今や私たちの生活に欠かせないWEBシステム、業務システム、スマホアプリなどの開発が私の専門分野です。ITエンジニアには、提案を得意とする人、黙々と開発に没頭する人など、さまざまなタイプの人材がいますが、私が育てたいのは、「しっかり提案もできてよいものを開発できる人材」。それを可能にするためには、お客様のご要望を正しく把握し、プロならではの視点で、ご要望以上の提案と開発を行うスキルが欠かせません。ITの現場は日々進歩しているので、専門学校を卒業後に即戦力として仕事ができるわけではなく、一人前のITエンジニアになるには3年はかかると言われています。そして、その先も学びは続きますが、やればやるほどスキルアップでき、さらには自分の仕事が誰かのためになっていることを実感できるので、やりがいは本当に大きいですよ!
1年次の授業は「仕組み」を知ることからスタートします。「私たちが使っているアプリや、利用しているWebサイトには必ず仕組みがあります。ITエンジニアはその仕組みに基づいて、新しいものを作る仕事。だからこそ私の授業では、なぜこのアプリは動くのか?サイトの中身はどうなっているのかを学ぶことから始めます」(杉本先生)。さらに杉本先生が大切にしているのは、現場体験を伝えること。リアルな体験談を聞くことは、学生たちにとって将来の自分の姿にも重なります。「体験談への学生の興味・関心はすごいんですよ!」
IT職を目指すための学校はたくさんありますが、本校のメリットは、対面もオンラインも可能のハイフレックス型授業が受けられること。無理なく自分のペースで学びながら、着実にスキルを身につけることができます。
専門:ITエンジニア
略歴:大学の法学部を卒業後、独立系システム開発会社に入社。2002年に独立し、フリーランスのITエンジニアとして活躍。2005年、各種システム、アプリなどの開発を行う株式会社ウィズテクノロジーを設立する。ITエンジニアとして開発に携わる傍ら、IT研修や教育にも力を注ぐ。デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部教授。2023年より、さいたまIT・WEB専門学校の非常勤講師も務める。