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  • 川村 花音さん(文学部 国文学科図書館司書コース/図書館司書)

私立大学/三重

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先輩の仕事紹介

人と本との出会いをつなぐ図書館司書。一生心に残る本を提供できたら嬉しいです

図書館司書
文学部 国文学科 国語・国文学コース/2022年3月卒
川村 花音さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

三重県の職員として、この春から公立高校の図書館に勤務しています。カウンターでの貸出や返却業務以外にも、図書館だよりの作成や資料の購入、関連記事の切り抜きと掲示など、様々な業務を行っています。他の学校図書館や公共図書館とも連携しているので、生徒から購入リクエストをもらった本の蔵書を確認して、他館から借りることもあります。やはり楽しいのは生徒と接している時。「この本面白かったよ」と言ってもらえると、提供してよかったと思います。学びを得る学生時代という大切な時期に、生徒と本の橋渡しができるのは大きなやりがいです。時には生徒から本をおすすめされることもあるので、自分の読書の幅が広がるのも面白いですね。

学校で学んだこと・学生時代

県立図書館への勤務を希望していたので、司書課程以外に公務員試験対策講座も受講しました。また学内の図書館サポーター「ふみくら倶楽部」では、本の展示やPOPを作る作業なども教えてもらえました。「ふみくら倶楽部」は学外のイベントも積極的に行っていたので、県内の新刊書店・古本屋・ブックカフェなどが集まる「ブックピクニック」のサポートなど貴重な体験ができ、自分にとってプラスになったと思います。個人的に県立図書館のボランティアにも参加しましたが、そこで小学生から高齢者まで幅広い年齢の方と触れ合えたことも、勉強になったと感じています。

本を手に取りたくなるように展示にも工夫を凝らす

これからかなえたい夢・目標

生徒達には、少しでも多くの本を読んでもらいたいと思っています。活字が苦手な生徒もいますが、まずは漫画やイラストを使った読みやすい本から手にして欲しい。そのために興味を引くよう展示の工夫をしたり、読書週間などの本に触れるきっかけとなるような機会を作ったりするつもりです。今は、生徒達が手に取ってみたいと思うのはどんな本なのか、生徒の気持ちを理解したいとアンテナを張り巡らせているところ。カウンターにいると、おしゃべりしに来てくれる生徒もいるんです。本を読むだけではなく、交流の場としても機能させていきたいですね。最終的に、生徒にとって居心地のよい図書館になればうれしいです。

「次にこの本はどう?」とつなぐことができると嬉しい

川村 花音さん

三重県立伊勢まなび高等学校勤務/文学部 国文学科 国語・国文学コース/2022年3月卒/中学校の社会見学で県立図書館に行った際、図書館司書の仕事に出会う。「こんなにも多くの本に接することができて、様々な人と本との出会いを提供できる職業がある」と知り、司書課程のある大学へ進学しようと皇學館大学の国文学科に入学。現在は公立高校の学校司書として月曜日から金曜日まで勤務。土日祝日休み。休みの日には、美味しいケーキ屋さん巡りや散歩などをして過ごすそう。少しずつでも前に進みたいという思いから、好きな言葉は「一日一歩」。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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