「犬が好き!」という理由で入学する学生が多いのですが、この仕事は”好き”だけでは難しいところがあります。なぜなら命を預かる仕事でもあるからです。その責任は重いということをまず、頭に入れておいて欲しいですね。また、犬とは人間のような会話ができるわけではないので、人への施術や接客よりも難しい仕事と言っていいかもしれません。その犬がどのような状態で、どのような性格か、そして何を欲しているのかを察知して接する必要があります。ペットビジネス学科では、“すべては犬の幸せのため”という考えのもと、犬や飼い主の立場に立ったさまざまなプログラムを通して、社会に通用する人材育成を行っています。犬とのふれあいを通して人間として成長し、犬の幸せを一番に考えられる人に育っていって欲しいと思っています。
東京スクール・オブ・ビジネスのペットビジネス学科の大きな特徴は、学内で実際に犬を飼いながら指導を行っていること。散歩や餌やりなど、担当する犬の世話をしながら、命を扱う大変さも学ぶことができる。また、一般家庭の犬を預かり世話をする“モデル犬制度”も設けられ、さまざまな犬と触れ合えると同時に、飼い主とのコミュニケーション力も磨ける。犬といることが日常であり、学校で日々体験したことがそのまま卒業後においても通用するという申し分のない環境であるといえよう。
東京スクール・オブ・ビジネスのペットビジネス学科は、実際に犬と接しながら学ぶことが多い学科です。さまざまな犬たちと楽しい学校生活を送りながら、資格を取り、希望する就職を目指してがんばりましょう。
専門/グルーミング
略歴/高校卒業後、ペット専門学校に入学。就職活動をしていたところ、東京スクール・オブ・ビジネスのペットビジネス学科の立ち上げメンバーとして抜擢。設立当初から勤務し、この道16年のベテラン。専門はグルーミングだが、トレーニング、看護等、ペットビジネスに関わる科目すべてに精通している。学生からは先生ではなく「ちえちゃん」と呼ばれ、優しさと厳しさを兼ね備えたクラスのお姉さん的存在だ。