
地域に配布するリーフレットの作成も行っています
地域包括支援センターは、地域にお住まいの高齢者の方々の総合相談窓口。ご本人やご家族の様々な困りごとの解決に向けたサービスにつなげたり、介護保険認定のための訪問調査の調整や申請書の作成を行ったり。地域のお祭りやイベントでは福祉用具体験なども企画し、地域住民の介護予防活動やセンターの認知度アップを図るなど、幅広い業務に取り組んでいます。利用者の方から「ありがとう」と声をかけていただく時や、ケアマネージャーや医療職、地域の方などたくさんの人と関わる仕事で自分の周りの輪が広がっていくのはうれしいです。難しい支援でも周りの方の協力を得ながら進んでいくことが大きなやりがいにつながっています。
就職活動を始めた時、自分に合う仕事はどの分野なのかとても悩みました。大学3年生の夏には児童養護施設での実習を経験。その後、学習支援のボランティアなどにも参加し、様々な児童福祉の分野で人との関わり方やその人に合った寄り添い方について学ぶことができました。貴重な経験にはなりましたが、仕事としての選択には至りませんでした。今の職場は大学の先輩がすでに入職されており、ゼミの先生の勧めで見学に訪れたのが最初の出会い。実際に職場を見て、行政と連携した業務が自分に合っていると感じたのが決め手になりました。社会福祉士の資格や大学で学んだ専門知識も活かせる仕事にぜひチャレンジしてみたいと思いました。

地域の身近な相談員として活動しています
学生時代は将来につながることを学びたいと考え、様々な福祉の分野について学ぶ機会を持ちました。児童養護施設での実習は、泊まり込みで1か月!なかなか大変でしたが、一緒に参加していた友人と、同じ部屋で夕食を食べながら語り合ったり、支え合いながら頑張りました。福科大は本当に学生と先生との距離が近く、どんなことでも相談できる安心感があります。ゼミの先生にはたくさんアドバイスをいただき、お世話になりました。社会福祉士の国家試験対策も、合格にむけてびっしり細やかにサポートしていただきました。大学祭ではゼミの仲間たちと協力して、タコスの屋台を出店。完売するほどの人気を集めたこともいい思い出です。

大学時代の仲間たち。今も情報交換など交流しています

社会福祉法人キリスト教ミード社会舘(宮原センター)淀川区東部地域包括支援センター 勤務/社会福祉学部 福祉創造学科[旧:社会福祉学部 社会福祉学科]/2024年3月卒業/「困った時には澤田さんに話してみようと思ってもらえる関係性を築くことが目標です。なかなか時間のかかることですが、まずはしっかり業務に取り組みながら頑張ります」と話す澤田さんは入職1年半の若手スタッフ。利用者さまからは孫のように親しまれている。趣味は海外サッカーチームの試合観戦。職場の先輩に誘われてフットサルを楽しむことも。休日は家事に集中。平日に少しでも楽をするために、作り置きのおかずを準備する料理男子。職場には手作り弁当を持参。
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