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国立大学/長野

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信州大学、重金属除去材を搭載した携帯型浄水ボトルを発売
2018/12/18
信州大学は、携帯型浄水ボトルNaTiO(ナティオ)を12月25日に発売する。
 
今回、信州大学が世界を先導する結晶育成技術「フラックス法」を用いて開発した世界初の重金属除去材「三チタン酸ナトリウム」は、粉末の無機結晶材料で少量コンパクトかつ多種多様な重金属を素早く除去できるという特長があり、従来と比べて小型のカートリッジでも高い性能を発揮する。
 
2010年、2016年には共同出願特許の特許権を取得し、このたび、トクラス(株)による量産化・商品発売に至った。信州大学のフラックス法で育成した結晶材料の商品化の第1号だ。
 
重金属等除去材と浄水器の研究開発は「アクア・イノベーション拠点(COI)(科学技術振興機構 センター・オブ・イノベーション(COI)プログラムの支援を受け設置)」、重金属等除去材および浄水器のスケールアップ検討は「革新的無機結晶材料技術の産業実装による信州型地域イノベーション・エコシステム(文部科学省 地域イノベーション・エコシステム形成プログラムの支援を受け設置)」において推進している。
 
信州大学とトクラス(株)は、携帯型浄水ボトルNaTiO(ナティオ)の発売を皮切りに、浄水器「NaTiO」シリーズのラインナップを水栓一体型(スパウトイン型)やアンダーシンク型等に拡大してゆく計画だ。
 
さらに、国連の「持続可能な開発目標(SDG’s)」の開発目標の一つ、「6.安全な水とトイレを世界中に」の実現に資する取り組みとして、経済ピラミッドの底辺層(BOP)諸国への展開も可能な安価なフィルターメディア(ティーバッグ型等)も開発。
 
水に溶け込んだ様々な有害物質をターゲットとして、各国の水事情に合せた除去材を開発・搭載、世界に展開していく。
 
■詳細リンク先(https://www.shinshu-u.ac.jp/topics/2018/11/natio.html)
 
信州大学(国立大学/長野)
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