九州大学、第2回 SDGsデザインインターナショナルアワード 開催 〜8/31募集

九州大学は、第2回 SDGsデザインインターナショナルアワードの公募を開始した。

九州大学大学院芸術工学研究院SDGsデザインユニットおよび未来デザイン学センターでは昨年、第1回SDGsデザインインターナショナルアワードを実施した。13の国と地域、88大学から223件という多くの応募が世界中から寄せられ、 最優秀賞には、Zhejiang A&F University のTang Zhongyu 氏をリーダーとする”EXTENDED ISLAND”が選ばれた。

昨年の大きな反響を受けて、今年も国連の持続可能な開発目標であるSDGsをテーマにデザインで解決していくため「SDGsデザインインターナショナルアワード 2020」の開催を決定した。

第2回となる今年は、新型コロナウイルスが全世界でその解決が課題となっていることを踏まえ、「パンデミックを乗り越え、進化するためのデザイン」を募集テーマに、世界中の学生からアイデアを集め優れた作品を表彰する。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大は、人類に大きな課題を突きつけている。この世界的な危機、パンデミックを乗り越えるためには、デザインによるイノベーションが必要だ。世界中の学生から人類のこれまでの生活様式を変える画期的な作品が寄せられることを期待している。

【概要】
●対 象:デザインに関心のある国内外の高校生、専門学校生、大学生、大学院生
※個人もしくはグループ
※応募時に各種教育機関に所属していること

●応募デザインの条件
デザインのジャンルは不問。
プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、ファッションデザイン、建築、都市計画など実装を想定したものに限る。

●スケジュール:
・応募期間:2020年5月15日(金)~2020年8月31日(月)
・最終プレゼンテーション審査・授賞式:2020年11月10日(火)(予定)
*実施場所は新型コロナウイルスの影響を踏まえ後日決定。

●賞:
・最優秀賞1組
・優秀賞4組(Best Innovation賞、Best Impact賞、Best Quality賞、Best Feasibility賞)
・企業賞

◆研究者からひとこと◆
新型コロナウイルス、これほど世界中の人々を一度に苦しめた現象はかつてなかったと思います。この世界の課題解決のために学生ができることがあります。一人でも多くの学生がこのアワードに参加し、解決アイデアを世界とシェアすることで、学生のアイデアがパンデミックの解決への貢献につながることを願っています。
(九州大学SDGsデザインユニット長/教授 井上滋樹)

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