ほとんどの人がコンサートやライブ、テレビなどを見たことがあると思います。でも、舞台を支えるスタッフの仕事を本番で見られるのは、ほんのわずかな部分です。表に立つアーティストや演者が輝くために必要不可欠な仕事ですが、実はその多くは本番前の準備にあります。授業では、表に出ない部分も丁寧に教え、就職してからギャップを感じないように指導しています。学生の皆さんには、まずは音響、レコーディング、映像制作、照明の4つの分野を学び、興味関心のあるものを選んで専門性を磨いてほしいと思っています。これらの仕事の魅力は、自分自身の取り組みが多くの人の喜びにつながること。コツコツと準備を積み重ねて設営をし、本番では演者とともに楽しむことを忘れない。明るく元気に仕事を楽しめるよう、皆さんの力になりたいと思っています。
クラス担任であり、学科運営を行う伊東先生が担当しているのは、学科でのクラスタイムやカウンセリング、オープンキャンパスでの学科説明などです。現場を知る先生だからこその体験談やアドバイスを通じ、仕事の醍醐味ややりがい、現場での心構えなどを伝えています。専門分野の基礎知識は授業で身につけてもらい、先生自身はコミュニケーションや視野を広く持つことの大切さなど、実践の場で必要なことを教えていきたいと話します。現場経験を踏まえた説得力のある言葉は、夢に向かって頑張る学生たちを力強く支えています。
舞台裏を支える仕事はわからないことも多く、不安に思う人もいるでしょう。現状を丁寧に説明するので、ぜひオープンキャンパスに参加してください。ここはやる気次第でどんなことにも挑戦できる学校ですよ!
専門:音響
略歴:2017年に尚美ミュージックカレッジ専門学校音響・映像学科卒業後、音響会社に就職。コンサート、野外フェス、国際会議など、さまざまなジャンルにおいてスタッフとして参加。アイドルのライブや動画配信サイトの人気タレントのトークショーでも音響オペレートを行う。また総理官邸で行われる記者会見の同時通訳オペレートも担当するなど幅広く活躍。2023年8月から、本校音響・映像・照明学科の学科運営に携わる。