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  • 篠崎 康利さん(音楽マネジメント・コンサートワールド/PAエンジニア)

東京都認可/専修学校/東京

トウキョウスクールオブミュージックセンモンガッコウシブヤ

最高の音を客席へ届けるために常に心配りしています

先輩の仕事紹介

大きな会場が歓声で埋め尽くされた瞬間、鳥肌が立ちました。

PAエンジニア
PAエンジニアコース/2009年3月卒
篠崎 康利さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

PAエンジニアは、PA機材を操作し、演奏される音を最適な音質で客席へと届ける仕事です。僕はTSM渋谷を卒業後ヒビノに入社して、現在はコンサートやライブでPAを任されています。アーティストが最後まで楽しく歌うことができて、お客さんが盛り上がっているコンサートを作り上げられた時は、やりがいを実感しますね。特に印象に残っている仕事は、有名アーティストの代々木第一体育館でのコンサート。入社して間もなくだったこと、初めてのアリーナクラスの会場だったこともあり、客席の照明が消えて、お客さんの歓声で会場が埋め尽くされた瞬間は、鳥肌が立ちました。

業界ココだけ話!

どこの現場に行くかは、会社内でシフトが組まれます。自分の希望を出して、通ることもあります。行った現場でアーティストに気に入ってもらったら、会社を通して指名が来て何度も呼ばれることもありますね。基本的には「あ」という声を、きちんと「あ」と客席に聞こえるように音を作るのが、いいPAエンジニアです。ただ「正解の音」というのは、アーティストによって違うものです。自分がいいと思った音でも、アーティストがいいと思わなかったらNG。相手の状況をわかった上で音量の調整などの気遣いができる人が、すごいPAエンジニアだと思います。本番中にアーティストの声が枯れてきたなと思ったら、すぐに対応しなくてはいけませんしね。

スピーカーを吊り上げたり配置したりの仕込みも仕事

分野選びの視点・アドバイス

就職したら、先輩からたくさん怒られると思いますが(笑)、それでも諦めない気持ちが大事です。業務内容に関しては続けていれば必ず覚えられますし、人間関係も上手に作ることができるようになります。最終的には気持ちなのかな、と。いい仕事をする人に共通しているのは、とにかくやる気と思いやりがあることです。そして元気がある人。元気で挨拶がきちんとできる人は、先輩から可愛がられます。あとは、自分の目標が何なのかを、ちゃんと見定めておくということだと思います。僕は何も考えずに就職したけど、入社して働くうちに、お客さんに向けて音をミックスするハウスオペレーターになりたいという夢ができました。

ケーブル1本でもアーティストの動きやすさを考える

篠崎 康利さん

ヒビノ株式会社勤務 PAエンジニア/PAエンジニアコース/2009年3月卒/音楽は好きだったが、仕事にしようとは思っていなかったそうだ。「高校3年生 の時、友達が『音楽系の専門学校に行く』と言うからついて行っただけ(笑)。友達は表舞台に立ちたいと言っていて、僕は裏方がいいと漠然と思っていて。それがたまたま音響でした」。TSM渋谷では、学校主催の大規模ミュージカル『明日への扉』の音響チームリーダーを任された。「技術的なことはもちろん、指示の出し方、コミュニケーションの取り方が大事だと学びました」。卒業後はヒビノ株式会社に入社。アーティストのコンサートやライブ会場などでPAエンジニアとして活躍中。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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