阪南大学、「全教室でスマートフォンを利用した座席指定システム」導入

阪南大学は、「全教室でスマートフォンを利用した座席指定システム」を導入する。
 
このシステムは株式会社富士通マーケティングと共同で開発され2019年4月より全国に先駆けて導入する。
 
このシステムでは、教員がいつでも瞬時に講義の座席表をWEB上で作成することができ、学生はまるで映画館の指定席を確認するようにスマートフォンで自分の座席位置を確認することが可能となる。限られた教室で座席を指定するシステムは従来もあったが、全教室で座席指定が可能となるシステムは他に例がない。
 
このシステムの導入効果として、スマートフォンで座席確認と出席登録が可能になる。
学生は、スマートフォンで簡単に自分の座席を確認できるので、従来、教室に掲示されていた座席表を確認する必要がなくなる。教員は、自分で掲示を作成し、教室に貼ることがなくなるため、講義準備の時間を大幅に節約することができる。加えて、出席登録システムと連動させることで、座席位置に学生がいるのか瞬時に確認できる。
 
また、本システムの活用により、特定の学生による座席の偏りが無くなり私語の抑制に効果があることから、健全な授業運営を実現し、本来の講義に専念する時間をさらに創出できる。さらに、毎回座席を変化させることも可能なため、グループワーク等の活性化に繋がり、アクティブ・ラーニングの促進にも寄与する。
 
また、WEBシステムで全ての教室・講義に対応できるようになるため、将来的な教室拡張や改築に対応することも可能となる。

 
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