検査科学を学ぶことで、広がる将来の仕事
医学と医学検査の知識、コミュニケーション能力を備えた臨床検査技師に
臨床検査技師の知識と技術を活かして法医学の道へ進んだ松田先生に臨床検査の未来と可能性について、営業の立場から臨床検査技師の仕事を支える道を選択した学生に4年間の大学生活についてお話をうかがいました。
検査科学/臨床検査学分野病態機能検査学領域
保健医療学部 検査科学科
松田 洋和教授
- 専門分野/「法医学」「解剖学・病理組織細胞学」
- 1989年美萩野臨床医学専門学校卒業(臨床検査技師免許取得)、国立宮崎医科大学法医学教室文部技官として法医学の道へ。医学博士・保健衛生学士の学位取得後、同学へ。
医療機関や法医学、製薬会社など多様な分野で活躍が期待されます
「縁の下の力持ち」ではない、次世代を担う臨床検査技師を育てたい
時代とともに臨床検査技師の役割も大きく変わり始めています。例えば高齢化により増加している在宅医療。「現場ですぐ検査結果の数値を読み解ける、臨床検査技師をパートナーにしたい」というドクターもいます。そのニーズに対応するため、本学に不足していた「栄養学」をいち早くカリキュラムに導入しました。時代の流れを察知し、学びの内容も柔軟に変化させることで、高度な知識と技術を持った「医療人」を育てていきます。
私の専門「法医学」の分野も臨床検査技師の学びに繋がっています
学生の人柄を理解するために授業ごとに学生一人ひとりと意見交換
臨床検査技師の知識は環境問題や食品業界でも活かせると考えます
4年間で磨いた自主性を活かし、検査結果の原因まで考えられる臨床検査技師に
松田先生のおかげで自主性が磨かれました。先生は何でも「やってみなさい」と応援してくれますし、自分で考えるように導いてくれるので、新入生のオリエンテーションに在学生との交流イベントを追加したり、臨地実習直後に後輩に体験談を話す時間を作ったりと様々な企画を提案することができました。4年間で自信がつき、就職先は能力重視の病院へ。先生は「君に合う病院だから安心して送り出せる」と仰ってくださいました。
検査科学科4年 中岳 慎太郎さん(長崎県立大村高校出身)
松田先生が担当される法医科学が学べる、全国でも珍しい大学です
検査結果だけではなく原因まで考えられる臨床検査技師になりたい
高校生へのメッセージ
臨床検査技師の仕事は、医療機関や法医学の分野において非常に重要な役割を担っており、大変やりがいのある仕事です。探究心旺盛で、様々なことに興味を持って取り組めるガッツのある学生を待っています。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。
この先生・教授から学べるのは…
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