羽田空港のスカイマークカウンターでの搭乗手続き、手荷物受託業務を中心に、搭乗口での出発案内業務、ご到着されたお客様への手荷物返却対応などを行っています。近年はチェックイン業務などがオンライン化されていますが、スカイマークはなるべくお客様と直接接する機会を設けています。オンライン化は確かに便利ではありますが、対面で手続きを行うことで、お客様の不安やご要望をお伺いし、対応できるメリットも大きいと思います。お客様がほっとしたような笑顔で搭乗口に向かわれるとき、そして安全な定時運行のためにすべてのスタッフが心を一つにして、無事に出発できたときの達成感は、何度経験しても嬉しいものです。
小さい頃から飛行機が好きで、よく父親に連れられて空港に行っていました。最初はテレビドラマで見た航空管制官の仕事に憧れていましたが、空港で見かけるグランドスタッフの方々の笑顔や仕事ぶりに感激し、グランドスタッフを目指すことに決めました。高校時代からエアラインの専門誌も愛読しており、スカイマークの経営方針や経営努力に魅かれ、将来はスカイマークで働きたいと思うように。専門学校は何校か訪問しましたが、東京ホスピタリティ・アカデミーはスカイマークでのインターンシップがあり、就職実績も高いこと、また充実した学習環境の中で、少人数できめ細かい指導が受けられることが決め手になり、入学しました。
少人数で先生やクラスメイトとの距離がとても近く、伸び伸びと学べた2年間でした。クラスメイトはライバルではなく同じ目標を共有しながら学ぶ仲間で、先生方にはどんなことも気軽に相談できました。就職活動時には何度も面接の練習につきあっていただいたおかげで、本番では自信を持って臨むことができました。面接練習の際は、立ち居振る舞いなど細かいことまで指摘を受け、当時は「そこまで必要なのかな」と思ったのですが、徹底的に見直して身体でマナーを覚えたことが、今とても役に立っています。カウンター業務は、常にお客様から見られている仕事。お客様に安心感を与えられる振る舞いや対応を心がけて日々働いています。
スカイマーク株式会社 東京空港支店旅客第三課 勤務/エアライン学科 グランドスタッフコース/2024年卒/卒業後は、第一志望だったスカイマーク株式会社に入社。「東京ホスピタリティ・アカデミーには在学中から第一志望の会社を決め、それに向かって努力する仲間が多かった」と語る来栖さん。「テストで思うように点が取れなかったり、苦手な英語が伸び悩むなど、壁にぶつかるたびに、本当に自分はグランドスタッフになれるのだろうかと自信を失うこともありましたが、第一志望を変えず信念を持って学んだからこそ今の自分があると思います。皆さんも目標を持ったら、それに向かって頑張り続けてください!」。