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京都精華大学、国際的な教育・研究プラットフォームに創立メンバー校として加盟
2020/1/15
京都精華大学はこのたび発足した、国際的な教育連携、研究ネットワーク、共同制作の新しいコラボレーションプラットフォームである「Shared Campus」に創立メンバー校として加盟した。2019年12月5日には調印式が行われ、ウスビ・サコ学長が「2カ年合意」に調印した。
「Shared Campus」は、教育フォーマットと研究ネットワークのための国際的な連携プラットフォーム。ヨーロッパとアジアの7つの芸術大学によって発足した。
今日、地球規模で重要な諸問題に取り組むためには、国境を越えた緊密なネットワークづくりが大きな課題となり、アートやデザインにも重要な役割が期待されている。「Shared Campus」は、集合的な知識を築き上げ、議論を深め、距離を超えたクリエイティブな対話を実現することを目的として創立された。
学際的な活動領域と将来を見据えた、このプラットフォームの世界的にもユニークなアプローチは、これからの高等教育と持続可能な国際連携のあり方を考える上で決定的なモデルとなりうると、提携するすべての教育機関が確信している。
「Shared Campus」加盟校の学生、および関係者は、このプラットフォームで行われる教育・研究活動への参加を通して、国境を超えた知識と技能を得ることができる。
「Shared Campus」は学際的な協働をその考え方の基盤とし、多文化共生社会といった今の世界の課題解決について、5つのグループに分かれて、分野別に共同研究を進めていく。
京都精華大学では、「ポップ・カルチャーズ」や「クリティカル・エコロジー」などでの共同研究のほかに、教育プログラム(サマースクールや制作留学)の開発や、連携大学への学生の派遣を検討している。
このプラットフォームへの参画を機に京都精華大学の教育研究活動の更なる国際化を推進する。
●発足記念カンファレンスが開催された
「Shared Campus」発足を記念して、12月5日から7日にチューリッヒ芸術大学にて発足記念カンファレンスが開催され、国際的に高い評価を受けるアーティストや研究者が参加し、多数の講演会やコンサート、パフォーマンスの観覧を通して交流を深めた。
カンファレンスに通底していたのは、「自己」と「他者」を隔てる壁の流動化にアートやデザインがどう応えるかというテーマ。個人としての居心地の悪さをのりこえるための集合知や共同制作の実践、価値観や政治体制の違いを超えたアートの様々な事例、多文化環境における合意形成のための様々なデザイン、ヒトとヒト以外の共棲の問題や二酸化炭素排出量を抑えつつ国際交流を深める方法、そして最終的に、それらをこれからの世代に伝えていくための教育法についての議論が交わされ、「Shared Campus」の意義が確認・共有された。
「Shared Campus」公式HP:https://shared-campus.com
■詳細リンク先(http://www.kyoto-seika.ac.jp/info/info/pr/2020/01/06/53852/)
「Shared Campus」は、教育フォーマットと研究ネットワークのための国際的な連携プラットフォーム。ヨーロッパとアジアの7つの芸術大学によって発足した。
今日、地球規模で重要な諸問題に取り組むためには、国境を越えた緊密なネットワークづくりが大きな課題となり、アートやデザインにも重要な役割が期待されている。「Shared Campus」は、集合的な知識を築き上げ、議論を深め、距離を超えたクリエイティブな対話を実現することを目的として創立された。
学際的な活動領域と将来を見据えた、このプラットフォームの世界的にもユニークなアプローチは、これからの高等教育と持続可能な国際連携のあり方を考える上で決定的なモデルとなりうると、提携するすべての教育機関が確信している。
「Shared Campus」加盟校の学生、および関係者は、このプラットフォームで行われる教育・研究活動への参加を通して、国境を超えた知識と技能を得ることができる。
「Shared Campus」は学際的な協働をその考え方の基盤とし、多文化共生社会といった今の世界の課題解決について、5つのグループに分かれて、分野別に共同研究を進めていく。
京都精華大学では、「ポップ・カルチャーズ」や「クリティカル・エコロジー」などでの共同研究のほかに、教育プログラム(サマースクールや制作留学)の開発や、連携大学への学生の派遣を検討している。
このプラットフォームへの参画を機に京都精華大学の教育研究活動の更なる国際化を推進する。
●発足記念カンファレンスが開催された
「Shared Campus」発足を記念して、12月5日から7日にチューリッヒ芸術大学にて発足記念カンファレンスが開催され、国際的に高い評価を受けるアーティストや研究者が参加し、多数の講演会やコンサート、パフォーマンスの観覧を通して交流を深めた。
カンファレンスに通底していたのは、「自己」と「他者」を隔てる壁の流動化にアートやデザインがどう応えるかというテーマ。個人としての居心地の悪さをのりこえるための集合知や共同制作の実践、価値観や政治体制の違いを超えたアートの様々な事例、多文化環境における合意形成のための様々なデザイン、ヒトとヒト以外の共棲の問題や二酸化炭素排出量を抑えつつ国際交流を深める方法、そして最終的に、それらをこれからの世代に伝えていくための教育法についての議論が交わされ、「Shared Campus」の意義が確認・共有された。
「Shared Campus」公式HP:https://shared-campus.com
■詳細リンク先(http://www.kyoto-seika.ac.jp/info/info/pr/2020/01/06/53852/)