フォトグラファーであれば、モニタではなく肉眼を信用して欲しい。
宮原 夢画さん
独特の世界観を構築して、CDジャケット、ファッション誌、広告写真で活躍する
フォトグラファー
1971年生まれ。東京都出身。東京ビジュアルアーツ・アカデミー在学中から才能を開花させ、社団法人日本写真家協会が主催する「JPS展」に入賞。1996年からフリーランスに。2010年「Image」より独立し、CDジャケット、スチール広告、CFなど多くの仕事を手がけ、東京ビジュアルアーツ・アカデミーで講義も行っている。
フォトグラファーであれば、モニタではなく肉眼を信用して欲しい。
シャッターを切る瞬間こそ、最も五感を研ぎ澄ますときですから。
CDジャケット、数々のファッション誌・カルチャー誌の表紙、さらにはスチール広告などで圧倒的な世界観を構築するフォトグラファー・宮原夢画。彼は写真を仕事にするならば、一度のシャッターで80点以上の写真を目指すべきという。「そのために、もっと自分の肉眼を信用して欲しい。フォトグラファーが最も五感を研ぎ澄ますべき瞬間ですから」。そのためにも、意識するのは“なぜ、今シャッターを切ったのか?”。「納得できる写真が撮れたときには、特に考えて欲しい。どんな状況で、心境で撮ったか。それをリプレイできるように自分を持っていくこともスキルを上げる方法だと思いますよ」。
Q. フィルムで撮ることにメリットはありますか?
フィルムの場合は、無駄やロスがあって、現像するのにも費用がかかります。だから、シャッターを切ることに緊張感が生まれます。それが写真家の感性を磨いてくれます。撮ってすぐに消せるデジタルだけではその感覚が鈍りますよ。
Q. フォトグラファーに必要な要素は?
今の時代、結構いい画素数のカメラが一般でも出回っています。プロとアマの差が非常になくなっていますよね。全員撮れる、押せば撮れる。そんな状況でプロとアマの違いは自分の写真に対するスタンスを把握した精神性しかないと思います。
フォトグラファー
1971年生まれ。東京都出身。東京ビジュアルアーツ・アカデミー在学中から才能を開花させ、社団法人日本写真家協会が主催する「JPS展」に入賞。1996年からフリーランスに。2010年「Image」より独立し、CDジャケット、スチール広告、CFなど多くの仕事を手がけ、東京ビジュアルアーツ・アカデミーで講義も行っている。
フォトグラファーであれば、モニタではなく肉眼を信用して欲しい。
シャッターを切る瞬間こそ、最も五感を研ぎ澄ますときですから。
CDジャケット、数々のファッション誌・カルチャー誌の表紙、さらにはスチール広告などで圧倒的な世界観を構築するフォトグラファー・宮原夢画。彼は写真を仕事にするならば、一度のシャッターで80点以上の写真を目指すべきという。「そのために、もっと自分の肉眼を信用して欲しい。フォトグラファーが最も五感を研ぎ澄ますべき瞬間ですから」。そのためにも、意識するのは“なぜ、今シャッターを切ったのか?”。「納得できる写真が撮れたときには、特に考えて欲しい。どんな状況で、心境で撮ったか。それをリプレイできるように自分を持っていくこともスキルを上げる方法だと思いますよ」。
Q. フィルムで撮ることにメリットはありますか?
フィルムの場合は、無駄やロスがあって、現像するのにも費用がかかります。だから、シャッターを切ることに緊張感が生まれます。それが写真家の感性を磨いてくれます。撮ってすぐに消せるデジタルだけではその感覚が鈍りますよ。
Q. フォトグラファーに必要な要素は?
今の時代、結構いい画素数のカメラが一般でも出回っています。プロとアマの差が非常になくなっていますよね。全員撮れる、押せば撮れる。そんな状況でプロとアマの違いは自分の写真に対するスタンスを把握した精神性しかないと思います。