私はシステムエンジニアとして、自治体の仕事を担う部署に所属し、システム開発と運用のサポートを行なっています。苦労を重ねて出来上がったシステムが狙い通りに動いた時には、それまでの努力がすべて報われたような気持ちになります。また、私が担当した案件で「事務作業が軽減されて助かりました。」と喜んでいただけたことも大きな励みになり、その後の仕事のやりがいへとつながっています。現在は、まだ実力が足りず周囲に力を借りることも多いのですが、お客様により良いシステムを提案できるよう、常に知識をアップデートしスキルを磨いています。
もともとパソコンが好きだったこともあり、情報処理を学べる経営情報学科に進学しました。学科の友人がゼミの一環としてプログラミングを学ぶ様子を見て、ソフトウェアが動く仕組みに興味を持ち、IT業界を意識するようになりました。3年次にはゼミの仲間と、ふるさと納税を利用した婚活プランを作り、学内のビジネスコンテストで最優秀賞を獲得できたことも大きな励みになりました。IT業界に絞って就職活動をする中で、就職支援課に面接練習をサポートしてもらったことで、自信を持って試験本番にのぞむことができたことにも感謝しています。
この仕事でも最も大切なことは、お客様の要望を的確に汲み取り、最適な仕様を提案してシステムの基盤を構築することです。ここで必要となるのは、常にアップデートされた最新の知識に加えて、お客様との間で理解に相違がないように、丁寧に対話を重ねることができる忍耐力や思いやりです。また、システム作りはチームで進める仕事なので、コミュニケーション力も非常に重要です。私自身は、在学中にゼミの仲間と事業プランを作る経験で培った協調性が、大いに役立っています。
株式会社HBA/経済学部 経営情報学科 卒/2018年卒