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  • あみ しゅうじろうさん(アニメーション科/アニメーター・演出)

東京都認可/専修学校/東京

トウキョウデザインセンモンガッコウ

「しまじろう」から「ガンダム」まで作品は多種多様

先輩の仕事紹介

アニメ制作は「終わらない文化祭の準備」。それが楽しめる人にとっては最高の仕事です

アニメーター・演出
アニメーション科/2011年3月卒
あみ しゅうじろうさん

この仕事や研究の魅力・やりがい

現在はフリーのアニメーター・演出家として、若者向けから幼児向けまでさまざまなアニメ制作に関わっています。同じ作品の同じキャラクターでも、作画する人によって微妙に作風やクオリティが違うのが、アニメの面白いところ。それが演出をする上での難しさでもあります。制作の現場はやはりハードで、例えると「いつまでも終わらない文化祭の準備」のようなもの。1つの作品が終わってもすぐに次が始まります。それを乗り越えて行けるのは、やはり好きな仕事・楽しいと思える仕事だから。自分の描いた絵が全国ネットのテレビで流れると、すべての苦労が報われ、また次の仕事を頑張ろうというモチベーションが湧いてきます。

学校で学んだこと・学生時代

もともとはマンガ家を目指していましたが、高校でアニメの面白さを教えてくれる先生に出会い、進路を変更。本校の体験入学でも現役のアニメーターの講師にお話を聞いて魅力を感じました。マンガは作家性が強く、ほぼ1人で世界を作り上げるのに対して、アニメは集団でしか作れません。卒業作品もグループで協力して作りましたが、ものの見方や表現の仕方、画力、プロジェクトへの向き合い方は1人1人違います。それを1つの作品にまとめ上げていくのが、アニメ制作のもっとも難しいところ。自分のスキルを磨くだけでなく、相手の考え方やポジションなどを理解する力が必要です。そうしたことを在学中から学び、現在の仕事にもつながっています。

作画する人によって作風が変わってきます

分野選びの視点・アドバイス

一番大切なのは、自分をよく知ること。友達と遊んでいる間も自分をよく観察して、どんなときに楽しいのかを進路選びに生かしてほしいです。同じアニメ好きでも、観るのが好きなのか描くのが好きなのかでは、進むべき方向が全然違うはずです。高校生は周囲から「いい大学」を勧められがちですが、「いい大学の先に何があるのか」までは教えてもらえません。自分が本当にやりたい仕事に結びつくのは、やはり自己判断です。少しでも興味があればそちらに進み、向いていないと感じたら方向を変えればいい。それは失敗ではなく「発見」です。人からどう思われるかよりも、自分にとっていい経験ができるかどうかを大切にしてください。

母校では講師として在校生の指導にあたっています

あみ しゅうじろうさん

フリーランス/アニメーション科/2011年3月卒/フリーランスとして独立後、(株)エイトビット、(株)ぎゃろっぷ、(株)MAPPA、(株)A-1 Pictures、(株)ライデンフィルム、(株)ウィットスタジオなどのアニメーション制作会社と契約。「東京レイヴンズ」「遊☆戯☆王ARC-V」「牙狼〈GARO〉-炎の刻印」「逆転裁判 その『真実』、異議あり!」「はねバド!」「ヴィンランド・サガ」など数々の作品に作画監督・演出として携わる。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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