勤務先の日本生命病院は、設立から90年以上にわたって地域の皆さんから信頼されています。その中で医療事務職として私が担当しているのは、入院患者様の医療費計算や入院レセプトの処理、当直制での救急患者様の受付など、いろいろな業務。まだまだ知識不足で大変だなと感じることも多いですが、患者様の対応がスムーズにできた時やそれまで分からなかったこと、新しいことができるようになった時に喜びを感じます。仕事では、診療情報管理士の方やドクターと関わることも多く、自分の成長の大きなプラスになっていると実感。今後は、もっと知識を身につけて、色んな診療科にも対応でき、周りからも頼られる医療事務になりたいです。
学生時代に取り組んで、就職にも役立ったと思うのは資格の取得です。中でも、医療事務の仕事の中で重要なレセプト作成業務に関わる資格・診療報酬事務能力認定試験は、「絶対取らなくては!」と頑張って勉強しました。なかなか難しい試験なので、学生時代は、授業中だけでなく、放課後も学校に残って先生に分からないことを質問したり、過去問題を解いて対策したのを覚えています。資格試験のサポートもそうですが、就職活動の時も、先生方はいつも本当に親身でした。履歴書を見ていただいたり、面接の練習をしていただいたり、最初から最後までとことん、惜しみないサポートをしていただいた先生方のことは、今も忘れられないです。
医療事務として活躍する上で、資格を持っていることは大きな強みになり、就職時には自信につながります。その点、この学校は、医療秘書検定や医事コンピュータ技能検定など、在学中に取得できる資格の数が多く、取得を先生方や学校がしっかり応援してくれるのが良いところです。もちろん、病院ではパソコンスキルも重要視されますので、医事コンピュータの授業でしっかりパソコンの使い方やソフトの扱い方も学べるのは安心。医療事務になるには、他にもいろいろ学ぶことが多くて大変ですが、学校での日々の授業や資格取得は、皆さんの「将来、医療分野で働きたい!」という夢の実現に絶対役立つので頑張ってくださいね。
公益財団法人 日本生命済生会 日本生命病院勤務/医療秘書・情報学科/2019年卒/医療の仕事に興味があり、自分の性格に事務の仕事が向いていると考え、医療事務を目指すようになった前川さん。在学中に数多くの資格が取得できることに魅力を感じて入学した大阪医療技術学園専門学校では、意欲的に資格取得に挑戦した。現在は、地域の医療機関として100年近い歴史を持つ日本生命病院の医事サービス部で医療事務として活躍している。