国賓・皇室をはじめ国内外のお客様をお迎えする一流ホテルでありながら、アットホームさも感じていただける、そんな素敵な空間でホテルの顔としてお客様の大切な一日に関われることをうれしく思います。「少しでも喜んでいただければ」と思い提案したことが、お客様を笑顔にできたときは大変うれしいですし、ビジネスでご利用の方にも「今度は家族と来ます」と言っていただけたときには素敵な滞在になったことを感じ取れ、お客様の何気ない反応や言葉でとても温かい気持ちになります。忙しく大変な面も多くある仕事ですが、それ以上に、お客様と接し、反応がダイレクトに伝わってくるフロントでの仕事はとても魅力的でやりがいがあります。
子どもの頃から英語が好きで、英語を使う仕事に就きたいと漠然と考えていました。語学系の短大を卒業後、さらに語学力に磨きをかけようと考えて専門学校へ進学しました。ホテル業界に進もうと決めたのは、在学中に経験したホテルでの接客のアルバイトがきっかけでした。ホテルには多くの仕事がありますが、中でも国内外問わず多くのお客様と接することができ、ホテルパーソンとしてとても細やかな気遣いをされているフロントスタッフの姿に魅了され「ホテルのフロントで働く」というのが私の夢となりました。志望する業界でアルバイトをするなど、いろいろなことを在学中に経験しておくことは大切。それが夢を叶える一歩になると思います。
もともと人見知りで積極的に前に出るタイプではなかったのですが、お互いに刺激し合える「学科を越えたたくさんの良きライバル・仲間」に出会えたおかげで、卒業する頃には何事にも積極的にチャレンジする、向上心あふれる自分になっていました。在学中に努力し続けることの大切さや失敗を恐れないことを学ぶことができたおかげで、現在の私があると思いますし、ここでの2年間はとても大切な財産となっています。みなさんも、やりたいことがなかなか決まらなくても、焦らなくて大丈夫。私もホテル業界と決めてからも何度も違うことに興味をもち、迷いました。先輩や卒業生に話を聞いてみてください。何か参考になることがあると思います。
リーガロイヤルホテル京都 宿泊部フロントサービス課勤務/グローバル語学学科/2016年卒/関西外国語大学短期大学部英米語学科出身 / 子どもの頃から英語が好きで、英語を使える仕事をしたいと思っていた松本さん。高校卒業後は語学系短期大学で学び、さらに英語に磨きをかけるために大阪ホスピタリティ・アカデミーのグローバル語学学科に進む。在学中、ホテルでのアルバイトをきっかけにホテルのフロントスタッフを目指す。そして夢を実現させてリーガロイヤルホテル京都のフロントクラークとして活躍中。「また来たよ、と言って下さるお客様が増えるよう、これからもお客様一人一人に寄り添ったサービスを心がけたいと思います」と意欲を燃やす。