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  • 新井 智子先生(臨床検査技師)

東京都認可/専修学校/東京

トウキョウデンシセンモンガッコウ

こんな先生・教授から学べます

技術に加え考察力も身につけた臨床検査技師を育成する先生

臨床検査技師
臨床検査学科 
新井 智子先生
先生の取組み内容

臨床検査技師が行う検査業務は、血液や尿などの検体検査、心電図や超音波といった生理機能検査、細胞レベルで異常を捉える病理学的検査、感染症を調べる微生物検査など、その内容は多岐にわたります。これらの様々な検査業務について、的確な技術を駆使して、正確な結果を出すことは臨床検査技師の使命です。そのためには、検査結果に影響する多様な因子に関する知識は不可欠であり、授業では、実習結果等を題材として、検査手技や検査環境などが検査結果に及ぼす影響について学生に考えてもらうよう努めています。例えば、患者さんの臨床状態と検査結果が乖離するようなケースで、同じ検査を再度実施して「再検済み」の報告をするのではなく、乖離の原因を考察し、適切な対処を行うことのできる真のプロフェッショナルを目指して欲しいと思っています。

「わかりやすい授業」をモットーとし、図表を多用したオリジナル講義テキストで授業を展開しています

授業・ゼミの雰囲気

質疑応答の双方向授業は、適度な緊張感があり、即座に回答する瞬発力も養われる

免疫は、感染防御を担う重要な生体機能ですが、学生にとっては理解しにくい側面もあるようです。しかしその中心となる抗原抗体反応は、輸血前検査をはじめとする臨床検査に応用されており、確実な理解が必要となります。授業は、過去に学習した関連知識を、繰り返し質問して回答を求める双方向形式で展開されるため、自然と知識が定着します。授業で使用するオリジナル講義テキストは、図表が多用され、具体的なイメージをもって理解することができるほか、過去の国家試験問題にも対応しており、国家試験勉強にも活用できます。

実習結果検討会では、実習で得られた検査結果について、客観的かつ科学的な解釈が求められる

キミへのメッセージ

「仕事を道楽(学問)にしょう」虎の門病院・臨床化学部長 故北村先生の言葉

崇高な使命をもった職業は、困難に直面することもあります。仕事を学問に昇華させ、道を楽しむことによって困難を乗り越える、そんな臨床検査技師のスペシャリストを目指し、一緒にその礎を築いていきましょう。

東京電子専門学校に新しい風を吹き入れたいと思っています

新井 智子先生

担当科目:臨床免疫学、輸血検査学、薬理学、チーム医療
埼玉県立衛生短期大学・衛生技術学科を卒業後、臨床検査技師として、虎の門病院・臨床化学検査部に入職。その後治験センターに異動し、計20年間勤務。この間に2つの大学院を卒業し、薬学博士および法務博士を取得
2010年から埼玉県立大学・健康開発学科の准教授として臨床検査技師養成教育に携わり、2021年4月に東京電子専門学校・臨床検査学科の学部長として着任

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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