「第一希望の公務員採用に合格すること」を目標に、筆記試験や面接試験などに向けて、日々それぞれの対策授業を実施しています。特に筆記試験は政治経済や日本史、地理、生物、地学などの暗記系の科目が多いので、過去問の研究などを駆使して攻略法を導き出し、常に高い合格率・就職率を目指しています。学生の中には「公務員=市役所や警察」といった、漠然としたイメージで入ってくる方も多いですが、学んでいく中で「公務員」という仕事の幅の広さを知って、自分に合った仕事を見つける方も多いです。また、公務員試験は難しいからこそ、途中で不安になる学生もいるので、私自身が公務員だったときに経験した仕事の素晴らしさややりがいを伝えていくことで、将来をイメージしてもらい、それをモチベーションに頑張ってもらえたらと思っています。
池田先生のモットーは「ゼロからわかりやすく、丁寧に教えること」。専門的な言葉や横文字などはなるべく使わずに、学生誰もが理解しやすい説明を心がけているそう。公務員試験の筆記試験対策としては「過去問や自治体の研究に力を入れています。出題のポイントを分析すれば、データに基づいた効率的な勉強ができます」と池田先生。また、面接等の人物試験対策では、大原ならではのイベントを通してコミュニケーション力を身に付ける。クラスのグループワークなどで自主性も鍛え、社会に求められる人材の育成を目指していく。
公務員は、市民の「もっと暮らしやすくなったらいいな」という思いを叶えていける仕事です。少しでも「人のために働きたい」「地域に貢献したい」という気持ちがあるなら、公務員はとても魅力的な仕事だと思います。
専門:法律・行政/法律行政2年制学科/東日本大震災をきっかけに「人の命を助ける仕事がしたい」と消防官を志す。大原学園で学び、公務員に試験合格。札幌市消防局で警防業務に従事する。退職後、大原学園にて自身の経験をもとに受験指導に携わり現在に至る。休日はカラオケの歌唱力向上のためにボイストレーニングに通う。また、長野の善光寺に行って以降、座禅が日々のストレス解消に役立っているとのこと。