プチ凹みは「テンサイクル」でぜーんぶ解消!受験生はホメるが勝ちらしい~ホメネタ仕込み編~

「今日も勉強に集中できなかった(泣)」

「模試ヤバすぎ、もうダメかも…」

もしかして、こんなモードに入ってない?

そんなプチ落ち込みがちなJKJDを救う「テンサイクル」を紹介するよ!

自信も成績UPも手に入れて受験モードにシフトしていこう。

初回は「ホメネタ仕込み編」!

ホメネタ実行編」と「自分ホメちぎり編」については次回の記事を参考にしてね。

 

模試終わりの謎の落ち込みは「ホメ不足」が原因かも

「周りは頑張ってるのに自分は…」と自己否定しがちな人 は“ホメ不足”を疑って。

自己否定したままやみくもに勉強しても、モチベが上がらず負のループにハマる可能性大。

 

「ホメられると伸びる」はホントだった

「ホメ」と「成績UP」の関係は、実験でも証明されているんだ。

ある運動トレーニングを行った際、自分が褒められると最も“上手”に成果を出せることが判明した。

 

テンサイクルなら“誰もホメてくれない…”という人でも大丈夫!

今から紹介するテンサイクルなら、「自分ホメ」と「勉強成果」の両方が手に入る!

このサイクルを回すと…自分って天才!って思わず言いたくなっちゃう。

やり方はカンタン!

「ホメネタを仕込む」→「実行する」→「ホメちぎる」という流れを意識すると、あら不思議。

無理なく自信がついて一日の終わりに勉強のモチベが爆上がり。

しかもテス勉以外にも使えるスゴ技なんだ!


 

まずは、ホメネタを仕込もう

早速、ホメネタの仕込み方を一緒に見ていこう。

大事なのは「ちゃんとクリアできる」目標設定をすること。

「これならできそう」と思えて、スタートダッシュがいい感じになるよ!

ホメ確実な目標設定で「NO MORE 挫折感」を手に入れよう。

 

コツ0.ネタは小さすぎでOK!

壮大な目標設定はNG。

無理なくこなすコツは、ホメネタ1つあたりの「時間設定」「具体性」「数」の3つ。

一日の終わりにちゃんとホメられるように、ハードル低めからスタートしよう。

 

コツ1.ホメネタは一つ15分以内

「これくらいならすぐできそう」と思える短さがポイント。

人が集中できる最小単位は15分という説もある。

クリアしやすい時間設定で、心のハードルを下げてあげることが大事。

Q 好きな科目は長めにやってもいい?

A もちろんOK。ただし15分単位に分解すると集中力UP

最初15分は「英単語1ページ」、次の15分は「英単語2ページ目」など、15分でできるボリュームを考えて設定してみよう。

集中力が高まってる状態で苦手科目を挟むと、後回しも回避できる。
先輩のREAL VOICE
「スキマ時間にいろいろな教科をまんべんなく勉強したいから、15分単位がちょうどいい。」(高校3年・ふう・大阪府)

 

コツ2. ゴール設定は超・具体的に

ホメネタの内容は「何を」「どれくらい」やるのかを細かく決めよう。

15分以内でできる量を具体的にしておき、余計な頭を使わずに実行に移せるようにしておくのがコツ。

Q ホメネタは「数学」とか「英単語」じゃダメ?

A アバウトなのは絶対NG。モチベもホメ度もダウン

ホメネタの範囲が広すぎたりゴールがあいまいだとやる気が出ず、結果何も達成できない状態に。

「英単語を20個覚える」「確率の大問を1つやる」など、具体的に設定しよう。
先輩のREAL VOICE
「目標を立てるときは目の前の達成しやすいことを目標にする!結果、違成感を得られ長続き」(高校3年・平野紫耀くん愛・静岡県)

 

コツ3. 1日のネタは3つ以内

自分をホメるためには「できなかった…(泣)」とヘコむ要因をできるだけ作らないのが大事。

特に最初のうちは、ホメネタの数を3つ以内にするなど少なめに設定しよう。

Q ホメネタの数が少なすぎて不安…

A 数の多さより確実にクリアすることが最初の一歩

1日あたりのホメネタの数を多くすぎると目標倒れしやすい。

最初のうちは多くても3つにとどめよう。

クリアできたネタをちゃんとホメたうえで、1つずつ増やしていって。
先輩のREAL VOICE
「その日にやる科目の数も意識していて、2つに抑えてる。科目が多すぎると脳が混乱するから」(高校 3年・ろん・広島県)

 

ホメネタが決まったら、ビジュアル化してホメ度UP!

ホメるネタが決まったら、紙やスマホで見える化しておくと、やり忘れなどによるホメ逃しを防げるよ。

例を紹介するから、ぜひやってみて!

 

【Basic】 紙にホメネタをザザッと書く

ルーズリーフなどにホメネタを箇条書きで大きめに書く。

30秒くらいでサッと書こう。

先輩のREAL VOICE
「紙に文字で起こしておくと忘れないし、あとでチェックもできる」 (高校3年・まる・兵庫県)

 

【Advanced】[アナログ派]ホワイトボードでホメネタ更新

100均で買えるラインテープなどでフォーマットを作れば、日々のホメネタをUPできる!



●作り方はこちら
100均DIY部!~WHITEプランナーをDIY編~
https://shingakunet.com/journal/fromsapuri/20210127000006/

 

【Advanced】[デジタル派]スマホ使いで日々の進化を実感

目標を塗りつぶすアプリ『コソ勉』やスマホ内蔵のチェックつきリストで、できた実感がもてるとモチベUP♡



●詳しくはこちら
5分でテス勉革命!今回は【スケジュールアプリ】編
https://shingakunet.com/journal/fromsapuri/20210305000005/
先輩のREAL VOICE
「iPhone内蔵のチェックリストつきメモをスクショ。ロック画面に設定してる」(高校3年・あや・高知県)
さあ、これで仕込みは整った!

次のステップの「ホメネタ実行編」と「自分ホメちぎり編」については次回紹介するよ。

 


勉強のモヤモヤを抱えている人はすぐ自分を責めるのをSTOP!

目標を立てて、クリアしたらちゃんとホメるサイクルを回せば、勉強の土台になる自信になっていくよ。

合言葉「自分って天才」を胸にぜひ試してみてね!
※記事内のデータとコメントは2021年6月に実施した高校生129名が回答したアンケート調査および、電話取材によるものです。
※1(出典元)Social rewards enhance the offline improvement in motor skill Sho K. Sugawara, Satoshi Tanaka, Shuntaro Okazaki, Katsumi Watanabe, Norihiro Sadato 米国科学誌プロスワン(電子版2012年11月7日号)

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Text & Edit / Miyuki Nakao
Illustration /Shino Okubo
Design / Yujirou Suga(ma-h gra)
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