僕が担当しているのは「イベント制作」。企画立案から予算・スケジュール管理、会場・出演者の手配、広報、当日の進行など、求められるスキルも多く、経験が求められる仕事です。裏方だけど、ある意味花形の仕事。失敗すると多くの人に迷惑が掛かってしまうので責任重大ですが、成功すればたくさんの人たちの笑顔が見られる素敵な仕事でもあります。僕自身、何度も失敗を繰り返し、それを糧に成長してきたと実感しています。学生たちには、いろんなことにトライして、失敗から学んでほしい。もちろん、イベンターに必要な知識、技術は丁寧に指導します。でも、学生自身が考えることが重要なので、なるべく答えは教えないようにしています。自ら考え行動できる人が、どんな場面にも対応できる人材に成長できると思います。
イベント制作実習の授業では、一定の条件を与えてグループでイベントを企画、提案し、採用されたら実際にイベントを開催する。実践しながら学べるのが大きな魅力だ。「予算やスケジュール管理、手配、運営までを行いながら、さまざまな壁にぶつかり経験を積んでいきます。模擬授業では味わえない緊張感が学生を成長させてくれます」と田口先生。悩むポイントや理解のスピードもさまざまな学生たちと向き合うなかで、一人ひとりの個性や特性を理解し、接し方を工夫することで学ぶ意欲を掻き立て、レベルアップを後押ししている。
やりたいことがあるなら思い切って飛び込んでみてください。結果、違うと感じてもそれでOKです。夢を実現するためには回り道も必要。ESPで夢に向かって一歩踏み出しましょう!
専門:イベントの企画・運営、アーティストのプロデュース
好きなことを仕事にしたいと株式会社SELEBROを設立。イベントのプロデュースやアーティストのマネジメント、ライブハウスの運営など、幅広く活躍中。「僕の存在が、学生たちのやりたいこと、実現したいことを成功に導くヒントになってくれたらうれしい。ESPでの2年間で学生たちの礎を築いてあげたいです」と話してくれました。