美容業界に興味をお持ちの皆さんにとっては「お洒落が好き」「キレイになりたい」という気持ちはきっと大前提。でもその裏にはもしかしたら「コンプレックスを克服したい」という気持ちもあったりするのでは? 実は私自身も子どもの頃からクセっ毛が悩みで、しかも人見知りな性格でした。そんな私が美容室のアシスタント時代に同じように髪質で悩んでいるお客様にブローをしてお見送りする際に「あなたのおかげでいつもセットしやすくて、すごく嬉しい!」と仰って頂けたことにビックリ。長年のコンプレックスがプロの美容師としての得意分野に変わった瞬間でした。「学んだ技術でお客様をキレイに、幸せにしてあげたい」という気持ちが美容師の原動力。積み重ねた技術のその先にきっと新しい自分と出逢えることも、美容師の仕事の楽しみです。
美容師国家資格取得に向けた荒木先生の授業は、ただ試験に合格すれば良いだけではない。「一見、華やかな職業に見える美容師ですが職業人の前にまず一人前の社会人になることが大切」と語る先生。ミスパリの校風もあって礼儀やマナーは日々厳しく指導する。自身の経験をもとに授業中には人見知りや不器用な学生にも先生から話しかけるとか。授業以外の時間に学生の人生相談にのることも。「ほとんどの学生にとってミスパリが最後の学生生活。社会に出た時のために母校の先生として出来る限りのことをしてあげたいです」。
手先が不器用でも引っ込み思案でもトーク下手でも大丈夫!その苦手分野が努力次第できっと貴方の魅力になるのが美容師の仕事。学んだ技術で誰かを素敵な笑顔にしたい。そんな貴方をミスパリで待っています。
子どもの頃から美容師になることが夢だった荒木先生は4年間美容室に勤務。そんな素敵な夢を分かち合える後進育成のために教員になり、授業を担当して以来「学生と泣いて笑っての毎日」とやりがいに満ちた教員生活20年目を迎える。