作庭演習を実施。森林系では森に入り、測量や樹木調査、森林計画の立案など、実務を意識した実習を行います。さらに、公務員試験対策をはじめ、技術士補やビオトープ管理士など各種資格試験への対策も万全。確かな技術と自信を身につけ、即戦力として社会へ羽ばたくための準備ができます。

デザインから施工まで学生の手で。多様な実習を通じ、現場で通用する実践力を養います。
1年次の夏には、プロへの登竜門ともいえる「3級造園技能士」実技試験に向けて汗を流します。試験直前には朝から夕方まで、竹垣作成や敷石敷設などの屋外作業に集中し、手順や精度を徹底的に磨き上げます。指導にあたるのは、現役で活躍する造園マイスター。教科書には載っていない、現場ならではの工夫や考え方を直接学べるのも大きな魅力です。自分の手で形あるものを作り上げる経験は、技術向上だけでなく仕事の面白さや達成感を実感させてくれます。2年次には2級に挑戦し、自信をさらに大きなものにします。

大胆かつ繊細な剪定、冬囲いなどの樹木管理も自分の手で。実習を通して生きた技術を身につけます。
当別町にある学校林の管理プロジェクト。実際に森へ入り、草木をかき分け、斜面を歩きながら調査地点へ向かいます。GNSS(R)測量、樹木調査、土壌調査などを行い、得られたデータを基に、この森を将来どのように育てていくかをみんなで考えます。調査・計画には石狩振興局森林室の職員が参加してくださり、実務に即した視点で学生の計画づくりをサポート。林業職公務員として働く際にも直結する学びとなっています。また、チェーンソーや刈払機の安全講習も実施し、伐木して山に自分の手を入れる現場経験もできます。

森林計画には実務でも使われているQGIS(R)というソフトを活用。在学中にこれを経験しているのは有利
将来、樹木医として植物や自然を守りたい人や、造園施工管理技士や庭師として公園や緑地の整備に関わりたい人、公務員として森林・環境整備やまちづくりに貢献したい人にもピッタリです!

担当:岩瀬先生/一人ひとりが目指す道の実現へ向けて、指導・サポートしています。
札幌工科専門学校の造園緑地科で開講されています。即戦力となる技術者を育成するため、座学で基礎を固める一方、実習・演習時間も多く設け、知識を実践へと結び付けています。そのため、単に「知っている」段階に留まらず、「自分の手でできる」力が身に付きます。こうした学びの成果として、造園技能士や園芸装飾技能士など専門資格の合格実績も抜群です。また、卒業時に樹木医補・自然再生士補の資格を取得できる点も特徴です。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。