スポーツ局と情報制作部の経理を担当しています。制作の方からの番組の取材費やセットを作る美術にかかる経費などの申請を承認するほか、月に1回経理部内での会議で支払いをした実費の報告をする役目を担っています。担当している番組を見ていると、”この取材費の申請、承認したなぁ”と思い出すことがあるのも、この仕事ならではの魅力だと思います。会社の決算期が無事に過ぎると、ひと区切りついて良かったと達成感があります。入社してまだ1年足らずですが、職場では経理に関する専門用語とテレビ業界の用語も飛び交うなか、先輩方にわからないことも聞きやすく、とても居心地よい環境で、やりがいを感じながら、毎日仕事をしています。
経理を学んでいれば、就職に困らないかもとも思ったこと、そしてデスクワークが自分に向いているのではと思い、経理職を目指しました。数字や計算への苦手意識もなく、数学がいちばん得意だったことも選んだ理由でした。経理の仕事をしていた母の働き方が安定していて、取得した資格を生かせている姿を見ていたので、経理という仕事のイメージはつけやすかったのかもしれません。高校生のときに「スタディサプリ進路」で「事務職」で検索した際に上がってきたお茶スクの「通学がしやすい」「少人数制」などの特長に魅力を感じて選びました。落ち着いた環境での学びを求めて、オープンキャンパスに参加したのを覚えています。
正しく理解して進む、確信を得て学ぶことの大切さを体感し、分からないことが出てきたときの質問のしやすい雰囲気は、とてもよかったと思います。仮定で進めてしまうと、自信のある答えがないまま時間が過ぎてしまいます。一つずつその場で確認をして、「確認したから大丈夫」と受験する前の不安を解消できる環境でした。高校生のときに、選択でパソコンの授業を取っていたのですが、知らないことも多かったので、新しい学びや発見がたくさんありました。単元をしっかり習得してから次へ進むという授業の進め方も、自分に合っていたと思います。イベントや学校行事では、ふだん会話をしない人と交流をもつ機会があったのも、良い思い出です。
株式会社TBSサンワーク 経理部 勤務/ビジネス学科2年課程 簿記・会計コース 卒/2023年卒/入社前はあまりテレビを見なかったため、人の名前や番組名を覚えるところから始まったという清水さんから、職種や職場選びにおける重要なポイントを教えていただいた。「1自分ならできると信じる=自信がなくて不安があると何もうまくいかないので、自分を信じられるよう整えましょう。2自分に向いていない働き方を考える=どんな環境や条件だと働く意欲を失うかを考えると、好きな職種や環境がしぼられていきます。3違うと感じたら立ち止まる=違和感を覚えながら続けるのは苦しいので、自分に合う環境を見つけてください」とのこと。