実践女子大学、学生が「MOS世界学生大会2020」エクセル部門国内予選で入賞

実践女子大学生活科学部 食生活科学科 健康栄養専攻 4年の笹目楓さんが、米マイクロソフト社のパソコンソフトの操作・処理技術を学生が競う「MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)世界学生大会2020」で、国内予選を勝ち抜き大学生・短期大学生のエクセル部門で入賞した。

昨年の2019大会の国内予選で、大学生・短期大学生のワード部門で入賞、さらに日本代表まで駆け上がった人間社会学部人間社会学科3年(当時)の福田夏代さんに続く快挙だ。

MOSは、米マイクロソフト社製のパソコンソフトの操作能力を証明する国際資格で、文書作成ソフト「ワード」や表計算ソフト「エクセル」、プレゼンテーション用表作成ソフト「パワーポイント」などの機能の理解度や操作の正確性・速さが試される。「スペシャリストレベル(一般)」と「エキスパートレベル(上級)」の2段階に分かれており、合格すれば事務・営業職の就職に有利と定評の資格だ。

公式発表によれば、MOSの国内受検者は累計で440万243人(2020年2月29日現在)に上る。受検者は年々増加傾向にあり、2019年も年間20万人以上が受験した。(※)2019年1月16日現在の累計受検者は420万107人。

このうち、学生に限れば、MOS合格者が出場を夢見る競技大会の最高峰が「MOS世界学生大会」である。今年も2020年8月に米国カリフォルニア州で開催予定の第18回大会決勝を目指し、笹目さんを含む3万6千人を超える学生が3月に行われた国内予選にエントリーした。2020年4月上旬の1次選考で入賞を決定、さらに4月中旬の2次選考を経て日本代表を決める仕組みで、日本代表に選ばれれば、憧れの加州アナハイムの決勝大会に進む。
(※)世界大会は新型コロナウイルス感染拡大(コロナ禍)の影響で5月中旬、中止が決定した。

笹目さんは全入賞者180人のうち、エクセルの大学・短期大学部門の上位成績者20人(第1~3位各3人、次いで入賞者17人)の一人に選ばれた。惜しくも2次選考で日本代表こそ逃したが、最終的に入賞者180人の中から日本代表に選ばれたのは6人にすぎず、エクセルの大学・短期大学部門からは1人だけ。選ばれたのは笹目さんと同じ17人の入賞者からだった。

翻って、笹目さんがMOSを初めて受検したのは、2019年9月22日に新宿区西新宿の会場だった。準備ができた受検生からパソコンに向かい自分で試験をスタートする仕組みで、1時間にわたり、エクセルの関数などの問題に取り組みんだ。問題はプロジェクト7まであり、プロジェクト1つについて小問は5問前後。実際に受検した感想は「問題は簡単だけど、満点(千点)を取るには1つも落とせないのが難しい」ものだったという。合格するには7割以上の正解が必要でしたが、笹目さんは「解き終わった瞬間、『あなたは満点です』とパソコン画面に表示された」という、これ以上ない最高の成績を収めた。

笹目さんがMOS受検を思い立ったきっかけは「就職の際、履歴書の資格欄に書きたかったから」。もともとエクセルは大学1年に学んだ「情報」授業で好成績を収めたことに加え、スキルを磨くため受講した本学が開設するMOS受検対策講座の存在が大きかったという。

笹目さんは、そのMOS受検対策講座を日野キャンパスで受検1か月前の8月22日から8日間受講。それぞれエクセル、ワードの90分講義が日替わりで4日間ずつあり、平日の午前10時から午後4時までみっちりとスキルを鍛えた。夏休みの猛暑のさ中、笹目さんによると、「1クラスで10人ぐらいの学生が学んだ」という。

MOS合格に加えて、大学3年生の時には日商簿記3級の資格も取得。「将来は企業の一般職かIT系へ就職したい」という笹目さんの希望は、世の中がコロナ禍で就職活動が思うに任せない中でも、情報サービス系企業から内定を獲得という形で実現した。資格取得に加え、専攻の栄養学の授業も「勉強の内容が楽しかった」と語る笹目さん。部活動はテニス部に所属して仲間とキャンパスライフを楽しみ、彼女の充実した大学生活は卒業まで14単位(必要単位は124単位)を残すのみとなった。

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